2週間前、浅草に向かう電車で1通の海外メルマガを読んでいました。
スマホからXのアプリを消しているので、メールを読んでいたんです。そこで、気になる文章を見つけました。今回は、その文章をご紹介します。
しかしその前に、なぜ今日のメールを書くに至ったか、理由をお伝えさせてください。その方が、よりスムーズにご理解いただけるはずです。
最初に、一つ質問があります。
あなたの周りで、副業をしている人はいますか？
会社の同僚、あるいは友人、家族。僕の周りには、ほとんどいません。
電車でも勉強している人はほとんどいなくて、ゲームやTikTokをスクロールしている人ばかりです。彼らをディスりたいわけじゃありません。価値観なんて、それぞれですから。
つまり僕が言いたいのは、こういうことです。
あなたを含め、あなたのX周りには、やる気に満ち、文章でお金を稼ごうとしている人が数多くいます。フォロワーを増やし、アフィリエイトや有料noteで収益化しようとしている人達。目線が高く、将来を見据えて努力できる人々。
しかし、どうでしょう。Xでも見かけない人が増え、タイムラインを見にいくと、もう何ヶ月も投稿が止まってたりする。あれほどやる気に満ち、前向きな発言をしていたのになぜ？
今回、その理由の1つを明らかにできそうなんです。
このメールをお届けするまでに、2週間ほど内容を考えていました。もし、「このまま努力して、本当に上手くいくんだろうか？」と疑念が頭をもたげているなら、Justin Welshのアドバイスを参考にしてください。
重要な話は、ここからです。
6年前の自分に伝えたいこと
What I'd tell myself six years ago
If I could go back and give the 2018 version of myself one piece of advice, it would be this:
Start with how much money you need to make and work backward. How much pipeline does that require? How many calls? How many people need to see your landing page? I'd encourage "2018 me" to map out every step and track what converts at each point.
Then every week, look at the data. What's actually working? What's not? Do more of what works, cut what doesn't.
Of course, it's not easy, but it's also not complicated. The big problem is that most people skip this part entirely. They just start hustling and hope something eventually happens. And when nothing does, they don't stop to ask why; they just push harder and harder, getting more and more frustrated.
The people who win aren't the ones working the hardest. They're the ones who built a map, tested what works, and iterated on the data.
翻訳：
6年前の自分に伝えたいこと
もし過去に戻って2018年の自分にアドバイスを一つ与えるとしたら、それは次のことでしょう。
まずはどれくらいの収益が必要か考え、そこから逆算してみましょう。どれくらいのパイプラインが必要でしょうか？ 何件の電話が？ ランディングページを何人に見てもらいたいですか？ 「2018年の私」には、すべてのステップを綿密に計画し、各段階で何がコンバージョンにつながるかを追跡することをすすめます。
そして毎週データを確認し、実際に何が機能していて、何が機能していないのかを把握する。機能しているものは増やし、機能していないものは削りましょう。
もちろん簡単ではありませんが、複雑でもありません。大きな問題は、ほとんどの人がこの部分を完全に無視していることです。ただひたすら走り回り、いつか何か起こると期待するだけです。そして、何も起こらなくても立ち止まって理由を問うこともなく、ただひたすら努力を続け、どんどんイライラしていきます。
勝利を収めるのは、最も懸命に働いた人ではありません。地図を作り、何が効果的かをテストし、データに基づいて繰り返し改良した人です。
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この文章を読んだ時、過去のポストを思い出しました。
あなたの目標を叶えるためにアプローチしなきゃいけない人数を把握していますか？
あなたの目標を達成するために、何人にアプローチすればいいか把握してますか？
僕の場合：
Xのフォロワーが32,000人に到達すれば、メルマガの読者が4,800人になります。そうすれば、1年を通して毎月20万稼げる。
あなたが追いかけるのは、曖昧な数字ではなく、計算で導いた具体的な数字。
— Tatsuya (@Sugimoto_2017) October 30, 2025
もともと理系だったので、計算してみました。
月20万を1年通して稼ぐには、何人にアプローチしなきゃいけないんだろう？ と。
僕の場合、Xのフォロワーが32,000人に到達すれば、メルマガ読者が4,800人になります。そうすれば、年240万円稼げる。
もちろん、変数はあります。適切な読者にアプローチすれば、より少ない人数でいいかもしれませんし、有料noteを値上げすればより早く目標に達するかもしれません。
あなたは、目標収益を達成するために、何人にアプローチすればいいか把握していますか？
もし把握していないなら、計算をおすすめします。お伝えしたように、変数はあります。正確な数字は出せないかもしれません。しかし、計算しておく価値はある。
なぜ？
間違ったアプローチを回避できるから
具体的な数字がわからないと気合い論に走ったり、「とりあえず1000フォロワーだな」と何の根拠もない数字を追いかねません。
僕が年間240万を稼ぐには、Xのフォロワーが32,000人必要です。
この数字は、リプ周りや、いいね周りで到達すると思いますか？ Xを始めたのは、2017年です。そして2025年の今、600名です。このままだと、32,000フォロワーに到達するのに400年かかってしまう。
教訓は？
具体的な数字を把握すれば、正しいアプローチを求め始めます。
もしこれが、「とりあえず、1000フォロワー目指すぜ」みたいなものだと、アプローチを間違える。悩みました。どうすれば、無謀な数字を達成できるのか。僕の答えはこうです。
海外情報に特化する。
「海外ライティングと言えば、コイツだよね」と認知してもらう。ここかなと。だから日頃から、海外の知識をシェアしたり、海外の手法でメールを書いたりしています。
今回だって、別に海外の文章を引用せずに、「僕はこう思ってます」と伝えてもよかったんです。でも、それだと目標に到達できない。あなたにより好きになってもらって、波及効果を生み出すには、海外情報に特化しながら発信する必要があります。
このメールを読んだあなたが、計算してくださるかどうかわかりません。
「面倒だし、とりあえずポストを増やすか」と意思決定するかもしれません。
しかし、あなたの行動が結果に結びつくのは、効果的な選択をした場合です。
Justinの言葉を覚えていますか？
「大きな問題は、ほとんどの人がこの部分を完全に無視していることです」
Tatsuya
P.S.
「もし、計算が間違ってたらどうするの？」
確かに、「絶対に正確だ」と断言できる数値は出せません。なぜなら、世の中は常に動いていて、あなたも読者も変化するからです。メールでは「変数」とお伝えしましたが、流動的なものも多い。
しかし重要なのは、方向性を定め、今やろうとしていることが本当に目標に近づくものかを判断することです。
あなたは、たった一回の決定の中に生きているわけではなく、日々修正しながら生きる人生を歩んでいます。
修正しながら、より正確な方向に歩いてください。
そのカギは、具体的な計算にあります。