今回は、「沈黙のWebライティング」をご紹介します。
名前のとおり、Webライティングが学べる本。
「ブログ 本 おすすめ」でGoogle検索するとすぐに出てくるので、存在自体は知っているかもしれません。
今回は、「実際どんな本なの?」をまとめます。
これからブログ始めるなら、ぜひ参考にしてください。Webライティングの雰囲気が掴めるので、おすすめです。
沈黙のWebライティングとは?
まずは、基本情報から。
基本情報
- タイトル:沈黙のWebライティング
- 著者:松尾茂起
- 作画:上野高史
- 定価:本体2,000円+税
- 発行:エムディエヌコーポレーション
全部で630ページほどあり、かなりボリューミーな1冊。
「630ページ? 絶対読みきれねぇ」と思ったあなたへ。
問題なく読めるので、大丈夫です。
理由は、後ほど解説します。
僕が本書を購入した理由
たしか、2020年の6月頃に購入しました。
本格的にブログを始めて、3ヶ月ほど経ってから。
僕が買った理由は、Google検索するとすぐに出てくる有名本だったから。
多くのブロガーに紹介されていたこともあり、「この本なら安心でしょ」と思って買いました。
最初から冒険するよりも、まずはブログ経験者の方々が「おすすめだよ」と言ってたのを信じたわけです。
結果、信じてよかったです。
【ストーリーでわかる】沈黙のWebライティング要約&レビュー
ここからは、要約と感想をお伝えします。
ストーリーで学べるWebライティング本
最大の特徴は、ストーリー形式で学べる点です。
両親を亡くした姉弟の2人が、旅館を盛り上げるため、Webサイトから集客しようと奮闘するストーリー。
途中、協力者が現れたり、営業妨害してくる敵が現れたりで、話が進んでいきます。
吹き出しがあって「会話調」で進むので、マンガを読んでる感覚で、楽しみながら必要知識を学べます。
さっき、「ページ数が多いけど、大丈夫です」とお伝えしたのはこれが理由。
文字だけのページは少なく、多くがストーリー形式なので、問題なく読み切れるというわけです。
ストーリーを通して学べるのは最強
あらためて思いました。
やっぱり、ストーリーは最強だなと。
なぜなら、ワクワクしながら学べるから。
集中すれば、1日で読めます。
これからブログを始めるなら、まずWebライティングの雰囲気を掴んでおきたいですよね。
しかし、文章だけで学ぶのは大変です。どうしても機械的に覚えることになり、イメージも湧きにくいので。
その点、ストーリーは有能。マンガって、挫折しませんよね。これと同じ。
あと、印象にも残りやすい。正直、勉強してる感覚もあまりないし、それでいて学べる。
「勉強するぞ!」って気合い入れたときに限って眠くなったりするけど、この本はそれがありません。
まさに、ストーリー最強です。
文章メインの説明ページもある
もちろん、文章メインの説明ページもあるので、より深く学べます。
- 会話調のページ
- 文章のページ
- 会話調のページ
- 文章のページ
このように、交互になってます。会話調のストーリーで学んだ内容を、文章ページで復習できる構成。
ストーリーと、文章。
異なる2つの方法でインプットできるので、知識の定着も進むし、振り返りもできます。
基本的なブログの知識も学べる
もちろん、ブログの基本知識も学べるので安心です。
例えば、「SEOとは?」みたいな根っこの知識から、ブログ運営に便利なツール「Googleアナリティクス」の説明など。
ブログ経験者なら「知ってる、知ってる」みたいなことでも、初心者からしたら「エスイーオー……何それ?」だと思うので、読んでおく価値ありです。
ただし、デメリットもある
ただし、デメリットも2つあります。
ここもきちんと、お伝えしますね。
デメリット①:個人ブログとは少しズレる
本書のストーリーは、「オウンドメディア」を作る話なんですね。
オウンドメディアとは、企業がもつメディアのこと。今回のストーリーで言えば「旅館」です。
よって、個人ブログの運営とは少しズレます。これがデメリットと言えば、デメリットかなと。
もちろんブログの基礎知識や、Webライティングの雰囲気は掴めるので、僕的には全然問題ないですが、「ガッツリ、個人ブログ向けの本を読みたい」という場合は、若干イメージがズレるかもしれません。
デメリット②:全てを理解するのは、難しい
続いて、2つ目のデメリット。
知識がたくさんあるので勉強になるんですが、初心者の方がいきなり全部を理解するのは難しいです。
僕も最初に読んだときは、「なんとなく雰囲気はわかったけど、細かいところは、よくわかんないなぁ……」という感じでした。
逆に言えば、細部まで説明してくれているわけですが、いきなり「全部理解しなきゃ」と思うと大変です。
ブログ初心者の方へ。本書の読み方をご紹介
まず、最初から最後まで目を通して、全体のイメージを掴む。
細部は飛ばしてもOKです。
というか、会話調のストーリー部分だけでもブログ運営のイメージが掴めます。
で、ブログ経験を積んでから1年後ぐらいにもう1回最初から全部読み返してみる。こうすることで、一気に理解が深まります。1回目に理解できなかった部分が、2回目にはスラスラ入ってきますよ。
今回、レビュー記事書くにあたって僕も読み返したんですが、「こんなに、わかりやすかったっけ?」と思いました。
最初から全部を理解しなくて大丈夫なので、まずはストーリーを楽しみながら、Webライティングの雰囲気を掴みましょう。
まとめ
今回は、「沈黙のWebライティング」を解説しました。
いかがでしたか?
ストーリーに沿ってWebライティングが学べるので、ぜひ読んでおきたい1冊です。
正直、どんな本でも1回読むだけじゃ身につきません。何回も読む必要がある。とはいえ、ダルいなぁ……みたいな気持ちになりがちじゃないですか。
でも、ストーリー形式なら楽しめます。ストレスなく、何回でも読める。おまけに、知識まで身につくんですから。
これから本格的にブログを始めるなら、迷う理由はありません。自信を持ってオススメできるので、自分への投資として、いますぐ購入しましょう。