(更新日:2020年12月05日)
こんにちは、杉本です。
「文章を書くのが遅い、、、」
「文章を書くスピードを上げる方法があれば知りたい」
という方に向けて、この記事を書きました。
本記事では以下の内容を解説します。
- 文章を書くのが遅い人の特徴
- 文章を書くスピードを上げる方法
仕事、LINE、SNSなど、文章でコミュニケーションを取ることって多いですよね?
その度、文章を作るのに時間がかかっていては正直しんどいと思います。
僕自身、今でこそ2000~3000文字ほど、こうしてブログで文章を書いていますが、元々は決して早く書ける方ではなく、むしろあれこれ考えすぎて遅いタイプでした。
なので今回、自身の経験を踏まえながら、文章を書くのが遅い人の特徴と、早く書くための方法を解説します。
とくに「文章を書くのがホントに苦手で、、、」という方は参考にしてみてください。
もくじ
文章を書くのが遅い人の特徴
一言で文章を書くと言っても色々あるので、今回は本質的な部分に絞って解説します。
以下、4パターンが文章を書くのが遅い人の特徴です。
1. 頭の中が整理されていない
2. なんとなく雰囲気で書き始める
3. 途中で詰まったらそこから動けなくなる
4. 細かい間違いや表現が気になる
文章を書き始めた頃の僕がまさにこんな感じでした、、、
頭の中が整理されていない
文章を書く以前の問題で、「何を書くべきか」が、頭の中で整理されていないことがあります。
普段から文章を書く機会が少なくて書くことに慣れていなかったり、頭の中で想像を膨らませ、考えを整理するのが苦手だったり、、、
ようするに、「何を書けばいいかわかんねー!」という状態です。
案外、人って自分のことさえわからなかったりするので、これはありがちなパターンです。
基本的な部分がわからない状態なので、当然ながら書くのが遅くなります。
なんとなく雰囲気で文章を書き始める
なんとなく雰囲気で文章を書き始める人も、書くのが遅い傾向があると思います。
動き出しは早いので一見スピーディーに見えるのですが、書くべき文章の全体像が掴めていないので、途中で自分が何を書いているのかがわからなくなったり、最後まで辿り着けなくなったりします。
書けたとしても、まとまりのない文章になる可能性もあります。
もちろん世の中にはいきなりスラスラ書ける人もいますが、おそらく普段から書き慣れている人だと思うので、あまり気にする必要はありません。
対処法は次の章で解説しますので、まずは、「自分って、なんとなく雰囲気で書き始めてない、、、?」と自問自答してみてください。
文章の途中で詰まったらそこから進めなくなる
文章を書いている途中で詰まった時に、そこから先へ進めなくなる人も書くのが遅い傾向にあると思います。
「文章は前から順番に書かないといけない」という先入観があるからですね。
例えば、文章を書き始め、途中で何を書くべきかわからなくなった時に、延々とその部分に取り組んでしまうパターンの人です。
この方法だとかなりの時間がかかり、最悪の場合、そこでストップしてしまう可能性もあります。
結構、当てはまる人もいるのではないでしょうか?
簡単に言えば、文章を書くことに対して完璧主義になっているわけですね。
「上手く書けない部分を放ったらかしにして先へなんて進めないよ!」という方もいるかもしれませんし、たしかに気持ちはわかるのですが、基本的にはその部分は一旦飛ばして、書ける部分から書いた方がいいです。
続きを書くうちに考えが整理され、「なぜ、さっきの部分が書けなかったのか?」がわかったりすることもあるので。
ずっと意地をはって同じ部分を考え続け、仮に答えが出たとしても、それが正しい文章かどうかはわかりませんよね?
途中で詰まった時に、そこから先へ進めなくなる人、、、自分は当てはまっていないかどうか確認してみてください。
細かい言葉の間違いや表現が気になる
あとは、細かい言葉の間違いや表現が気になる人も同じです。
細部ばかり気になって、全体像を掴むことが疎かになってしまうわけですね。
例えば、「この文章表現ってあってるのかな?」「あれ、これって漢字でどう書くんだっけ、、、?」みたいなパターン。
文章を書く上では細部は大事ですし、適当ではいけませんが、とはいえ、大きな修正や調べ物は後から出来るので、まずはあまり細かい部分は気にせず書き進める方が早いです。
「後から調べるのにも時間がかかるじゃん!」と思うかもしれませんが、ダラダラと何度も中断しながら書き進めるよりは、一旦ザッと書いてしまって、後から修正する方が早いと思います。
少なくとも僕のブログはそうですね。
細かい言葉の間違いや表現が気になる人は、少し注意してみてはいかがでしょうか?
