【発表】文章を書くのが遅い人の特徴4つ|スピードの上げ方も解説

2020年8月31日

「文章を書くのが遅い…。スピードを上げる方法があれば知りたいです」

という方に向けて、記事を書きました。

  • 文章を書くのが遅い人の特徴
  • 文章を書くスピードを上げる方法

今回は「文章を書くのが遅い」をテーマに解説します。

仕事、LINE、SNSなど、文章でコミュニケーションを取ることって多いですよね?

そのたびに時間がかかると、正直しんどいと思います。

今でこそ、僕もこうして文章を書いていますが、元々は書くのが遅いタイプでした。

なので今回、そんな自分の経験を踏まえながら、文章を書くのが遅い人の特徴と、早く書くための方法をご紹介します。

とくに「文章を書くのが苦手で…」という方は、参考にしていただけるはず。ぜひ、最後までお付き合いください。

なお、文章力アップに役立つ本を探している方は、以下記事もどうぞ。

文章力の本は、まず1冊でOK。おすすめの読み方もご紹介します

文章を書くのが遅い人の特徴

ひと言で「文章を書く」と言っても色々あるので、本質に絞って解説します。

先に結論から。

以下4パターンが、文章を書くのが遅い人の特徴です。

  • 特徴①:頭の中が整理されていない
  • 特徴②:なんとなく雰囲気で書き始める
  • 特徴③:途中で詰まったら、そこから動けなくなる
  • 特徴④:細かい間違いや表現が気になる

順番に見ていきましょう。

特徴①:頭の中が整理されていない

文章を書く前に、「何を書くのか」が整理されていないと、書くスピードが遅くなります。

文章を書くこと自体に慣れていなかったり、頭の中で考えを整理するのが苦手だったり。ようするに、「何を書けばいいかわからない…」という状態。

基本的な部分がわからない状態なので、当然、書くのが遅くなります。

特徴②:なんとなく雰囲気で文章を書き始める

雰囲気で文章を書き始める人も、書くのが遅い傾向にあります。

動き出しは早いので一見スピーディーに見えるんですが、全体像がつかめていないので、途中で何を書いているのかがわからなくなります。その結果、最後までたどり着けなくなる。

「何を書けばいいかわからないけど、とりあえず書き始めるか…」というタイプの人ですね。

世の中には、いきなりスラスラと文章を書ける人もいますが、普段から文章を書き慣れている人なので、気にする必要はありません。

対処法は後半で解説します。まずは「自分って、雰囲気で書き始めてないかな…?」と自問自答してみてください。

特徴③:文章の途中で詰まったら、そこから進めなくなる

文章の途中で詰まると先へ進めなくなる人も、書くのが遅い傾向にあります。

文章は前から書かないといけない、という先入観があるからですね。

この方法だと時間がかかるのは言うまでもなく、最悪の場合、そこでストップしてしまいます。

完璧主義になっていませんか?

「書けない部分をそのままにして先へ進めない…」という気持ちもわかりますが、いったん飛ばして書ける部分から書いた方がいいです。

続きを書いているうちに頭が整理されて、なぜ書けなかったのかがわかったりすることもあるので。

途中で詰まったときに先へ進めなくなる人は、スピードが遅くなりますよ。

特徴④:細かい言葉の間違いや表現が気になる

あとは、細かい言葉の間違いや表現が気になる人も同じ。

細部ばかりを気にすると、全体像を見失います。

例えば、「この文章表現って、あってるのかな?」「これって、漢字でどう書くんだっけ?」みたいなパターン。

文章を書くうえで細部は大事ですし、適当でOKというわけではないですが、修正はあとからできます。

細部が気になりすぎる方は、注意してください。

文章を書くスピードを上げる方法

文章を書くスピードを上げるには、前半で解説した「文章を書くのが遅い人の特徴」を改善すればOKですが、もう少し基本にフォーカスして解説します。

文章の「最も大事な部分」を明確にする

書こうとしている文章の中で、最も大事な部分はどこなのか?

まずは、ここを明確にしましょう。

書くべき大事なポイントがつかめていないと、文章にできません。逆にそこさえわかれば、なんとかなります。

例えば、以下のLINEの文章を見てください。

お疲れ!
次の土曜日ヒマ?

返信待ってるねー!

この文章で、最も大事な部分はどこでしょう?

答えは、2文目の「次の土曜日ヒマ?」です。

この1行だけでも相手に意味が通じるので、他はカットしても大丈夫ですよね。この感覚がつかめると、書くスピードは上がります。

最も大事な部分はどこなのか? まずはこれを意識してみてください。

文章の流れを一通りイメージしてから書く

次にやるべきは、文章の流れを一通りイメージしてから書くです。

なぜなら、全体像が見えていない状態で書き始めると、途中で書けなくなったり、最後まで書けるか不安になるから。

まず最初に「大まかな流れ」をイメージしておくことが大切です。

再び、先程のLINEを例にして、具体例で見てみましょう。

お疲れ!

次の土曜日ヒマ?
返信待ってるねー!

これを簡単に分解すると、以下のようになります。

1行目:挨拶
2行目:1番伝えたいこと

3行目:相手の行動をうながす

例えば、気になっている人をLINEでデートに誘う場合、適当に文章を書いたりしませんよね? たぶん、全体の流れを考えるはず。

まずは爽やかに挨拶して、大事なことを伝えて、無視されないようにプッシュして……みたいな。

文章を書くときも同じで、事前に流れをイメージしてから書くとスムーズです。

補足:一筆書きの練習も効果あり

あと、一筆書きも効果ありです。

一筆書きとは、「いったん書き始めたら修正をせず、とりあえず最後まで書くこと」を意味します。

これによって、例えヒドイ文章でも、最後まで書ききるクセがつきます。

自分の文章に嫌気がさして書くのが遅くなることもあるので、練習として試す価値はあると思いますよ。

むかし、僕も一筆書きでブログを書いていました。気になる方は、ぜひトライしてみてください。

P.S.
最後に、文章力アップに役立つおすすめ本を1冊ご紹介します。

「会話でなら伝えられるのに、なぜか文章を書こうとすると手がとまる…」と悩んでいる方におすすめです。

多くのブロガーが紹介しており、もちろん僕も読みました。間違いなく勉強になります。ぜひ手に取ってみてください。

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