【ストーリーでわかる】沈黙のWebライティング要約&レビュー

2022年7月7日

こんにちは、Tatsuyaです。
今回は、書籍「沈黙のWebライティング」をご紹介します。

名前にあるとおり、「Webライティング」に関する本ですね。

本書は、「ブログ 本 おすすめ」などのキーワードでGoogle検索すると、すぐに出てくる有名本。

存在自体は知っている方も多いかもしれませんが、「実際どんな本なの?」を感想付きでまとめます。

これからブログ始める方は、ぜひ参考にしてください。Webライティングの雰囲気が掴めるので、ブログ初心者の方は、必読の1冊です。

沈黙のWebライティングとは?

最初に、基本情報をサクッと説明しておきます。

基本情報

  • タイトル:沈黙のWebライティング
  • 著者:松尾茂起
  • 作画:上野高史
  • 定価:本体2,000円+税
  • 発行:エムディエヌコーポレーション

全部で630ページほどあるので、かなりボリューミーな1冊になってます。

「630ページ? 絶対読みきれねぇ…」と思ったそこのあなたへ。本書は、ブログ初心者の方でも問題なく読み切れるので心配いりません。

理由は後ほど解説するので、少しだけお待ちください。

僕が本書を購入した理由

僕の記憶が正しければ、2020年の6月頃に購入しました。本格的にブログを始めてから3ヶ月ほど経ってからですね。

僕がこの本を買った理由は、Google検索するとすぐに出てくる有名本だったから。多くのブロガーに紹介されていたこともあり、「この本なら安心でしょ」と思って買いました。

最初から冒険するよりも、まずはブログ経験者の方々が「この本おすすめだよ」と言ってたのを信じたわけです。結果、信じてよかったですよ。

【ストーリーでわかる】沈黙のWebライティング要約&レビュー

ここからは、内容を要約しつつ、僕の感想もお伝えしますね。

ストーリーで学べるWebライティング本

タイトルにもあるとおり、最大の特徴は「ストーリーでわかる」という部分です。

両親を亡くした姉弟の2人が、旅館を盛り上げるため、Webサイトから集客しようと奮闘するストーリー。
途中、協力者が現れたり、営業妨害してくる敵が現れたりで、話がどんどん進んでいきます。

吹き出しがあって「会話調」でストーリーが進むので、マンガを読んでる感覚で、サクサク楽しみながら必要な知識が学べます。

さっき、「ページ数が多いけど、大丈夫です」とお伝えしましたが、これが理由。

文字だけのページは少なく、多くが会話調でストーリーを楽しみながら学べるので、問題なくラストまで読み切れるというわけです。

ストーリーを通して学べるのは最強

あらためて思ったんですが、やっぱりストーリーは最強ですね。

なぜなら、ワクワクしながら学べるから。

全ページ文章だと読むのが大変です。でも本書は、大部分が会話調なので、マンガ感覚でスイスイ進みます。集中すれば、1日で読めると思いますよ。

これからブログを始める方は、まずWebライティングの全体像を把握したいと思うんです。しかし、文章だけで学ぶのは大変。だって知識がないから。どうしても、機械的に覚えることになり、イメージが湧きにくいですよね? その点、ストーリーは有能です。マンガって、読むことに挫折しないじゃないですか。これと同じです。

