「ブログのパクリって、どうなの? あり、なし? 実際、完全にオリジナルな記事は書けないと思うんだけど…」
あなたは、こんな疑問を抱いていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「ブログのパクリ」をテーマに解説します。
「パクリ? いやいや、ダメでしょ!」と言いたくなるかもしれませんが、この問題は少し冷静に考える必要があるので、今回記事にすることにしました。
結論、「パクリの定義を明確にして判断しよう」です。
この記事を読み進めていただくことで、ブログのパクリについて理解を深めていただけるはず。重要な話なので、ぜひ最後までお付き合いください。
もくじ
ブログのパクリは、ありか、なしか?
結論、パクリの定義によってはあり。
でも、丸パクリ(コピペ)はNGです。
ここから、深掘りします。
パクリの定義を明確にしておこう
まずは、パクリの定義を明確にしておきましょう。
なぜなら定義によっては、「パクリ=あり」になるから。
パクリ全てがNGになると、この先何も書けなくなります。世の中のあらゆる知識や情報は、先人たちから受け継いできたものですよね。
僕らが「これ、まだ誰も気づいてないはず。フフフ、大発見じゃ!」と思って書いたブログの文章も、世界中をくまなく探せば、誰か一人ぐらいはすでに書いてるかもしれません。このあたり、けっこう難しい問題です。全部が全部ダメと言っちゃうと、全人類の首が締まるので、微妙ですよね。
パクリの定義と、ありなしについて
僕は、パクリの定義とありなしの判断を、下記のように考えています。
- ○参考にする
- ◎参考にする+付加価値をつける
- ×丸パクリ(コピペ)
簡単に言うと、参考にするのはありという考え方です。そこに自分の解釈や経験談など、付加価値をつければ、さらにいいね〜って感じ。後ほど改めて触れますが、丸パクリ(コピペ)はNGです。
まずは、こんな感じでパクリの定義を明確にしておくのが大事です。どこからがアウトなのか。あなたの意見はどうですか?
ブログの本質は、読者への価値提供
これは経験から言えることですが、ブログの執筆はパクることで効率化できます。世の中には、すでに情報が整理されたブログ記事がたくさん存在していますからね。完全にゼロから自分の知識と経験だけでブログを書こうとすると大変ですし、内容も薄くなります。
忘れちゃいけないのは、ブログの本質は読者への価値提供だということ。ブログをパクる、パクらないより、読者に対して価値ある記事が書けるかどうか。ここが重要です。
もちろん、全文コピペなどの悪意ある丸パクリはダメです。とはいえ、世の中にあふれる大量のブログ記事を参考にしながら、そこにあなただけの付加価値を加えることで、情報に厚みを持たせることには価値があると思います。結果として、厚みのある情報は、読者に役立ちますよね?
このように、僕ら書き手側の視点と、情報を受け取る読者側の視点、どちらから見ても、「パクリ=完全に悪」にはなりません。むしろ、僕らは高品質な記事が書けるし、読者は厚みある情報に触れることができます。お互い、メリットがありますよね。
なお、ブログの本質については、別記事でも解説しています。重要な話なので、「もう少し掘り下げて知っておきたいかも」という方は、ブログの本質とは?【目的とごっちゃにすると、自分が嫌いになる】をご確認ください。
注意点:丸パクリ(コピペ)はNG
ただし、先程もお伝えしたとおり、内容の丸パクリはNGです。ようするに、コピペ禁止。
というのも、丸パクリはGoogleからの評価が悪くなったり、著作権の問題に発展する可能性があるから。
それに、苦労してオリジナルの情報を書いてる人に対して失礼ですよね。僕だったらブログを参考にしてもらうのは全然OKですが、悪意を持って丸パクリされると、正直気分は良くないです。あなたも同じじゃないですか?
