2025年に有料noteを発売した時、売上をスクショしてシェアしていました。

最初にお伝えしておくと、今、このアプローチは半分間違ってたと思っています。理由は、このメールを通してお伝えします。なぜなら時間をかけて、あなたと一緒に考えていくのが良いと思ったからです。
当時、僕は「社会的証明の原理」を狙っていました。売れてる場面(誰かが買ってる場面)を見せれば、さらに販売数を増やせるからです。
結果、何年も達成できなかった月1万円の壁を越え、7月は4万円を突破。これまでタッチできなかった領域に手が届くのは嬉しく、希望が生まれたのを覚えています。
でも、売上を繰り返しシェアしたことで、一部の方々を不快にさせてしまった。彼らはメルマガを解除し、去っていきました。僕が傲慢だったんでしょうか? そうかもしれません。あるいは、成果報告そのものに嫌悪感があったのかもしれません。
当時は、「正しいのは俺だ!」と思っていました。だって嘘はついてない。「時間をかけて作ったものを真剣に売って何が悪いんだ?」と。
でも、ある時期を境にXでの成果報告をしなくなりました。
なぜか? キッカケは、ロールモデルにしているKieran Drewさんの成果報告に対する考えを聞いたことでした。彼は成果をアピールする際、大切なことが2つあると言ったんです。そして僕は、全く考えもしてなかった。
「俺はバカなのか?」
真剣に売ってるという言葉を免罪符に、むやみに人の心を逆撫でするのは違うと思ったんです。もちろん全員の理解は得られないし、何をやっても必ず反対意見は出ますが、深く考えずにとった行動で、読者を失うのはバカげていますよね? だから、一旦ストップしました。姿勢をフラットに戻して今後の方向性を定めたい。
Xのタイムラインで成果報告を見た時、誰もが口にしない事実はなんでしょうか?
「お前がどれだけ売ったかなんて知らねえよ」です。
あなたはもっと穏やかかもしれませんが、少なくとも似た感情になったことはあるでしょう? 人によっては応援したい気持ちもある。もちろんです。でも、心がざわつくこともある。弱さかもしれませんが、これが本音。
ただ、時々Kieranが投稿する成果報告に対しては、嫌悪感を感じたことはなかったんです。素晴らしい成果の数々。でも、心はざわつかないし、妬んだこともない。
一体、何が違うんでしょうか?
今からお伝えするのは、むやみに嫌われることなくあなたの成果をアピールする方法です。しかも、あなただけじゃなく、読者のためにもなる方法。
もし「別に誰にどう思われても知ったこっちゃねえよ」とお考えなら、このメールは無視してください。でも、1つだけ言わせていただければ、無駄に嫌われずにあなたの成果をアピールする方法があれば、知っておいて損はないでしょう?
日本のライティング界において、この方法を実践している人はそう多くありません。
では、そろそろ本題へ入りましょう。
なぜ、Kieranの成果報告には嫌味がないのか?
理由は、感謝を伝えてアドバイスを提供してくれるからです。
When I share wins online, I always express gratitude and give advice.
This is great if you struggle with self-promotion.
There’s a fine line between building in public and bragging in public. Remember, it is not about you. It is about the people you serve.
— Kieran Drew (@ItsKieranDrew) September 25, 2026
■翻訳
オンラインで成功を共有する際、私はいつも感謝の意を表し、アドバイスを提供します。
もし自己PRが苦手なら、これは素晴らしい方法です。
公の場で構築することと自慢することには、微妙な境界線があります。覚えておいてください。重要なのはあなた自身ではなく、あなたが奉仕する人々です。
思えば、彼はことあるごとに感謝を伝え、アドバイスを提供していました。
日本では、金額をシェアして販売を加速させようという思惑が強い。これは販売を加速させる一方で、一部の人々を(無駄に)遠ざけます。なぜなら、彼らが見せられているのは発信者の自慢であり煽りだからです。
でも、僕がKieranに嫌味を感じないのは、彼の人柄もありますが、アドバイスを通してヒントをくれるからです。不思議なもので、彼が1億円以上の売上を出そうが、数十万人のフォロワーを獲得しようが、嫌悪感を感じたことは一度もありません。
なぜなら、繰り返しになりますが、彼は感謝に加えてアドバイスをくれるからです。
でも、日本のライティング界隈(僕を含めて)は、さらに売るためのアピールとしての意識が強い。あなたも、同意していただけるでしょう? まさに冒頭に貼った僕のポストが悪い見本です。
たまに見る分に害はありませんが、やり過ぎると「お前がいくら売ろうが、知らねえよ!」と反発を招く。上手くやらないと、自分の首がしまります。
それに今思うと、有料noteを買ってくださった方々も気持ちよくなかっただろうなと。本当に感謝はしていたし(もちろん、今でもしています)、言葉にはしていましたが、どこか形式的に映ったかもしれません。なぜなら、売りたい気持ちばかりが先走っていたからです。この点は、反省してる。
もし、少し立ち止まって、このアプローチは正しいんだろうか? と考えていたら…
そう思わずにはいられません。
直近の彼の成果報告で見つけた、嫌味のないアピール実例2つ
Cool win:
One of my favourite copywriters, Daniel Throssell, endorsed my book to his email list yesterday.
We had been speaking for a little while. He said he doesn’t promote crappy lead magnets. I told him I don’t have time to build something big, but that I have a free chapter of my book for his audience.
