先日、ちょっと浮気をしました。
日頃、Kieran Drewさんのメルマガからライティングを学んでいるんですが、ふと別のメルマガも読みたくなったんです。
誰の?
Justin Welsh(ジャスティン・ウェルシュ)。
メルマガの内容がウェブサイトにも公開されていたので、今日こうしてあなたに内容をお伝えできます。
なんといっても、タイトルが良い。
Why I drink coffee at 10:47 AM on Thursdays.
「私が木曜日の午前10時47分にコーヒーを飲む理由。」
僕らが見落としがちな「自由」について、彼はこう書いていました。
The script around freedom usually goes a little something like this:
Quit your job, build a seven-figure business, and work from a villa in Bali!
You probably see these stories everywhere on your social feeds because they're overly dramatic. They make killer LinkedIn posts. But while you're waiting for that mythical "someday" when you can escape to paradise, you're missing the freedom that's already available to you right now.
Real freedom happens when you grab coffee at 10:47 a.m. on a Thursday without asking anyone's permission.
■翻訳
自由に関する筋書きは、だいたいこんな感じです:
仕事を辞めて、7桁のビジネスを立ち上げ、バリ島の別荘で働きましょう!
こうしたストーリーはあまりにドラマチックなので、SNSでよく見かけるでしょう。LinkedInの投稿にもぴったりです。しかし、楽園へ逃避できる架空の「いつか」を待っている間に、あなたは今、すでに手に入っている自由を逃しているんです。
本当の自由は、木曜日の午前10時47分に誰にも許可を求めずコーヒーを飲んだ時に生まれます。
—
自由の追求は、モチベーションになります。
今、埼玉の家でこのメールを書いているんですが、時々、ハワイのホテルで書く自分を想像してワクワクしています。
きっとあなたも、理想の日々を想像しながら執筆に取り組んでいるはず。
自由の追求は、頑張ってるあなたの特権ですから。
でも、ジャスティンはこう言います。
「本当の自由は、木曜日の午前10時47分に誰にも許可を求めずコーヒーを飲んだ時に生まれます。」
なるほど…
正直、僕は自由を実現するために今を我慢できます。
でも、途中で挫折する人が多いのも事実。
もしかしたらあなたも、苦しんでいるかもしれません。頑張りすぎて、潰れそうになってるかも。
当然、自由を掴むために頑張ることは大事です。
でも、今ある自由に目を向けるのも救いになる。
ジャスティンは、さらに続けます。
Big freedom gets all the press and all the engagement on social media. The dramatic exits, the seven-figure success stories.
But micro-freedoms make your life actually feel free.
It might take thousands of small choices over a few years to feel the full impact, but one day, it'll click. Some random Thursday morning, you'll find yourself standing in a coffee shop at 10:47 a.m., and you'll know that this is exactly where you're supposed to be.
■翻訳
大きな自由は、メディアの注目を集め、ソーシャルメディアでも大きな反響を呼びます。劇的な退社劇や、7桁の成功物語として。
しかし、小さな自由こそが、あなたの人生を本当に自由に感じさせてくれるんです。
完全な効果を実感するには、数年かけて何千もの小さな選択を繰り返す必要があるかもしれませんが、ある日、何かがカチッと音を立てます。そしてある木曜日の朝、あなたは午前10時47分にコーヒーショップに立っている自分に気づき、ここがまさに自分がいるべき場所だと気づくでしょう。
—
以前、有名ブロガーが母親を連れて海外旅行に行くポストを見て羨んでいました。
なぜなら、それがある意味で僕が求めている自由でもあったからです。
しかし、現実とは程遠かった。
これは何も、壮大な自由を求めるのがダメって話じゃないです。もっと小さくても、自由を感じることはできるんじゃないですか? というあなたへの問いかけ。
別に海外に行かなくても、久しぶりに実家に顔を出して親と食事を楽しむことだってできます。しばらく会ってない友達にLINEして、2週間後の週末に居酒屋で飲むこともできる。
火曜日に、ジャスティンの記事を会社の休憩室で読み返していました。
「できれば、水曜日にメルマガを送りたい」と思っていたからです。
でも、どこか焦っていて、内容を掘り下げることなくメールを書こうとしている自分に気づいたんです。
だから、火曜日の午後12時31分にメルマガの執筆を放棄しました。
「別に、焦らなくてもいいじゃん」と。
送れなかったら、土曜日でもいい。
そして、パソコンをロッカーにしまいました。
全ては自分で選択できるんだから、小さな自由を感じる許可を与えたんです。
あなたも、小さな自由を感じる許可を与えてください。
僕のようにサボることをすすめているわけじゃありませんが、あまり真面目に考えすぎると疲れます。
最近、ずっと一緒に頑張ってきた人達が、どんどんXから消えていく。あるいは、もう何ヶ月も更新が止まってたりする。
結構、寂しいんですよね。
ブログ、note、メルマガと違って、Xは手軽に取り組めます。1日1投稿なら、1分もあれば書ける。
でもそれですら、継続できない人が多い。
本当の理由はわかりませんから、一括りにするつもりはありません。
でも、壮大な自由を追いかけすぎて、現実とのギャップに苦しんで辞めていく人も多いと思うんです。
小さな自由を感じる許可を与えてください。
ジャスティンがある木曜日の朝、午前10時47分にコーヒーショップで自由を感じたように、あなたの自由もすぐ近くにあるかもしれませんから。
このメールをあなたに書けて、心から満足しています。
Tatsuya
P.S.
もし、日々のポストがどうしても継続できないなら、海外ポストライブラリーをご覧ください。印象的な海外ポストを100個集めてテンプレ化したので、より短時間で、スムーズにポストが作れます。
Tatsuyaさん、はじめまして😌
「海外ポストライブラリー」を購入させていただきました。
実は、これまでも時々投稿を拝見しておりましたが、今回の記事、まさに“図書館”の名にふさわしい充実の内容でした。…
— KEN | GaGaBOUND (@KEN_Groove0215) May 4, 2025