ほとんどの投稿は、誰の興味も惹かない。
もしあなたが心を開いてくれるなら、この不快な事実におおむね同意いただけるはずです。もちろん、日頃からSNSで積極的な交流をしているなら別です。しかし、もしジャンルの学習を優先し、その上で学んだ内容を共有し、それ以外はXから離れているなら、おそらく同意いただけるでしょう。まさに今、僕自身がそんな状況なんです。
不安かどうかですか?
正直、微妙なんですよ。もう少し孤独や取り残される不安を感じるかと思ったんですが、そうでもない。むしろ、やるべきことをやるしかないと覚悟が決まってくる。
さて、ここでもう一度、不快な事実を引っ張り出しましょう。ほとんどの投稿は、誰の興味も惹かない。この事実について、Xのブックマークを整理している時に素晴らしい海外ポストを見つけました。
Most posts interest nobody.
And it’s not an algorithm problem, or a writing problem, or even a hook problem.
The issue is simpler: too many people obsess over writing courses that show you how to polish empty sentences and hope they magically become interesting.
But few want…
— MERCVRE (@MercureCopy) October 21, 2025
■翻訳
(ほとんどの投稿は誰の興味も惹かない。
それはアルゴリズムの問題でも、書き方の問題でも、フックの問題でもない。
問題はもっとシンプルだ。あまりに多くの人が、空っぽな文章を磨いて魔法のように面白くなるのを期待するライティング講座に夢中になっている。
でも、不快な真実を認めたがる人はほとんどいない…
ライティングは、ただの鏡だ。君の思考の質を映し出す。
これが書くのがクソほど難しい理由だ。なぜなら、明確な思考は難しいから。トピックを調べるのも難しい。表面的なものを超え、実際に意見を形成するのも難しい。
あらゆるフレームワークを学び、公式をマスターし、うまくいく投稿を研究したところで…それでも人々が通り過ぎるコンテンツを書いてしまう。
なぜなら、どんなテクニックも浅い思考は隠せないから。
もちろん、良い書き手にならなくていいと言ってるわけじゃありません。
書き方より思考の改善に力を注ぐべきだということです。
思考の改善とは:
- 独自の視点で概念を再構築する
- 専門用語の陰に隠れず、複雑なアイデアを説明する
- あなたがよく知っているものに挑戦する視点を積極的に求める
- 無関係に見えるアイデアをつなげて、どう組み合わさるかを示す
- 知らないことを認め、全ての答えを持ってるフリをやめる
ここからが、本当の仕事です。魅力的なものと、忘れられるものの分かれ目。
でも、ほとんどのアドバイスは的外れだ。
入力(思考)を直さず出力(文章)を直そうとする – 「もっと投稿しろ! より良いフックを使え!」
もちろん、これらは大事です。しかし、根深い問題に対する絆創膏に過ぎません。
あなたは伝えようとしていることについて、十分に深く考えていない。
目立つほとんどの書き手は、秘密の公式など使っていない。
彼らは、誰よりも深く考えている。
彼らは不快な質問に向き合い、自分の前提に挑戦し、概念をクリアに理解するまで格闘する覚悟がある。
そうすれば、執筆作業はラクになる。
なぜなら思考の明晰さは、表現の明晰さを生むから。
多くの人は、このステップを飛ばす。手っ取り早く済ませたいんだ。
でも近道はない。発言する前に、言おうとしていることをしっかり考えなければならない。
良いニュースは、この習慣を身につければ、あなたはすぐに目立つことです。
フックやフォーマットにこだわる最適化屋たちとの競争をやめる。
あなたは、違うゲームをプレイしているんだ。深みが装飾に勝ち、内容がスタイルを打ち負かすゲーム。
そこで人々は、実際にあなたの文章を読みたくなる。なぜなら、あなたが読む価値のあることを言っているからだ。)
僕の解釈では、要するに彼はこう言ってる。
「あなたは伝えようとしていることについて、十分に深く考えていない」
もしかしたら、この意見を否定したいかもしれませんね。「いやいや、私は考えてるよ」と。でも、僕は同意します。
Xのタイムラインを高速でスクロールしている時、あなたは価値を感じていない。なぜなら、深く考え抜かれたポストが少ないからです。何となくウケを狙い、何となくインプレッションを増やそうとし、なんとなくコミュニケーションをとる。
ただ、全てを否定する気にはなれません。
なぜなら思考に時間を費やすのは、勇気がいるからです。
考えている時間は、前進を実感できません。時間を無駄にしている感覚になる。ポストを1本投稿すれば、少なくとも達成感はある。そこに共感のコメントでもつけば、途端にあなたの快楽スイッチは押され、5分後、そして10分後にもXを開くでしょう。
思考をすっ飛ばして書いても運が良ければ拡散しますが、誰の記憶にも残りません。なぜなら、そこには独自の視点がないからです。タイムラインを流れていく多くの投稿と同じように、忘却の彼方へ消えてしまう。
考えるためには、時間が必要です。
日頃から考えるクセをつけ、安易に同意したり共感したりせず、あなた独自の視点を養う必要がある。「本当にそうなの?」と疑問を持つ。
このメールを書くにあたって考えてみました。普段、誰のポストを読んでるんだろう? と。何名か頭に浮かびました。彼らの共通点は? 独自の視点を持っていることです。そして独自の視点は、思考なくして生まれない。
もし興味を惹く文章を書きたいなら、書き方ではなく思考を重視しましょう。
なぜなら、思考こそがあなたの視点を生み出し、あなたのコンテンツの根幹をなすものだからです。
では、具体的にどうすればいいんでしょうか?
あなたの興味を惹くポストを集め、なぜ印象に残ったのかを考えながら文章を書いてみてください。
秀逸なポストは、思考を深めるのに役立ちます。毎回ゼロから考えるのは難しいですが、優れた素材があれば効率的に考えることができる。実際このメールも、長い間ブックマークしていた海外ポスト(前半でご紹介したもの)をベースに思考しながら書きました。
- 印象的なポストをブックマークする
- しばらく寝かせる
- 読み返し、あなたの興味を惹く理由を考えながら文章を書く
少しの勇気を持ち、思考に時間を費やしましょう。
深い思考は、あなたをその他大勢から際立たせます。
Tatsuya
P.S.
もしブックマークが枯渇していて、あなたの興味を惹くポストがなければ、海外ポストライブラリーをご活用ください。ここには、印象的な海外ポストが100個あります。あなたのインスピレーションを刺激し、深い思考を手に入れるのに役立つでしょう。