文章を書くスピードを上げる方法
先程の章で解説した『文章を書くのが遅い人の特徴』で当てはまる部分を改善すればOKなのですが、この章ではもう少し基本的な部分にフォーカスして解説します。
文章の最も大事な部分を明確にする
書こうとしている文章の中で、最も大切な部分はどこなのか?
メチャクチャ基本的なことですが、まずはここを明確にするのが大事です。
書くべき内容が自分で掴めていなければ文章にすることは出来ませんし、逆にそこさえわかればなんとかなります。
例えば、以下のLINEの例を見てください。
例:【LINEの文章】
お疲れ!
次の土曜日ヒマ?
返信待ってるねー!
、、、この文章の最も大切な部分はどこでしょうか?
結論、2文目の「次の土曜日ヒマ?」です。
この1行だけでも意味が通じるので、他の部分はカットしてもオッケーですし、この核となる部分が自分で掴めているかどうかで、文章を書くスピードは変わってきます。
ちなみに、今回のブログで言えば、以下2つのポイントです。
1. 文章を書くのが遅い人の特徴
2. 文章を書くスピードを上げる方法
書こうとしている文章の中で、最も大切な部分はどこなのか?
まずはこれを明確にしてみてください。
文章の流れを一通りイメージしたら、とりあえず最後まで書く
次にやるべきことは、以下2つです。
- 書く前に、文章の流れを一通りイメージする
- 書き始めたらとりあえず最後まで書く(修正は書き終えてから!)
全体像が掴めていない状態で文章を書き始めると途中で書けなくなってしまうこともありますし、「最後まで書けるかなぁ、、、」と、変な不安があったりするので、まずは大まかな流れを掴んでおくことが大切です。
『起承転結』みたいな感じですね。
僕自身は、だいたい3つ~4つぐらいの大きなかたまりで考えることが多いです。
先程のLINEを再び例に持ってきます。
例:【LINEの文章】
お疲れ!
次の土曜日ヒマ?
返信待ってるねー!
これを簡単に分解すると、以下のようになります。
一行目:挨拶
二行目:一番伝えたいこと
三行目:相手の行動をうながす
これが大まかな流れですね。
仮に、あなたが気になっている人をLINEでデートに誘う場合、適当に文章を書いたりしませんよね?
たぶん、全体の文章の流れを考えるはずです。
まずは爽やかに挨拶して、大事なことを伝えて、無視されないようにプッシュして、、、的な感じでしょうか?
それと同じです。
あと、書く文章の量にもよりますが、慣れないうちは一旦最後まで書き切ってから修正する方がいいです。
その都度修正すると、書き終わらない可能性が出てきます。
- 書く前に、文章の流れを一通りイメージする
- 書き始めたらとりあえず最後まで書く(修正は書き終えてから!)
ぜひ、試してみてください。
補足:文章を書くのが遅いなら、一筆書きで練習もアリ!
あと、一筆書きで文章を書く練習もアリだと思います。
一筆書きとは、書き始めたら修正することなく、とりあえず最後まで一気に書くこと。
これによって、たとえ酷い文章であってもとりあえず書き終えるクセがつきます。
文章が書けない理由とは、文章力が無いのではなくて、自分が書く文章に嫌気がさしたりすることが原因だったりしますので。
僕自身、昔のブログは一筆書きをしていたこともありました。
毎日、だいたい1000文字ぐらいを一筆書きしていたのですが、正直、なかなか大変だったので、最初は300文字ぐらいでもいいかもです。
適当にテーマを決めて300字、自由に文章を書いてるわけですね。
これまでの解説と若干矛盾を感じるかもですが、一筆書きを試してみることで、文章の最も大事な部分を明確にすることの大切さや、全体の流れを掴むことの大切さを痛感すると思いますので、結構いい練習になると思います。
一筆書きで文章を書いてみる。
気になる方は練習がてらトライしてみてください。
「文章力を高めたい!」という人は、以下記事も参考に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本記事は以上です。