(更新日:2020年12月09日)
「文章力を向上させる方法を知りたい!」
「文章力を向上させる上で、必要なことって何?」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 文章力を向上させるカギは、「型」にあり【PREP法が効果的です】
- 文章力を向上させるために必要なこと
こんにちは、杉本です。
「文章力を高めたい」と思いつつも、実際にどうすればいいのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。
「書き続ければ、うまくなる?」「もしかして、才能…?」など、文章力には、色んな疑問があるかもしれません。
結論、文章力は「型」を学ぶことで、向上させることができます。
本記事では、「PREP法」というものについて解説します。
僕自身、ブログを書く時は、ずっと「PREP法」を使っています。
以来、記事の内容が少しずつ整理され、読者も増え、最近では収益も出始めました。
「型」を学ぶことで、誰でも今より確実に文章力が向上するはず。
サクッと読めるように記事を書きますので、よければ参考にしてください。
もくじ
文章力を向上させるカギは、「型」にあり【PREP法が効果的です】
結論、「型」にそって書くのが、重要です。
文章が書けない人の勘違い
本題に入る前に、少しだけ前置き。
「文章が書けないのは、自分に才能がないからだ」と考える人もいるかもしれませんが、これは勘違いです。
一流の小説家になるなら話は別ですが、普通にこのブログのような文章を書くだけであれば、才能は不要。
自分で言うのは悲しいですが、たぶん誰でも書けます。
なぜなら、「型」を使っているから。
いきなり白紙に向かって、自分の考えを自由に書き連ねているわけではありません。
事前に「型」にそって、構成を練っています。
書き始める前の準備であり、そうすることで、「どの順番で文章を書こう…」と迷うことがなくなります。
1. PREP法で文章の流れを作る
2. 肉付けをする
だだ、これだけです。
とても、シンプルでしょう?
では、ここからは、「型」である「PREP法」について簡単に解説します。
文章力を向上させるのに、「特別な才能は不要だ」ということが、わかってもらえると思います。
「PREP法」とは?
「PREP法」とは、下記の順番で文章を構成する方法です。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
簡単にまとめると、これだけ。
それぞれの頭文字を取って、「PREP」という名前がついているわけです。
文章を書く時に、「どの順番で書こうか…」と、迷ってしまうことってありますよね?
ですが、「PREP法」を使えば、すでに順番は決まります。
あとは、結論、理由、具体例、この3つを整理するだけ。
これで、全体の流れができます。
では、実際に「PREP法」を使って、「文章を書くのに、才能はいらない」という主張の文を作ってみます。
PREP法の具体例
- 結論(Point):文章を書くのに才能はいらない
- 理由(Reason):「型」に沿って書けば、誰でも文章が作れるから
- 具体例(Example):「PREP法」を使う
- 結論(Point):よって、文章を書くのに才能はいらない
こんな感じです。
かなりシンプルですが、一通り、流れはできています。
これが、「PREP法」を使った文章の作り方であり、ベースとなる考え方です。
あとは、肉付けをしていくだけ
以下は、先ほどの復習です。
- 結論(Point):文章を書くのに才能はいらない
- 理由(Reason):「型」に沿って書けば、誰でも文章が作れるから
- 具体例(Example):「PREP法」を使う
- 結論(Point):よって、文章を書くのに才能はいらない
このように、PREP法を使った文章の枠組みができたら、あとはこれに肉付けをします。
例えば、こんな感じ。
肉付けした「PREP法」
- 結論(Point):文章を書くのに才能はいらない
でも、一流の小説家になるとか、例外はある。
- 理由(Reason):「型」に沿って書けば、誰でも文章が作れるから
ちなみに、僕もブログを書く時に、「型」を使っています。
- 具体例(Example):「PREP法」を使う
「PREP法」とは?
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
先にこの4つを考えておけば、全体像がつかめる。
- 結論(Point):よって、文章を書くのに才能はいらない
、、、、、
上記、太字の部分が「PREP法」で箇条書きしたところで、細字の部分が、肉付けです。
結論、理由、具体例、結論。
これら4つを先に箇条書きで並べて、その間に、肉付けしていきたい内容を差し込んでいきます。
ちなみに、「型」を守りつつ、場合によっては、「理由」を省いたりしてもいいです。
あとは、文章を足したり、削ったりしながら、全体のバランスを整えて完成!
なんとなく、イメージはつかめましたでしょうか?
文章力を向上させるために必要なこと
3つほど、解説します。
習慣化して、「知識」を学ぼう
文章力を向上させるためには、ある程度、文章を書くことを習慣化する必要があります。
毎日書く人と、1週間に1回書く人であれば、たぶん毎日の人の方が上達しますよね。
シンプルな理屈です。
無理をする必要はありませんが、習慣化は大切です。
できれば、文章力に関する本も、合わせて読んでおいた方がいいかもですね。
順番としては、下記です。
1. 文章を書くのを習慣化する
2. 文章力に関する「知識」を学ぶ
たとえ本を読んでも、一度に全てのスキルを身につけることはできませんが、仮に1つでも、2つでも、身につけておくだけで随分変わってくるので、ぜひ読んでください。
習慣化と、知識を学ぶ本については、下記の参考記事をご覧ください。
とても基本的なことですが、2つとも欠かせない大切なポイントです。
ローマが1日にして成らないことを楽しもう
文章力を向上させるには、長い時間がかかります。
なかなか上達しないからといって、変に焦ったり、途中でふてくされて、投げ出してはいけません。
ローマは、1日で成らないものです。
地道にコツコツ、向き合うことが大切です。
なんだか、古くさい考えに聞こえるかもしれませんが、本質だと思います。
長い時間をかけて、文章のスキルを磨くのは大変です。
もっとラクに成果が出るものもあるでしょう。
しかし、きちんと向き合うことで、そう簡単に失うことのない、能力が身につくはずです。
文章力の向上には、終わりも、完成もありません。
生きている限り、ずっと途中です。
向上のプロセスを楽しみ、自分の中にある未完のローマを楽しみましょう。
早速、「PREP法」も使ってみてくださいね!
使い慣れるまでは、「あれ…?」と、戸惑うこともあるかもしれません。
でも、慣れたら早いです。
「型」を使うことで、頭の中が整理されるので、かなり書きやすくなるはず。
「オリジナリティがなくなるんじゃない?」という心配があるかもですが、基本さえしっかり押さえれば、あとから崩せるので、まずは「PREP法」にトライしてみてください。
お互い、頑張りましょうね。
本記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。