「他人と自分を比較して嫉妬してしまうのをやめたい」
という方に向けて、この記事を書きました。
本記事では以下の内容を解説します。
・他人と比較して嫉妬を感じた時にやるべきこと
こんにちは、杉本です。
他人と自分を比較して、ついつい嫉妬してしまうことってありますよね?
僕自身、他人を見て「羨ましいなぁ〜」と思ってしまうことはあって、これまで嫉妬してしまうことも何度かありました。
ですが、この問題についてゆっくりと時間をかけて考えた結果、「まぁ、嫉妬しても仕方ないよね」という結論に至りました。
今回は、その結論に至った理由をいくつか解説します。
人間なので、「なにがなんでも嫉妬はダメだ!」というつもりはなくて、とはいえ、あまり健全な精神状態ではないと思うので、何かしら参考にしていただけると幸いです。
もくじ
他人と自分を比較して嫉妬しても意味がないと感じた理由
3つ、解説します!
そもそも前提が違う人間
嫉妬に意味がないと感じた一つ目の理由は、そもそも前提が違う人間だからです。
当たり前のように思うかもしれませんが、案外、気付かなかったりします。
例えば、
- 見た目
- 性格
- 性別
- 育ってきた環境
- 人間関係
などなど。
これら一つをとっても、完全に同じ人はいないので、「羨ましいなぁ」「あの人みたいになりたいなぁ」と嫉妬したとしても、完全に同じにはなれません。
もちろん、努力で近づくことはできると思いますが、嫉妬しているときというのは、案外、ただ嫉妬しているだけのことが多いように思いますので、その辺りは自分自身の考え方を見つめ直す必要がありそうです。
そもそも前提が違う人間であるということ。
これが一つ目の理由です。
同じ状況になっても別の悩みが出てくる
二つ目の理由は、もし自分が嫉妬する対象と同じ状況になれたとしても、たぶん別の悩みが出てくるからです。
不思議なもので、自分が誰かに嫉妬してるときは、「羨ましいなぁ」という気持ちが先行してしまい、“その相手にもきっと何か悩みがあるんだ”という想像がすっぽり抜け落ちていることがあります。
「あ、たしかにそうかも!」と、心当たりがある方も多いんじゃないでしょうか?
例えばですが、
「芸能人になりたい!」という人が居たとしましょう。
一般人である自分が嫌で芸能人に嫉妬してしまうタイプの人です。
芸能人になれば収入も増えるでしょうし、認知度が上がって周りからもチヤホヤされるでしょうが、当然ながら、それに伴う苦労も色々と出てくるはずです。
不倫をすれば叩かれますし、いきすぎた誹謗中傷も受けるでしょう。
冷静に考えれば当たり前なのですが、他人に嫉妬しているときは、この辺の想像力がゴッソリと消えてしまうことがあります。
もし自分が嫉妬する対象と同じ状況になれたとしても、たぶん別の悩みが出てくるであろうということ。
これが二つ目の理由です。
嫉妬対象は唯一無二の存在である
三つ目の理由は、嫉妬対象は唯一無二の存在であるからです。
例えば、あなたの嫉妬対象は、誰かに似ていますか?
それとも、オリジナルな唯一無二の存在ですか?
統計を取ったわけではないので正確にはわかりませんが、個人的には後者の割合が多いんじゃないかなぁ?と、ぼんやり思っています。
つまり、嫉妬し、真似ることにはあまり意味がないということです。
嫉妬対象は、なぜ嫉妬対象になり得たのか?
それは、きっと唯一無二の存在だから。
もちろん、彼らから何かを学ぶことはとても大切ですが、嫉妬心を燃やし、真似ることではおそらく永遠に追いつくことは出来ません。
オリジナルとの戦いには勝ち目はない、とみた方がいいでしょう。
嫉妬対象は唯一無二の存在であるから。
これが、僕が嫉妬には意味がないと感じた三つ目の理由です。
他人と比較して嫉妬を感じた時にやるべきこと
ここまで、嫉妬にはあまり意味はない理由を3つ解説しました。
では、嫉妬を感じた時はどうするか?
これを一つ解説します。
目の前の何か一つをきちんとやる
目の前の何か一つをきちんとやりましょう。
嫉妬とは、いわば僻み根性みたいなものなので、自分が動かない限り何も変化が起きません。
嫉妬から抜け出すためには、自分が出来ることを一つずつ着実にこなしていくのがいいと思います。
例えば、
- 朝、きちんとベットメイキングする
- 仕事の昼休みに10分だけ勉強してみる
- 深酒をしない
など。
別に何でもいいです。
「そんなことやって意味あんの?」と思うかもしれませんが、ここでの狙いは、意識の対象を他人ではなく自分に向けることです。
他人と比較して嫉妬してるときって、シンプルに自分自身が努力できていない状態であることが多いので(僕自身はそう!)、まずは、自分へと意識を向けることが大切になってきます。
目の前の何か一つをきちんとやること。
これを心掛けることで、ちょっぴり前向きな変化が生まれると思いますよ。
まとめ。
みんな人間なので他人と自分を比較して、嫉妬することはあります。
しかし、ただ嫉妬するだけでは、なかなか前に進めないというのもまた事実。
「自分は、なぜ、嫉妬するんだろう?」
「なにが羨ましいと感じているんだろうか?」
このように根っこの部分にもきちんと目を向けて考え、そのあとは、自分のやるべきことをやりましょう。
そうすることで、いつの間にか嫉妬は消え去っているんじゃないでしょうか?