「アフィリエイトをするなら、セールスライティングが大事だと聞きました。今のところ知識ゼロなので、初心者でもわかるように解説してほしい」
あなたは、こんなふうに思っていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「アフィリエイトのセールスライティング」をテーマに解説します。
- 基礎知識
- セールルライティングの型と使い方
- 補足情報(おすすめ書籍など)
この3部構成でお届けします。
アフィリエイトにおいて、「セールスライティング」は欠かせないので、この機会に学んでみてください。「ふむふむ、なるほど」と理解してただけるよう、シンプルに解説します。
セールスライティングを使うことで、収益UPにつながりますよ。アフィリエイト初心者の方は、ぜひ最後までお付き合いください。
もくじ
アフィリエイトに欠かせない、セールスライティングの基礎知識
まずは基礎知識から解説します。
セールスライティングとは
セールスライティングとは、名前のとおり「商品を売るための文章」です。
営業トークの文章版と思ってもらうと、イメージしやすいかなと。商品を買おうかどうか迷っている読者に対して、商品の良さを伝え、不安を取り除き、最後に「買いましょう」と背中を押してあげる文章術です。
今回は、以下3つの型をご紹介。
- AIDMAの法則
- AIDCASの法則
- PASONAの法則
詳しくは、このあと記事の中盤で解説しますね。
いったんまとめると、セールスライティングとは、商品を売るための文章。このように覚えておいてください。
セールスライティングの重要性
なぜ、アフィリエイトにおいて、セールスライティングが重要なのか?
言うまでもなく、アフィリエイトで報酬を得るには、文章で商品を売る必要があるからです。対面の営業だったら、営業トークを使いますよね? 雑談だけで商品は売れません。これ、文章でも同じです。
加えて、商品にメリットがあるとわかっていても、「どうしようかな」と迷ってしまうのが人間なんです。つまり、あなたがセールスライティングを使って、読者に「買いの決断」をしてもらうわけです。だって、読者にとってメリットある商品なら、買った方が良くないですか?
テレアポ経験から確信した、相手の背中を押して上げる必要性
1つだけサクッと余談を挟みます。むかし5年間ほど、電話営業の仕事をしていたのですが、商品にメリットがあるとわかっていても、迷う人が多かった記憶があります。
その上で、最後にひと押ししてあげるだけで「YES」に変わることが何度もありました。でも慣れてないと、ビビっちゃうんですよ。「迷惑じゃないかな?」とひよっちゃう。
逆に、押してあげないと迷惑ですよ。「結局、オレはどうすればいいの…?」って、相手の迷いが深まってしまいますからね。
この例の場合は営業トークですが、根っこはセールスライティングも同じです。最後は、読者の背中を押してあげるべき。
前提として、「人はメリットがあるとわかっていても迷う」と理解しておきましょう。あなたが文章で商品を売りたいなら、セールスライティングの技術は欠かせません。
無理な売り込みはNGです
ただし、無理な売り込みはNGです。
読者がページを離脱してしまいますし、強引に営業をかけたところで、商品は売れません。もし仮に売れたとしても、相手が損をする可能性があるので、よくないですよね。
- 自分の利益が最優先で、読者の気持ちを無視する
- 悪意を持ってウソの情報を書く
例えば、こういったのはダメです。長い目で見ると、間違いなく損をします。だって、信頼がダダ下がりですからね。精神衛生的にも良くない。
アフィリエイトにセールスライティングは必須ですが、悪用は厳禁です。
アフィリエイトのセールスライティングの型と使い方
ここからは、先程紹介した3つの型を解説します。
- AIDMAの法則
- AIDCASの法則
- PASONA法則
実際、それぞれの法則を使って「英語教材」を売る文章も書いてみます。超簡単にまとめるので、例文として参考にしてみてください。
では、順番に見ていきましょう。
①AIDMAの法則
下記をご覧ください。
- 注意(Attention)
- 関心(Interest)
- 欲求(Desire)
- 記憶(Memory)
- 行動(Action)
この順番で文章を書くのが、「AIDMAの法則」です。英語の頭文字をつなげると「AIDMA」になります。
例文で見ていきましょう。イメージがわきやすいように、カッコの中には読者の気持ちを書きました。
例文(AIDMAの法則)
- 注意(Attention)→挫折しない英語教材を知っていますか?(え、そんなのあるの?)
