先週のメルマガで「好奇心の種」をまいたのを覚えてますか?
実は、この一行目で書き始めるのにはリスクがあります。なぜなら、もしあなたが先週のメルマガを読んでいなかったら、今この瞬間に離脱される可能性があるからです。加えて、新たにメルマガ登録いただいた方もいるので、話が理解できず離脱される可能性もあります。なので、先週のメルマガを貼ることにしました。もしまだ読んでいなければ、下のリンクからご覧ください。
もちろん、面倒ならスルーしていただいて構いません。というのも、今から要点をお伝えするからです。つまり、こういうことなんです。
先週のメルマガの冒頭で、あなたの過去の恋愛について質問しました。より正確に言えば、過去の恋愛を思い出してもらうよう誘導しました。恋愛経験がゼロでない限り、誰かしら懐かしい顔が浮かんだかもしれません。あなたの注意を引くためであり、同時に、もう1つ理由があるとお伝えしました。それこそが、今日の本題です。
これは、ゲイリー・ハルバートのニュースレターから得た知見であり、最近読んだ中で最も興味深いものでした。読者を惹きつける上で参考になり、珍しいアプローチなので、新鮮に感じられるでしょう。「読者に関係する内容で書き始めよう」という教えとは正反対であり、読者と無関係な内容で書き始める理由をご覧にいれます。
そろそろ、イライラしてきましたか?
早く言えよと。あえて回りくどく書いているのは、本当に興味がある方だけにお伝えするためです。さて、そろそろもったいぶるのはやめて、本題に入りましょう。
以下の文章をご覧ください。
もしあなたが今日のメルマガを読んでいなかったら、きっと知らなかったであろう15の事実
- タコには心臓が3つある
- 雲1個の重さは約100万トン
- 一卵性双生児でも指紋は違う
- 地球の1日は徐々に長くなっている
- ニンジンはもともと紫色だった
- 人間の体は常に微弱な光を発している
- スコットランドの国獣はユニコーン
- 月は毎年地球から約3.8cm離れている
- バナナは木ではなく「草」に分類される
- 「i」や「j」の上の点には名前がある
- エビの心臓は頭の中にある
- 天王星や海王星ではダイヤモンドが降る可能性がある
- 世界最短の戦争はわずか38分
- 「不老クラゲ」は寿命をリセットできる
- トランプ1組の並べ方の数は天文学的
これらは、AIに出してもらいました。真実だけを出してもらったはずですが、もしかすると信憑性に欠けるものがあるかもしれません。しかし、それは本題じゃないんです。おそらく、15の事実を見て、初めて知ることが多かったんじゃないでしょうか。どれも、あなたには関係ないはず。
ただ、意外に面白かったでしょう? でも、だから何? それがどう私に関係するの?
興味深い事実1を取り上げてみましょう。タコには心臓が3つあるという、にわかに信じ難い事実について。心臓が3つあるということは、1つとっても大丈夫なのか? あるいは全てが連動していて、1つでも欠けると死んでしまうのか、そんな疑問が浮かぶかもしれません。僕は浮かびました。でもそれより興味深いのは、タコの心臓ってどこにあるの? でした。頭から脚が生えているように思えたので、「もしかして頭の中に心臓があるの?」と考えたんです。この興味深い事実1を知るまで、「タコって、身体なくない?」なんて考えもしませんでした。
1つの興味深い事実は、これまで考えもしなかったことに目を向けるキッカケになります。
例えば、あなたが取り組んでいるジャンルの興味深い事実を伝えることで、読者がこれまで考えもしなかった視点を与えることができるかもしれません。
上に挙げた15の事実をもう一度見て、読者の興味を惹くフックとして使えないか考えてみてください。
事実12「天王星や海王星ではダイヤモンドが降る可能性がある」については、どうでしょうか? この事実で文章を書き始めた場合、あなたはどんなふうに伝えたいメッセージに結びつけますか?
もし、これが地球なら大騒ぎでしょう。人々が殺到し、一攫千金のチャンスに飛びつく。降りすぎれば価値は落ちるかもしれませんが、とりあえずあなたの家の近くに降れば、しばらく避難してから(当たると痛そう)かき集めるでしょう。僕ならかき集める。なぜなら、価値があるからです。
でも、天王星や海王星に降るダイヤモンドに価値はあるでしょうか?
