「完璧主義になりがちな性格なんだけど、完璧を求めることで何か短所とかってあったりするのかな?」
という方に向けて、この記事を書きました。
本記事では以下の内容を解説します。
- 完璧主義の短所を簡単解説
- 完璧主義の短所を理解したあとにやるべきこと
こんにちは、杉本です。
全てではないですが、完璧主義の要素も兼ね備えています。
完璧主義は、ストイックにもなれますが、自分を追い込むことにもつながります。
日々、色々とやらなきゃいけないことがある中で、ついつい完璧主義な一面が顔をのぞかせて、つらくなっている人もいるのではないでしょうか?
本記事では、僕の経験談をまぜながら、完璧主義の短所を簡単解説します。
自分に当てはまる部分もあると思うので参考にしてください。
対処法も合わせて解説します。
もくじ
完璧主義の短所を簡単に解説します
3つにまとめると、短所は以下になります。
- 自分を追い詰めてしまう
- サボる口実になる
- あなたが求める完璧は、たぶん完璧じゃない
1つずつ見ていきます。
自分を追い詰めてしまう
1つ目の短所は、自分を追い詰めてしまうことです。
完璧主義な人は、中途半端が許せないので、自分に厳しくなりがち。
自分が「完璧だ!」と思えるまで納得することが出来ないため、必然的にハードルが高くなります。
ゴールが見えづらく、それによって精神的にしんどくなったりもします。
ストイックであるとも捉えられますが、やりすぎはバランスが崩れるので、個人的にはほどほどが良いと思います。
自分を追い詰めてしまう。
これが1つ目の短所です。
サボる口実になる
2つ目の短所は、サボる口実になります。
「完璧」は、ある意味、到達できないポイントなので、実現不可能な目標を掲げているのと同じ状態。
とくに締切などがないものに取り組んでいるときは、サボる口実になりやすいです。
僕自身、このブログとは別にオリジナルの映画脚本を書いているのですが、「完璧にしたい!」と気持ちばかりが先行することで、理想と現実のギャップにぶつかってサボったことも数えられません。
先ほどの「自分を追い詰めてしまう」とは逆のパターンです。
少し厳しい言い方をすると、「完璧」という言葉を隠れみのにして努力を怠っている状態。
現実逃避です。
サボる口実になる。
これが2つ目の短所です。
あなたが求める完璧は、たぶん完璧じゃない
3つ目の短所は、あなたが求める完璧は、たぶん完璧じゃないという現実です。
完璧ってかなりあいまいですし、人によって基準も違うからですね。
本当に完璧かどうかを判断するのは極めて難しいです。
自分では「完璧だ!」と思っていても、周りからすれば「全然だね」ということもあります。
僕も映画脚本を書き上げてコンクールに出して、不合格だった過去があります。
完璧はおこがましいですが、自分的には最大限書いた脚本が、他人から見たら全然ダメだったわけです。
つまり、基準が違ったということ。
このように、自分の中の完璧だけにこだわっていては、なかなか苦しくなります。
あなたが求める完璧は、たぶん完璧じゃないという現実。
この不確かさが3つ目の短所です。
完璧主義の短所を理解したあとにやるべきこと
完璧主義を抜け出したい人、あるいは、抜け出したいけどすぐには無理そうな人。
その両方に対して、解決案を出しますので参考にしてください。
自分はどう生きていきたいのか?
解決案の前に、まず「自分はどう生きて生きたいのか?」を考えましょう。
完璧主義である自分を変えたいのか、あるいは、完璧主義のまま生きて行くのか。
自分なりの納得感が必要です。
急がなくていいので、自分と向き合って考えてみましょう。
日々の隙間時間に考えてもいいですし、休日に時間をとってゆっくり思いを巡らせてもオッケーです。
もう一度、書きます。
- 完璧主義である自分を変えたいのか
- 完璧主義のまま生きて行くのか
すぐに答えが出なくても焦らなくて大丈夫です。
仮に一度選んだからといって変更ができないわけでもありません。
今後、自分はどうするのか?という方向性を見定めるために考えるに過ぎません。
自分はどう生きて生きたいのか?
あなたなりの答えが出ることを願います。
完璧主義である自分を変えたいなら?
完璧主義から抜け出したいなら、自分を変えていく必要があります。
完璧主義の本質への理解を深め、そこから抜け出すためのトライですね。
表面的にコツだけを学んでも、すぐに性格を変えるのは難しいので、合わせて本質をサラッと見ておく方がいいです。
このあたりのテーマは、以前に記事を書いていますので、以下を参考にしてみてください。
関連記事:完璧主義がつらいと感じている方へ【本質論/抜け出すためのコツ】
すぐには無理そうな場合は?
完璧主義から抜け出したいけど、すぐには無理そうな場合については、「やることを絞れないか?」と考えてみましょう。
絞られている方が、完璧主義で苦しむ量が減ります。
例えば、5個のタスクと1個のタスクであれば、後者の方がラクですよね?
5個を完璧にするより、1個の方が負担が少ないです。
もちろん、その1個がヘビーなものかもしれないので、一概に全てをくくることはできませんが、とはいえ、一般的には取り組む対象が少ない方が負担は減ると思います。
なので、「すぐには無理そうだな」という方は、発想を変えて、「やることを絞れないか?」と考えてみましょう。
完璧主義から抜け出すのではなく、やることを絞って負担を減らす。
この方法です。
「なんだか、その方が良さそうだな」という方は、以下の参考記事をサクッと読んでみてください。
過去に書いたブログ記事です。
参考記事:【発見】やることを絞ることの重要性について【中途半端からの脱却】
以上、2つの過去記事を解決案として出させていただきました。
何かしら参考になるヒントがあれば幸いです。
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