- 関心(Interest)→これまで僕も何度も英語に挫折したのですが、そんな僕でも30歳から勉強をやり直して、今では英語の小説をスラスラ読めるようになりました。(私と同じだ…。てことは、私にもできるかも)
- 欲求(Desire)→英語がスラスラ読めると、世界中の面白いコンテンツを理解できるようになるので、毎日がより楽しくなりますよ。(たしかに可能性が広がるよね。なんだかワクワクしてきたかも)
- 記憶(Memory)→Amazonにも高評価のレビューがたくさんあります。(ふむふむ、Amazonなら信頼性も高そうだなぁ)
- 行動(Action)→購入はこちらです(よし、買ってみるか)
こんな感じですね。
絶対的な正解があるわけではないので、ライティングの型(流れ)を意識しつつ、自分なりに書いてみるのが大事です。
②AIDCASの法則
続いて「AIDCASの法則」です。
読者のプラスの欲求に訴えるセールスライティングと言われています。
- 注意(Attention)
- 関心(Interest)
- 欲求(Desire)
- 確信(Conviction)
- 行動(Action)
- 満足(Satisfaction)
例文(AIDCASの法則)
こちらも同じく、例文で見ていきましょう。
- 注意(Attention)→挫折しない英語教材を知っていますか?(え、そんなのあるの?)
- 関心(Interest)→これまで僕も何度も英語に挫折したのですが、そんな僕でも30歳から勉強をやり直して、今では英語の小説をスラスラ読めるようになりました。(私と同じだ…。てことは、私にもできるかも)
- 欲求(Desire)→英語がスラスラ読めると、世界中の面白いコンテンツを理解できるようになるので、毎日がより楽しくなりますよ。(たしかに可能性が広がるよね。なんだかワクワクしてきたかも)
- 確信(Conviction)→他の教材と比べてもお得な価格なので、安心していただけますよ。口コミも多数。(これなら、不安もなさそうだな)
- 行動(Action)→購入はこちらです(よし、買ってみるか)
- 満足(Satisfaction)→ちなみに購入後にも、〇〇の特典ありです(うんうん、決まり!)
こんな感じです。
次がラスト3つ目ですね。
③PASONAの法則
最後は「PASONAの法則」です。
読者のマイナスの欲求に訴えるセールスライティングと言われています。
- 問題提起(Problem)
- 問題点のあぶりたて(Agitation)
- 解決策(Solution)
- 絞り込み(Narrow Dawn)
- 行動(Action)
例文(PASONAの法則)
- 問題提起(Problem)→あなたは、英語の勉強が続かないと悩んでいませんか?(続かなくて悩んでる…。)
- 問題点のあぶりたて(Agitation)→今諦めてしまうと、あとから後悔しますよ。(たしかにそうよねぇ…。それは嫌だな)
- 解決策(Solution)→今回紹介する英語教材で勉強すれば、挫折せずに勉強を続けることができます。(へぇ、そんなのあるんだ)
- 絞り込み(Narrow Dawn)→しかも今だけ、料金割引と購入者向けの特典があります。(え? 今ならお得なのか)
- 行動(Action)→購入はこちらです(よし、買ってみるか)
こんな感じ。
ちょっと長くなりましたが、以上がセールスライティングの型と使い方の説明でした。
アフィリエイトセールスライティングの補足情報
最後は、補足情報のパートです。
中盤がボリューミーだったので、少し休憩してもらってもOKです。コーヒーでも飲んで、ゆっくりしてください。リラックできたら、続きをどうぞ。あと少しで終わりです。
よくある疑問:セールスライティングは、全部の記事で使うの?
