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これが、最近読んだ中で1番印象的な海外メルマガ

この記事はYouTubeを文字起こしして、編集を加えたものです。


2週間前に読んだ海外メルマガが素晴らしかったので、今日はそのメールを紹介させてください。あなた自身がライティングに取り組んでいらっしゃれば、きっと今日の話は役に立つんじゃないかと思います。

僕が2週間前に読んだメールは個人的なストーリーから始まるもので、ロールモデルにしているKieranが送ってきたメールなんですね。そのメール自体はすでにウェブサイトでも公開されているので、このPodcastで触れたいんですけど、どういった話から始まるかというと、Kieranは元々イギリス人で、ノマド生活のために南米を回っていたんですね。パラグアイっていうところがあって、そのパラグアイでハリーという男に出会うんです。ハリーは、Kieranの友達の友達なんですよ。

そのハリーはどういう人かというと、見た目はシャツのボタンを開けていて、赤毛のオールバックで、立派な髭を蓄えているみたいな。Kieranいわく、「南米のどこかで出会いたかったタイプの男だ」と。そのハリーは、プロのアスリートの身体のケアをする人なんですね。ようするに、身体に詳しい人ということです。2人で歩いている時に、ハリーに急に声をかけられたんですよ。

「どうしたんや?」と。

Kieranは昔病気をして、身体に痛みが出ることがあるらしいんです。普段、執筆に時間を費やしているので、身体が痛くなったり、首が痛くなったり、 おそらくそういったことがあるんですけど、ハリーはプロのアスリートの身体を見ている人ですから、 変化に気付くわけです。

で、事情を説明するんですけど、 その時に、 「身体のケアを一緒にやってみないか?」と誘われるんです。その時Kieranは、正直そんな時間はないと思ったらしいんです。それを察したのかハリーは、「君はプロのアスリートではないかもしれないけど、 世界的な書き手になるのであれば、身体のケアは大事になるよ」と。確かにそうだなって。で、色々指導を受け出したらしいんです。例えば、食事や、デスクの配置や、細かい動作とか。

で、ある夜に週末のレストラン街に行った時も、週末ですから周りはドレスアップして、賑やかで、華やかな食事をしている中で、Kieranは葉巻を吸っているハリーから、 身体のケアをその場で指導を受けているわけです、動き方のね。その場で動きを練習しながら、 おそらく周りから、「コイツら何やってんだ?」と思われたと書いてたんですけど、 まあそうやって指導を受けてたと。どんどん深く指導を受けていくうちに、 身体の調子が良くなっていったらしいんです。

これまで色々改善しようとしてうまくいかなかったこともたくさんあったみたいですし、これならいけるんじゃないかと試したことでうまくいかなくて失望したりとか、道が見えなくてある種、諦めていた部分とか、そういったことがあったらしいんですけど、ハリーの指導を受けることでどんどん改善していったらしいんです。

そんな中、半年後にハリーとはブラジルで別れたらしいんですけど、離れた後に、共通の友達とKieranが話す機会があったらしいんです。Kieranはその友達に、「俺の人生には、ハリー前とハリー後がある気がする」って言ったんです。ようするに、ハリーと出会う前の人生とハリーと出会った後の人生が、 なんか違う気がするよって。

そしたらその友達は、「あぁ、なんかそれわかるわ」と。

Kieranはハリーから指導を受けて、今まで解決できなかった問題を解決できたり、痛みを緩和できたり、どうやって歩いたらいいかわかんなかった道に新たな道を示してくれたわけですよね、ハリーが。それを、ハリー前とハリー後っていう言葉に言い換えたんですけど、Kieranはそんな個人的なストーリーをずっとメールで語ってきて、最後に僕の名前を呼びかけてこんなふうに言ったんです。

「これが、君の書き手としての役割の一つでもあるんだよ」と。

ようするに読者に、「君と出会う前と出会った後では、人生が違うよ」と言ってもらう。それこそが、書き手としてのあなたの役割の一つだと。

読者は、色んな問題を抱えているわけです。解決しようとしても、出来なかったわけです。今も悩んでいるから、居るわけですよね。色々試してきたけど上手くいかなくて、今も居るわけじゃないですか。新たな道が見えなくて、どこに行けばいいのかわかんない人もたくさんいるわけですよね。

そんな彼らに、あなたが出来ることは道を示してあげること。「あなたと出会う前と出会った後では、全く世界の見え方が違うよ」と言ってもらうことだと言われて、 それがある種教訓めいたものなんですけど、そこに着地した時に、 僕はすごく腑に落ちたんです。腑に落ちたのと同時に、なぜKieranが南米パラグアイでのハリーとの出会いを僕に語って聞かせたのかが、理解できるわけです。

これこそが、個人的なストーリーを使って書く非常に効果が高い部分の一つなんですね。

これって別に、すごくシンプルにも言えるわけです。例えば、めちゃくちゃシンプルに言えば、「あなたの書き手としての役割って、何かご存知ですか? 読者の人生を変えることです」こう言うこともできるわけですよね。でも、それだと気付きじゃないんですよ。ただ単純に、「いや、そらそうやろ」と思われるだけで、個人的なストーリーを通してないんで気付きみたいな腑に落ちる瞬間がないんです。なので、記憶にも残らない。

でも僕はそのメールを読んで、 今後人生でずっと覚えてるかどうかは別として、人生のあるタイミングで考えることもあるでしょう。「書き手としての僕の役割は、何だろうか?」って。おそらく、この南米での話を思い出すんですよね。つまりこれを思い出すからこそ、Kieranのことも永遠に思い出すわけです。

これが、個人的なストーリーの効果の強さなんですね。記憶に残るんです。 そして、気付きとして残る。

なので日頃から僕は、あなたにも「個人的なストーリーを使って、書いてみてはいかがですか?」と提案をしているんです。

今日喋ったこのPodcastの内容は、記憶の中で喋ってますから、僕の脚色も入っている理解のもと聴いていただけたら嬉しかったんですけど。 やっぱり、ストーリーの威力ですよね。それを僕は改めて感じたし、 ここ最近読んだ中で最も優れたメールの一つだと思ったので、 紹介させていただきました。