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このニュースレターを狂ったように読んでいました

実はこのメールの構成は、2日前に書き終えていました。

数日寝かせたアイデア、そして紹介したい海外ポストがあったんです。しかし夜勤の合間に構成を書き終えた時、気持ちが乗っていない自分に気付きました。

なんで?

内心、他に書きたいテーマがあったからです。でも、上手く書けるか不安でした。だから別の機会に書こうとしていたんです。でも逃げの姿勢を察したのか、僕の内側が「書けよ」と言ってきました。結局、完成した構成を捨て、ゼロから書き直しました。そしてそのメールは今、あなたが読んでいるものです。

今日は、ゲイリー・ハルバートについて書きます。

もしコピーライティングを齧った経験があれば、名前は聞いたことあるんじゃないでしょうか? ハンバーガー屋を成功させるために欲しいのは、「腹を空かせた群衆だ」と言ったエピソードを知っているかもしれません。

ここ数日、彼のニュースレターを狂ったように読んでいました。日常生活に新たな楽しみが生まれるのは、人生の醍醐味の一つですよね? 彼のニュースレターは、まるで日に焼けた紙にタイプライターで文字を打ち込んだような雰囲気で、黄色い背景に小さな文字が並んでいます。元々は、売るための文章を学ぼうと読み始めました。でも気付けば読み物としての面白さに夢中になり、次から次へと読み続けていたんです。

時に彼は、容赦ない物言いをします。SNSで嫌われることを恐れる現代人にとっては、受け入れ難い表現もある。不快になる人もいるでしょう。僕なら書くのをためらう強い言葉があり、圧倒的な実績、自信満々な振る舞い、傲慢に見えたと思いきや時折顔を覗かせるユーモア。マーケティングやセールスに関する鋭い洞察、具体的なアドバイス、巧妙なストーリーテリング、期待感を高める文章、そして展開が予測できない緊張感…

調べたところ、彼は約18年〜20年間(1986年9月〜2007年頃)、ほぼ毎月書いていたそうです。そして、2007年に亡くなりました。リアルタイムで彼のことは知りませんでしたが、こうして何十年経っても楽しめるニュースレターを書いてくれたことに、尊敬と感謝の念が湧いてくる。

あなたに伝えたいのは?

文章の可能性。

あなたの秀逸な文章は、読者を強烈に惹きつけます。ただし、長文であることが条件です。なぜなら、あなたの知識、価値観、ストーリー、人間性、これらを伝えながら読者を魅了するには、あるまとまった量の文章が必要だからです。

もちろん、ただ長ければOKというわけでもありません。伝えるべきテーマがあり、それを明確に伝える文章力と、本音を書く勇気も持たなくてはいけない。これはある意味で、SNS依存への警告でもあります。

長文を書けなんて、お前のポジショントークだろうって?

たしかに、ポジショントークも混じっているでしょう。でも僕は心底、長文の重要性を感じているんです。なぜなら、自分の行動を振り返れば明らかだからです。

時々、人の短文ポストを読みます。新たな気付きを与え、視点を変えてくれる素晴らしいものもある。しかし、多くはそうではありません。純粋な知識や思考を読みたいのに、関係性を深めるという名目で相手に媚び、さりげなくマウントをとり、実績を自慢しあい(かつての実績が、今も永遠に続いているかのように見せかけながら)、期待を煽り、全てを理解しているかのように振る舞うポストばかりです。だから、ほとんど信じていないんですよ。心から共感するポストには反応しますが、それでも彼らの長文を探して狂ったように読んでいるかと言えばそんなことはない。ごく稀にありますが、それほど多くはありません。

しかし、ゲイリー・ハルバートのニュースレターは、次々読んでる。というか、読みたくなる。彼のSNSは一度も見たことがないのに?(おそらく使ってなかったでしょう) ええ、そうです。想像できますか? SNSの99%の短文を無視して、何十年も前に書かれた長文を読み漁りたくなるなんて…

さて、あなたも少し時間をとって、長文を書いてはどうですか?

ブログ、note、メルマガ、Substack、など、好きなプラットフォームで。

これから長文を書ける人は、ますます少なくなります。Xで交流してエンゲージメントを高め、それっぽいコメントを送って達成感を得ることもできます。しかし、それがあなたの求める未来につながるかは、一度立ち止まって考えてもいいかもしれません。

僕は抵抗しますよ。

Tatsuya

P.S.

もしよければ、このメールに返信してあなたの考えを聞かせてください。場合によっては、次回以降のメルマガで取り上げさせていただきます。