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この失敗は、ストーリーテリングで必ず経験する

11月30日のメルマガに、さよならさんからこんな感想をいただきました。

嬉しさと同時に、いただいた言葉に思いを巡らせました。

あなたと僕は、情報が溢れた世界に生きています。

この騒がしい世界で、生き残る方法は?

ストーリーテリング。

単なる情報ではなく、あなたのストーリーを通して、アドバイスや教訓を伝える必要があります。

なぜなら、あなたの最大の差別化要因はあなた自身だから。

ただ1つ、ストーリーテリングには失敗しやすいポイントがあります。

僕は英国のメルマガを2年以上、合計300通以上読んできました。そしてストーリー主導のメールを読む中で、自分の失敗に気付きました。

この失敗は、必ず経験します。

詳しくお伝えしましょう。

あなた自身についての内容であっても、それは彼らのことだ

翻訳:

オンラインの執筆で理解すべき唯一のこと:

あなたは主人公じゃない。

主人公は、読者です。

あなた自身についての内容であっても、それは彼らのことだ。

そのように書いてください。

主人公は読者だ。この教えはよく耳にしますが、本当に重要なのは下から2行目です。

あなた自身についての内容であっても、それは彼らのことだ。

よくある失敗は、ストーリーを語ることに夢中で、読者との接点を無視してしまうこと。

つまり、メールを読んでもらうための道具としてストーリーを使ってしまう。正直、この手のストーリーは大量にあって、僕は惹かれません。なぜなら、僕にとって無関係だから。

だからいつも、個人的なストーリーで書き始めて「教訓」につなげます。この教訓を通して気付きを与える瞬間が、あなたと繋がるポイントです。

読者はあなたのストーリーを通して、そこに自分を見たいんですよ。

英国のメルマガは、主に2種類のストーリーから始まる

  1. ライティングに関係するストーリー
  2. ライティングとは無関係なストーリー

相手に関係するストーリーから始めることで、読者を主人公にできます。

このメールもそうです。冒頭でさよならさんの感想を引用しながら、同じくメルマガ読者であるあなたとの接点を探ってきました。

もちろん、無関係なストーリーでもOKです。

先週のメールが、まさにそうでした。2017年の私生活を共有しました。正直、このストーリー自体はあなたに無関係です。

しかし、あなたとの接点を作るために「教訓」を書きました。

よければ、読み返してください。どこが、教訓でしょうか?

たった一箇所ある、太字の一文です。

きっと、あなたには無関係な僕のストーリーが、あなたの人生とリンクする瞬間を感じるはずです。

読者に関係するストーリーから始めるか、個人的なストーリーから書き始めて教訓を伝えるか。どちらも効果的です。

もしストーリーテリングに興味をお持ちなら、YourWritingをご覧ください。

僕は英国のメルマガから、学んできました。このメールも、学んだ内容をもとに書いています。

もちろん、メールが面白くなければスルーしてください。「いやいや、地味に好きだよ」と思ってくださるなら、手にとっていただく価値はあります。

​https://note.com/sugimototatsuya/n/n03aeb3b09d97​

情報は盗まれますが、あなたのストーリーは盗まれません。

Tatsuya

P.S.

「ストーリーを語るより、すぐ読者の悩みにアプローチする方がいいよ」「むしろ、ストーリーなんて時間の無駄だから」と感じるかもしれません。

そうでしょうか?

ストーリーは、相手との長期的な関係性を築くのに役立ちます。あなたの読者はGoogle検索するし、AIにも質問しますが、あなたの意見もチェックしてくれる。

実際、僕もライティングに関する内容は、英国のメルマガ著者であるKieran Drewさんの意見を必ずチェックします。

ストーリーを語らず話を聞いてもらえるのは、Xが伸ばしやすかった時代に大量のフォロワーを集めた人か、すでに有名な人ばかり。

ストーリーテリングを使ってください。

あなたの個人的なストーリーから教訓を伝え、読者に新たな気づきを与えて、あなたの世界に引き込んでください。彼らの多くは有益な情報も求めていますが、信頼できる相手も求めています。

安っぽい逆転劇をでっち上げなくても、彼らはあなたの話を聞きます。こうしてあなたが、僕の話を最後まで聞いてくださったように。

海外から学んだストーリーテリングの秘密は、こちらです。

​https://note.com/sugimototatsuya/n/n03aeb3b09d97​