I sent him the final draft of the full book. He loved it!
A good example of why you need to build things you are proud of.
One step closer to launch ❤️
— Kieran Drew (@ItsKieranDrew) October 12, 2026
■翻訳
素晴らしい勝利:
私の好きなコピーライターの一人、ダニエル・スロッセルが、昨日、彼のメールリストで私の本を推薦してくれました。
私たちは少しの間話していました。彼は質の悪いリードマグネットは宣伝しないと言いました。私は、彼に大きなものを作る時間はないけど、彼の読者向けに本の無料章を提供できると伝えました。
私は本の最終稿を送りました。彼は気に入ってくれた!
自分が誇りに思えるものを作る必要がある理由を示す良い例です。
発売に一歩近づきました。
太字部分が、アドバイス(教訓)と捉えていいでしょう。この一文が入ることで、読み手側のヒントにもなる。成果をアピールしながら、読者に役立つ視点を与えていますよね?
さらに言えば、ダニエル・スロッセルという人物のメールリストに言及することで、彼がメールを送っていることを周囲に伝えてる。まさに、Win-Win!
もう1つは?
Just crossed 1,500 people on the waitlist for my book Magnetic Writing.
Wild to have so many people interested already. Five years ago, it took me 13 months to get even 1,000 people to follow me!
Appreciate your attention. I promise the book will be worth it! https://t.co/ySS4dZh4JO
— Kieran Drew (@ItsKieranDrew) September 29, 2026
■翻訳
私の本『Magnetic Writing』の待機リストが1,500人を突破しました。
すでにこんなに多くの人が興味を持ってくれるなんて、信じられません。5年前は、フォロワー1,000人を集めるのに13ヶ月かかりました!
皆さんの注目に感謝します。本は絶対に価値あるものにしますよ!
太字部分で、感謝を伝えていますよね。さらに、過去と現在を対比することで、長く続ける重要性をアドバイスとして伝えてる。
「感謝+アドバイス」
些細なことに感じるかもしれませんが、効果は絶大です。さらに、このメールを書きながら気付いたことがあります。
商品が売れた時の、単発の成果報告はほぼ見ない
海外ポストを追ってると、販売画面をスクショして、「売れた!」みたいな報告はほぼ見かけません。
金額が絡むものより、上記のような「自身の評判」を高めるものが多い印象。単なる金額アピールより、ストーリーテリングとの相性も良い。読者はストーリー形式の成果報告を通して学びを得ます。
もちろん、時々、金額が絡むものも見かけますがそう多くない。これは、日本と違う部分ですね。
事実、金額アピールは反発を招きやすいです。なぜなら、今この瞬間も苦労している人がいるから。誰しも完璧じゃないので、妬んでしまうこともある。「だから配慮してやめよう!」という話ではなく、もし金額を絡めたアピールをするなら、「感謝+アドバイス」で相手の得も考えて発信することで、結果としてあなたの得にもなります。
もしかすると今、あなたの頭にはこんな疑問が浮かんでいるかもしれません。
てか、成果アピールをやめた方がいいんじゃないの?
僕の意見はNoです。
やった方がいい。ただし、なるべく上手く。
理由は2つあって、1つ目はあなたが自分で成果をアピールしない限り、誰も代わりにやってくれないからです。2つ目の理由は、せっかく数週間、あるいは数ヶ月かけて有料noteを書いたんだから、しっかり届けた方がいいから。
どうでしょう?
このメールでお伝えした「感謝+アドバイス」を試してみては。あなたが相手を気にかけていることを示せば、反発は生まれにくいはずです。
実際、有料noteを売った経験から言えば、売上や購入画面をスクショしてアピールすれば売れやすくなります。この事実はある。「下品だ!」と怒るのは簡単ですが、でも僕はこうも思うんです。
「もし、アピールすればもう1つ売れるとわかってて、あなたは本当にしないの?」
忙しい合間に書き続け、「売れるかな?」と不安を抱えて過ごした日々があるのに、(そしてアピールすればさらに売れる確率が上がるとわかってて)本当にしないんですか? と。
もし100%Noだと言うなら、僕は真剣じゃないと思ってしまう。良いと思ったから作ったんじゃないの? じゃあなぜ、アピールしないの? と。
わかりますよ、理想を言えば自分でアピールしなくても売れる方がいい。その方がスマートです。でも、最初からそんなことは起こり得ない。だからこそ、上手くやろうと提案しているんです。
感情に流されると失敗するし、間違った方法でアピールしても失敗します。
もし、Xで成果報告するなら、「感謝+アドバイス」を試してみてください。
あなたは販売を加速させ、読者はあなたのアドバイスを通して学びを得ることができます。あなたの有料noteは売れた方がいいし、評判だって上がった方がいい。そしてどうせなら、嫌われず好かれた方がいい。
1つの戦略のようにお伝えしましたが、当たり前と言えば当たり前かもしれません。買ってくれた人に感謝を伝え、さらに販売を加速させる代わりに読者にアドバイスを提供する。
単なる金額アピールで嫌われるより、よっぽどいいでしょう?
Tatsuya
P.S.
成果アピールについては、色んな考え方があります。
特に、多くの人の目的が「お金」であって、上手くいく人といかない人がいる以上、デリケートな問題の1つだと思います。
あなたは、どうお考えですか?
よければ、このメールに返信して教えてください。純粋に、あなたの意見に興味があります。