物質的に同じものなら本質的な価値は変わらないかもしれませんが、誰もいない場所でいくら降っても、拾う人もいなければ買う人もいない。もし、あなたの発信が響いていない場合、人がいない場所にダイヤモンドを降らせている可能性があります。あなたの知識やストーリーには価値があるのに、天王星や海王星に降らせているため気付いてもらえない。であれば、地球に場所を移してみる。そうすれば、あなたのダイヤモンドに人が殺到するかもしれません。現実世界で天王星や海王星から地球まで移動するのは不可能ですが、ジャンルや切り口、プラットフォームを変えることならすぐにできます…と伝えられるかもしれませんね。
もう一つだけ取り上げてみましょう。事実15「トランプ1組の並べ方の数は天文学的」これはどうでしょう? もしこの事実を一行目に持ってくるなら、どうやって読者の関心ごとに結びつけますか? トランプで遊んだことはあるでしょう? ジョーカーを抜くとカードは52枚。手に持った時の感触もわかるし、重さもわかりますよね。カードをめくる感覚、シャッフルの音もイメージできる。マジシャンがテーブルの上に扇形に広げれば、全てのカードが一通り視界に入る。非常に限定的であり、一般的な遊び道具です。
しかし、「並べ方」に視点を向けると、そのパターンは天文学的な数字になります。最初に選べるカードは52通りあり、次のカードは51通りあります。これを最後まで繰り返すと、その並べ方は膨大になる。つまり、一見限定的に見えるものでも、「並べ方」という視点で捉えると、ある意味で無限の可能性を持つとも言えます。もちろん、僕らが持ち合わせている要素、例えば、スキルや能力、選択肢は限られているかもしれません。しかし、並べ方によっては、違ったものになるということです。
Xで集客し、メルマガを案内して、有料noteを売ってるんですか? 素晴らしいですね。でも、Xで集客し、先に有料noteを売ってから、買ってくれた人にメルマガを案内するという手もあります(効果的かどうかはさておき)。このようにたった3つの要素であっても、並べ方を変えると違ったものになる。おそらく、あなたにはもっと多くの要素があるでしょう。数は限られているかもしれませんが、「並べ方」に視点を移すと、別のチャンスが見えてきます…と、こんなふうに書けるかもしれませんね。
このように、一見無関係な話で相手の注意を引き、あなたが本当に伝えたいメッセージへと移行することができます。
おいおい、待ってくれ、それにどんな意味があるんだ?
読者の知的好奇心を刺激し、思考を活性化させることができます。そして思考を活性化できれば、相手は新たな気付きを得る。
「あ、そういう考え方もあるのか!」と。もちろん、すぐにあなたの目的に結びつくかはわかりません。しかし、少なくともインスピレーションを与え、楽しませてくれる一人として認識されるでしょう。これだけ情報が溢れ、今後さらにAIで情報が溢れていく中で、もし楽しませることができなければ、あるいはインスピレーションを与えることができなければ、一体何の意味があるんでしょうか?
ただし、SEOでブログを書いている場合は別です。なぜなら、読者は一刻も早く答えを知りたいと思っているからです。そんな中、無関係な話で始めてしまうと即離脱される。なので、その場合はおすすめしません。
でも、もし、あなたがメルマガやnoteを書いているなら、無関係な話で始める手法があると覚えておいてください。さっき、並んだ15個の事実を見て少しは考えたでしょう? 「コイツは一体、何を伝えようとしてるんだ?」と。もちろんやりすぎは禁物ですが、時にスパイスとして、無関係な話から始めてあなたが本当に伝えたいメッセージに繋げることで相手の印象に残ります。
もし、ありきたりな書き出ししか書けなくてお悩みなら、興味深い事実から始めてみてはどうでしょうか?
おそらく、あなたの読者は考えます。その後でスムーズに本題へ繋げることができれば、あなたのメッセージはより記憶に残る。そして、あなたはその他大勢とは違う、ちょっぴり特別な存在として認識されます。
思考を活性化させれば、彼らは楽しみながら新たな気付きを得ます。その時、あなたが彼らにとって特別な存在になるのは当然でしょう?
今日のメールで僕が試みたのは、あなたの好奇心を刺激し、思考を活性化させることです。ゲイリー・ハルバートが25年以上前のニュースレターで共有してくれたアプローチを、お裾分けしました。
楽しめました?
Tatsuya
P.S.
もし、あなたが最近のメルマガやXを読んでくださっているなら、ゲイリー・ハルバートの話題が増えているのにお気づきかもしれません。
ええ、その通りです。彼のニュースレターを狂ったように読んでおり、純粋な好奇心にしたがって「あなたに伝えたい」と思っているからです。ただ同時に、こんなふうに思っているかもしれません。
なぜ、彼の文章を引用しないんだ?
普段なら、英文を載せたり、ポストを埋め込んだり、あの手この手で引用してくるじゃないか? と。
そうしたい気持ちは山々なんですが、彼の文章は不用意に引用しないようにしているんです。なぜなら、彼自身が著作権に言及しており、たとえ一文でも複製や販売は考えるなと警告しているからです。それを知ってしまった以上、たとえ引用でも控えようかなと…
でも、彼から得た学びのエッセンスを伝えることは悪くないでしょう? きっと、バチは当たらないはずです。
P.P.S.
今回から、毎月お届けしていた成果報告をメールではなく、ブログのメニュー欄で公開することにしました。
どの形式がベストかしばらく様子を見ます。もし興味があれば以下のリンクからご覧ください。簡易的にデータを載せているだけなので、すぐにチェックいただけます。