セールスライティングは、全ての記事では使いません。主に、「収益用の記事だけ」で使います。
なぜなら、全ての記事でセールスライティングを使ってしまうと、営業色が強くなりすぎてしまうから。ゴリゴリしすぎると、暑苦しいですよね。「この人のブログ、なんか営業ばっかでダルいな…」と、読者に逃げられます。
補足ツイートもご覧ください
ブログ初心者の頃は知らなかったのですが、収益化を目指すなら、2種類の記事を作る必要があります。
①集客用の記事
②収益用の記事①の記事内に②を内部リンクするイメージ。読者の流れは「①→②」ですね。
全ての記事で収益化しようとすると、営業色が強くなりすぎるので、分けることが大切🤔
— Tatsuya (@Sugimoto_2017) December 25, 2021
上記ツイートのとおり。記事の種類は、
- 集客用の記事
- 収益用の記事
このように2つあるので、「収益用の記事」だけでセールスライティングを使えばOKです。
セールスライティングで意識しておくべき3つのこと
細かいテクニックとは別に、おさえておくべきポイントを3つまとめました。
- 商品を買うことで得られる「理想の未来」を伝える
- 購入前の不安を和らげる(=デメリットを伝える)
- 迷っている読者の背中を強めに押してあげる
簡単にまとめます。
読者に理想の未来を伝えることが大事
例えば、こんな感じ。
- ×:この英語教材で勉強すれば、単語に詳しくなりますよ。
- ○:この英語教材で勉強すれば、単語に詳しくなるので、ある日、英語小説を読んで笑っている自分に気づきますよ。
後者の方が、具体的に未来のイメージがわきませんか?
購入前の不安を和らげる
これについては、商品のデメリットをしっかり伝えてあげること。
- この教材、地味にページ数が多いので、ラクに英語を学べると思ってると挫折する可能性ありです。
- 挿絵が少ないので、一見難しそうに見えるかもしれませんね。
- たまに、マジで難しい英単語とかも出てくるので、疲れてる時に勉強すると萎えます。
例えば、こんな感じ。
デメリットを誤魔化すのは、NGです。読者の勘は鋭いので、間違いなく気づかれます。「あ、この人、ただ買わせたいだけだな」と思われたら、その読者は戻ってきません。
迷っている読者の背中を強めに押してあげる
最後の最後は、背中を押してあげる必要があります。このへんのニュアンスが難しいですよね。
- 商品の良さをしっかり伝える。
- デメリットも伝えて、購入前の不安を解消してあげる。
- ラスト。気持ちは買いだけど、迷ってる読者の背中を押してあげる。
全体の流れはこんなイメージで、この最後3つ目の部分です。
難しく考えすぎず、「今すぐのご購入をおすすめします」と書いて、商品のリンクを置いておけばOKです。
必ず読んでおきたい、おすすめの書籍2冊
セールスライティングの勉強に役立つおすすめの書籍を2冊載せておきます。
1冊目:10倍売る人の文章術
こちら、セールスライティングに加えて、マーケティングの視点も学べる良書です。商品を売るなら、顧客心理を理解しておく必要がありますよね?
読者がスルスル読み進めてしまう「滑り台効果」など、興味深い内容が書かれているので、これからセールスライティングを学ぶ方は、ぜひ読んでおきたい1冊です。
【レビュー】10倍売る人の文章術【伝説と呼ばれた広告あり】
2冊目:セールスライティング・ハンドブック
こちらは、全米で30年以上読み継がれていて、セールスライティングの全体像を学べます。400ページ以上あり、読み応え抜群なので、これから本格的に文章で商品を売ることを目指すなら、外せない1冊です。
セールスライティング・ハンドブック|商品を売るための文章が学べる
ちなみに余談ですが、僕は2冊とも持ってます。それぞれ2〜3回は読み込みました。
これからも、たぶん何度も読み返すと思います。お財布に余裕がある方は、ぜひ両方買ってみてください。
まとめ:アフィリエイトは、セールスライティングを使おう
今回は、アフィリエイトのセールスライティングについて解説しました。
いかがでしたか?
文章で商品を売るなら、セールスライティングは必須です。
もちろん、読者視点を忘れてはいけませんよ。あくまで、読者に役立つ記事を書きつつ、必要なタイミングでセールスライティングを使いましょう。
普段、Twitterでもライティングに関する情報を発信しています。この記事が参考になった方は、よければフォローしてお役立てください。
セールスライティングへの理解が深まったら、売れやすい商品を探してみましょう。いきなりあなたの好きな商品を売ってもOKですが、初心者のうちは「売れやすい商品を売る」という意識を持つことで、収益が出やすくなります。詳しくは、以下記事をクリックして内容をご確認ください。