あと、ストーリーは印象に残りやすいんですよね。つまり、知識が定着しやすい。正直、読んでても勉強してる感覚もあんまりないし、それでいて学べる。

「勉強するぞ!」って気合い入れた時に限って眠くなったりするけど、この本はそれが無いですね。ストーリー最強です。

文章メインの説明ページもある

もちろん、文章メインの説明ページもあるので、より深く学べますよ。

  • 会話調のページ
  • 文章のページ
  • 会話調のページ
  • 文章のページ

このように、交互になってます。会話調のストーリー部分で学んだ内容を、文章ページで復習できる構成。

ストーリーと、文章。異なる2つの方法でインプットできるので、知識の定着も進むし、学んだ重要ポイントの振り返りもできるので、ありがたいなと思いました。

基本的なブログの知識も学べる

言うまでもなく、ブログの基本知識も学べるので安心です。

例えば、「SEOとは?」みたいな根っこの知識から、ブログ運営に便利なツール「Googleアナリティクス」の説明など。

ブログ経験者なら「知ってる、知ってる」みたいなことでも、初心者からしたら「エスイーオー…何それ?」だと思うので、読んでおく価値ありです。

他にも、「カクテルパーティー効果」みたいな興味をそそられる話も出てくるので、ブログ初心者の方はもちろんのこと、すでにブログを書き始めている方でも、勉強になりますよ。

ただし、デメリットもある

でも、すいません。正直なところ、デメリットも2つあります。

ここもきちんと、お伝えしますね。

デメリット①

本書のストーリーは、「オウンドメディア」を作る話なんですね。

オウンドメディアとは、企業がもつメディアのこと。今回のストーリーで言えば「旅館」です。

よって、個人ブログの運営とは少しズレます。あえて言うなら、これがデメリットと言えばデメリットかなと。

もちろんブログの基礎知識や、全体の雰囲気は掴めるので、僕的には全然問題ないレベルですが、「ガッツリ、個人ブログ向けの本を読みたい」という方は、若干イメージがズレるかもしれません。

デメリット②

続いて、2つ目のデメリット。

説明される知識がたくさんあるので勉強になるんですが、いきなり初心者の方が全部を理解するのは難しいです。

僕も最初に読んだ時は、「ふむふむ、なるほど。雰囲気はわかったけど、細かいところは、よくわからんなぁ」って感じでした。

逆に言えば、細かい部分まで説明してくれているということですが、ブログ初心者の方が最初から「全部理解しなきゃ」と思うと大変です。

全体的にはわかりやすいし、読みやすい本ですが、ここは念のため理解しておいてください。まあ、何事も良し悪しがあるということです。

ブログ初心者の方は、本書をこう読むべし

まず、最初から最後までザーッと目を通して、全体のイメージを掴む。

細かい部分はすっ飛ばしてもOKです。というか、会話調のストーリー部分だけでもブログ運営のイメージが掴めるので心配いりません。

で、ブログ経験を積んでから1年後ぐらいにもう1回最初から全部読み返してみる。こうすることで、一気に理解が深まります。1回目に理解できなかった部分が、2回目にはスラスラ入ってきますよ。

今回このレビュー記事書くために僕も読み返したんですが、あらためて「え、こんなわかりやすかったっけ?」ってなりましたからね。

最初から全部理解しようとしなくて大丈夫なので、まずはストーリーを楽しみながら、Webライティングの雰囲気を掴みましょう。

まとめ:沈黙のWebライティングを読んで、ブログ運営に役立てよう

今回は、沈黙のWebライティングについて解説しました。

いかがでしたか?

ストーリーに沿って、自然にWebライティングが学べるので、ブログ初心者の方は読んでおきたい1冊です。

ぶっちゃけ、どんな本でも1回読むだけじゃ身につかないと思うんです。何回か、繰り返し読む必要がある。とはいえ、ダルいなぁ…みたいな気持ちになりがちじゃないですか?

でも本書は、主にストーリー形式なので、シンプルに楽しめるんですよね。ストレスを感じず、何回でもスラスラ読める。おまけに、知識まで身につきますから。ブログ初心者の方は、間違いなく必読です。

「沈黙のWebライティング」Amazonカスタマーレビュー

Amazonのページから、購入者のレビューも読めます。

2022年11月17日現在の、Amazonのカスタマーレビューもこのとおり高評価。星5つで過半数をこえていますし、星4つもあわせると、なんと80%ごえ。

これから本格的にブログを始めるなら、迷う必要はありません。自信を持ってオススメできる本なので、自分への投資として、今すぐ購入して読み始めましょう。