パクる側に視点を移せば、その瞬間は丸パクリしたことがバレなくても、長い目で見ると信頼を落とすことになりかねません。メンタル的にも、決して気持ち良いことではないと思うので、ズルはやめておきましょう。
とはいえ、誰かのブログを読んでいて、感銘を受けたり、実験データが素晴らしくて「自分のブログに載せたいなぁ」と思うことはあると思います。そんな時には、やり方があるんですよ。続きをご覧ください。
正式に、引用しよう
ブログは、引用ができます。コピペで丸パクリするのではなくて、「これは、〇〇さんのブログから引用しました」とわかるようにすればいいのです。これなら、お互いに損をすることはありません。
あなたは貴重な情報を引用できますし、引用される人は、あなたから「被リンク」を貰えますよね。つまり、win-winの関係を築ける。
今回ここで、ブログの引用方法を説明すると長くなってしまうので、詳しく知りたい方は以下のキーワードでグーグル検索してみてください。
- ブログ 引用
- ブログ データ 引用
最初のページに出てきた記事を何本か読み込めば、ブログの引用方法がわかると思います。どうしても誰かのブログ内容を使いたいときは、正式に引用すること。
繰り返しですが、丸パクリ(コピペ)はNGですよ。悪巧みは、やめておくのが吉です。
ブログのパクリ方のコツを解説
ここからは、ブログのパクリ方のコツを解説します。ようするに、うまく参考にする方法です。
「パクる=エッセンスを抜き出す」と表現しても良いかもしれませんね。
ライバルのブログを読む
まずは、ライバルのブログ記事を読むことから始めましょう。
理由は、参考になる箇所がたくさん見つかるから。効果的にパクるためには、多くの有益な情報に触れる必要があります。多読することで、基礎知識や周辺知識も学べますよね。
大量に読むことで、少しずつ大事なポイントがわかってきます。ライバルのブログ記事を参考にしながら、あなたのブログに活用しましょう。
なお、ガッツリめに競合記事の分析をしたい方は、ブログの勉強方法は競合分析がおすすめ【偏らない知識を得る手順4つ】もご覧ください。競合分析のやり方を解説しているので、参考にしていただけると思います。
自分のブログ記事に足りない部分を探そう
ライバルの記事を読むときは、「自分のブログに不足してる情報って何だろう?」という意識で読むと良いです。というのも、あくまで自分のブログ情報に厚みを持たせることが目的だから。
どれだけ一生懸命ブログを書いても、足りない情報は出てきます。誰しも「あれ、なんか物足りないなぁ…。なんでだろ?」みたいな感じになるはず。つまり、この部分を吸収する意識で読む。
もちろん全ての情報をカバーする必要はありません。情報量が多すぎると、読みにくくなったり、鬼の長文記事が仕上がったりしますから。
バランスが大切です。足りない情報は付け足しつつ、「これいる?」みたいな微妙な情報は、ガツガツ捨てること。あなたが思う、本当に重要な情報だけを吸収すればOKです。
収益化用の記事を見つける
3つ目のコツは、ちょっとだけ応用編。でも、めっちゃ大事なポイントなので解説しておきますね。
ライバルが、一体どの記事で収益化してるのかを探し出しましょう。そうすることで、収益化までの流れを学ぶことができます。
初心者の方が、いきなりブログで商品を紹介しても売れません。ライバル達が、
- どの記事で
- どのような読者に対して
- どのような説明を使って
商品購入まで進めているのか。このあたりの流れは、学ぶ価値が高いです。ぶっちゃけ、僕もライバルのブログを分析しつつ、ゴリゴリにパクっています。
関連:ブログで商品紹介して収入を得る方法【3つの手順でご紹介】
1つネタバレします
例えば僕のブログであるriveroomの場合、トップページのタイトル下に、ブログカードで4つの記事を並べています。実はこれが、収益化用の記事になっています。
多くの人の目に触れる位置ですし、他のブロガーも似たような位置に収益用記事を設置しているので、その手法をパクってるわけですね。
あと、このあたりにも収益化用の記事が潜んでいたりします。
つまり、読者の目に触れる回数が多い位置に収益化用の記事を置いてるということ。こうして文章でネタバラしすると、「てか、そんなの当たり前じゃないの?」みたいに思うかもしれませんが、こういうことを1つずつ発見して、参考にしながら積み重ねていくことが大切ですよ。
そのためには、上手い人のブログを分析してパクる。早くて効率的です。
補足:売る商品もパクろう
あと補足ですが、ブログ初心者の方は、売る商品を選ぶ時もパクる意識が大事です。なぜならライバル達は、売れやすい商品を売ってる可能性が高いから。
あなたもまず最初は、売れやすい商品を売った方がいいです。
先程から「パクる、パクる」と連呼してるので、なんだか悪いことをしてるように感じているかもしれませんが、あくまでここで言うパクるは、参考にするの意味合いなので、ご安心ください。別に悪いことをしてるわけではありません。
最初は、ライバルが売ってる「売れやすい商品」を売ってみましょう。そのためには、ブログを分析して、パクること。商品の選び方については、アフィリエイトで売れる商品の探し方を解説【事前準備&詳しい手順】よりチェックしてみてください。
まとめ:ブログのパクリは、正しく行おう
今回は、ブログのパクリをテーマに解説しました。
いかがでしたか?
結論、「パクる=参考にする」ならOKです。そこにうまくあなたの付加価値をのせることができれば、独自性も生まれますよね。
あくまでブログの本質は、読者に役立つ記事を届けること。正しくパクって、情報に厚みを持たせましょう。
念のため、最後のもう一度だけお伝えしておきますが、誰かのブログの丸パクリ(コピペ)はNGですよ。トラブルの元なので、くれぐれもやらないように注意してくださいね。
では、今日もコツコツと記事を書いていきましょう。収益化を目指しながらブログを書く方法は、ブログアフィリエイト記事の書き方【最初の1円を稼ぐ3つの手順】にて解説しています。