文章力を鍛えるのにブログってどうなの?【経験談より解説】

2022年12月15日

「文章力を鍛えるのにブログって、どうですか? 選択肢としてはありかなと思ってますが、他の方法もあるので迷っています。経験者の声をききたい」

あなたは、こんな疑問を持っていませんか?

こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「文章力を鍛えるのにブログってどうなの?」をテーマに解説します。

前半でこちらの本題について書きつつ、後半ではブログ以外の選択肢も考察してご紹介。

約2年半で300本以上ブログを書いてきたので、経験談より書きます。文章力を鍛えたいと思っている方は、ぜひ最後までお付き合いください。

文章力を鍛えるのにブログってどうなの?【経験談より解説】

結論、文章力を鍛えるのに、ブログは良い選択です。以下で理由を解説します。

ブログは、長文が書ける

ある程度まとまった量の文章を書けるのは、ブログの強みです。言うまでもなく、文章力を鍛えるためには、量に向き合うことが必要ですよね。

ブログには文字数制限もなく、短いものから長いものまで、あなたの自由に書くことができます。僕自身、平均すると1記事あたり「3000〜5000文字」程度は書いており、これを積み重ねると明らかに文章力は鍛えられます。文章を書く習慣がなかった頃と比べると、明らかに違いますね。

それもこれも、ブログの長文を書けるという特徴のおかげかなと。まとまった量の長文を書けると、文章力を鍛えるに役立ちます。

読者の存在が、文章力アップを加速させる

加えて、ブログは読者の存在があるので、文章力が鍛えやすい特徴があります。

なぜなら、「読者にわかりやすく書く」という意識が働くから。この制約があることで、自分を律することができるんですよね。この「読者にわかりやすく書く」という意識がないと、ダラけます。

僕は当ブログ(riveroom)とは別に、毎日ノートに日記を書いてるんですが、こちらは僕以外は見ないため、読者の存在を意識して書いたことはありません。「自分がわかればいいや」って感じでダーッと書いたりするので、文章力を鍛える観点で考えると微妙です。読者の存在があるのは、思ってるより強力ですよ。

実利があることで、継続力が強化される

ブログには、実利があります。わかりやすい実利は、「お金」です。つまり、文章力を鍛えながら収益化が狙えるわけですね。1つの目的を追いかける中で、別の目的もあると、継続力が強化されやすくなります。

例えば、

  • ダイエットする
  • ダイエットする。1年後の同窓会に向けて。

この2つを比較すると、後者の方が継続しやすいと思うんですよね。なぜなら、ダイエットに加えて、同窓会という目的もあるから。これがモチベーションになって、継続力が強化されます。

これはブログも同じ。単純に文章力を鍛えようと思っているのと、文章力を鍛えつつ収益化も目指してみようと思っているのを比較すると、後者の方が継続できます。経験から、間違いありません。

習慣化できると強い

結局のところ、ブログは習慣化できるので強いです。習慣化できるものを選ぶかどうかが、文章力を鍛えられるかどうかの分かれ道。

このあと、後半でもお伝えしますが、もちろんブログ以外の選択肢を選ぶことは、問題ありません。しかしその際、「習慣化できそうかどうか」を考えておくことは大事です。文章力を鍛えるには、続けることが大前提ですから。

本記事を読んでいただいている方は、ブログに興味がある方だと思います。少なくともブログに興味があるなら、文章力を鍛えるのに「良い選択」ですよ。

文章力を鍛える選択肢として、ブログ以外を考察する

ここからは、ブログ以外の選択肢についても簡単に考察します。他の可能性も考えた上で、ぜひどうするか判断してみてください。

別案①:SNSを使う

ブログ以外なら、SNSもあります。SNSなら無料で使えるので、「お金を使わずに文章力を鍛えたい」と考えてる方は、選択肢としてありだと思いますよ。

Twitterは短い文章しか書けませんが、インスタグラムやFacebookなら、もう少し長めの文章が書けますよね? 読者の存在もありますし、楽しんで書ければ継続もできそうかと。

ただし、あくまで友達相手に書くことになると思うので、どこまで「文章力を鍛えること」にコミットできるか。「こんな感じで書けば、伝わるよね〜」という甘えをどこまで消せるか。このあたり、自分を律することができるようであれば、SNSを使うのもありだと思います。

別案②:ノートに書く

ノートに文章を書いて、文章力を鍛える。正直、これは難易度が高いです。前半でも少し解説したとおり、読者の存在がないので簡単にダラけることができてしまうから。

「自分は、大丈夫」と絶対的な自信があればOKですが、今日まで6年以上ノートに日記を書いてきた経験から言うと、ノートで文章力を鍛えるのは、かなり厳しいかと。

そもそも手書きが好きで、コツコツ取り組める人はありだと思います。小説家でも手書きで原稿を書く方がいるぐらいですからね。ただ、怠けがちな方には、おすすめしません。読者の存在があるのとないのとでは、全然違いますよ。

ブログなら、「リライト」でさらに文章力を鍛えられる

SNSおよび手書きノートとは違って、ブログには「リライト」の概念があります。リライトとは、過去に書いた文章を修正すること。

過去に書いた文章をリライトすることで、自分の文章を客観的に見ることができるようになり、よりよい表現を探したり、無駄を省いたりする過程で文章力が磨かれます。

文章って、どうしても書いたら書きっぱなしになりませんか? ブログは、それを防げるんですよね。文章を手直しすることで、「より良くなる」という効果を実感できる。それがまた、文章力を鍛えるモチベーションになります。

まとめ:文章力を鍛えるなら、僕はブログがおすすめ

今回は「文章力を鍛えるのにブログってどうなの?」を解説しました。

僕は、ブログをおすすめします。読者を意識した長めの文章を習慣にして書けるのは、間違いなく文章力を鍛えるのに役立ちますよ。

SNS、手書きノートも選択肢としてはありですが、本気で文章力アップを目指すなら、ブログ一択かなと思います。もし、より良い選択肢があれば、ぜひ教えてください。

とはいえ、ブログについて詳しく知らない方も多いと思うので、1つだけ参考記事を用意しておきました。ブログは文章力が鍛えられる反面、もちろんデメリットもあります。そのあたりを最初にクリアにしておくことで、より安心して始めることができると思うので、【本音】ブログ運営のメリット・デメリット【ポジショントークなし】をご確認ください。