「毎日、漠然とした焦りを感じる…この焦りを解消するためには、どうしたらいいのかな?」
という方に向けて、この記事を書きました。
本記事では以下の内容を解説します。
- 毎日に漠然とした焦りを感じるなら【原因を特定し解消/注意点あり】
- 毎日の焦りを解消するための対処法
こんにちは、杉本です。
日常生活の中で、漠然と焦りを感じることってありませんか?
僕はたまにあって、原因がなんとなくわかることもあれば、イマイチわからないこともあります。
いい具合に自分を後押ししてくれる類の焦りであればいいのですが、なんとなく焦りから不安にかられたりして、しんどくなってしまうことも。
変化の激しい時代だからこそ、この焦りとは上手く付き合っていく方が良さそうです。
この記事では、僕自身の経験を踏まえて、毎日に漠然とした焦りを感じた時の対処法について解説します。
もし、同じように感じている人がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
毎日に漠然とした焦りを感じるなら【理由を特定し解消/注意点あり】
基本的には「原因の特定→対処」と、やることはシンプルなのですが、1つ注意点もあるので、心構えから順番に解説していきます。
焦りを感じても深刻になりすぎない
まず、心構えとして、焦りを感じてもあまり深刻になりすぎないことが大切です。
深刻に考えすぎても、それ自体が直接、解決には繋がらないからですね。
「あー、また来ましたか!」ぐらいのポップさで焦りを迎えましょう。
もちろん状況にもよりますが、焦りの理由が漠然とした不明確なものについては、少しラクに向き合った方がいいと思います。
焦りを感じても深刻に考えすぎない。
この心構えで、先へと進んでいきましょう。
焦りの原因を特定する
次に、「なぜ焦っているのか?」、その原因を特定しましょう。
原因さえわかれば、対処法を考えることができます。
あくまで、全体の大きな流れとして考えるべきは、「原因の特定→対処」です。
ゆっくりと時間を作って自分自身と向き合い、原因だと思われるものを思いつく限りピックアップしましょう。
その際、紙に書く方がより意識できるので良いと思います。
例えば、以下のようなものが考えられませんか?
- 毎日同じことの繰り返しで、成長している実感が得られない
- やりたいことがあるのに、実際はしっかりと時間を割けていない
ちなみに、この2つは僕が焦りを感じる時の原因になりがちな要素です。
なるべく正確な原因を特定できればそれに越したことはありませんが、とはいえ、常に正しい原因を特定できるとは限りません。
仮にそうであっても、自分自身と向き合うことで問題の解像度は上がってくるので、一度、向き合う時間を作りましょう。
焦り原因の特定は必須事項です。
注意点:気合い論はNGです
対処法に入る前に1つ注意点を共有しておきます。
いくら焦りを感じたからといって、「気合いでなんとかしよう!!」とばかり、気合い論に頼りすぎるのは避けた方がいいです。
正直なところ、気合い論だけでは、根本的な解決にならない可能性が高いです。
確かにその瞬間は爆発力があって勢いがつくかもしれませんが、長期的には継続性は見込めず、一過性のものとして終わるケースが多いはず。
ほとんどの人は、気合い論だけで走り続けることはできません。
例えば、睡眠を削りに削って自分を追い込もうとしたり、実現不可能な無謀な計画を立てたり。
「無謀な計画は怠惰と同義である」と、どこかで聞いたことがありますが、まさにその通りだと思います。
中には例外もあるとは思いますが、あくまで気合い論で長期的に上手くいく例は少数でしょう。
なるべく正確に原因をつかみ、それに合わせた対処法を考える。
この方が、よほど効果的だと思います。
結論として、気合い論はNGです。
毎日の焦りを解消するための対処法
焦りの原因によって、対処法の細かい部分は異なりますが、今回は普遍的なものを4つピックアップしました。
多くのケースにおいて役立つと思います。
小さくていいから、何か行動を開始する
小さく何かを行動することで、焦りを和らげることができます。
繰り返しの毎日で、特に変化を感じられないことが焦りの原因だったりするからですね。
例えば、将来のお金に不安を感じているなら節約を開始してみたり、スキルアップを目指したいなら、仕事から帰った後に独学で勉強を開始したり。
仮に、体型が気になる方であれば、食事面での変化にトライしてもいいですね。
このように挙げていけばキリがありませんが、要するに、無理のない自分にできる範囲で小さく行動を開始するのです。
ほんの少しでも前進している実感を得ることができれば、焦りは和らぎます。
脱・完璧主義!
あと、完璧主義にならないように気をつけることも忘れないでください。
完璧は基本無理です。
この部分にこだわりすぎると、さらに焦りを生むことにつながります。
あなたが小さく行動を開始したからといって、すぐに焦りが解消されるとは限りません。
「行動したから絶対解消されるはずだ!」と思い込みすぎると痛い目をみます。
常に心の余白(余裕)を持ち合わせておくことが重要なのです。
仮にきちんと行動を開始したとしても、ついついサボってしまうことで罪悪感を感じたり、自己肯定感が下がることもあるでしょう。
行動した結果が思うように出なくて、持ち合わせていた高い期待値の分、より失望するかもしれません。
もちろん全てを完璧にこなせて、なおかつ、あなたが思うように焦りを解消できればベストですが、完璧は難易度が高く、こだわりすぎると本質を見失います。
あくまで大切なのは焦りを解消すること。
完璧主義になることではありません。
過去を振り返る
3つ目の対処法は、過去を振り返ることです。
焦りを感じる時は、比較的、今のことや、近い将来のことばかりに気をとられている傾向があります。
つまり、視野が狭くなっている状態です。
過去を振り返るのは簡単にできます。
例えば、以下です。
- 懐かしい過去の記憶をじっくり思い出してみる
- 懐かしい友達と連絡を取ってみる
過去に想いを馳せることで、初心を思い出し、焦りが消えて意欲がわく可能性もありますし、そもそも自分が感じている焦りが案外的外れだと気づくかもしれません。
1つ注意点があるとすれば、友達と自分を比較して焦ることぐらい。
過去を振り返る時は、シンプルに楽しんでください。
友達との比較は不要です。
自分を許して、ラクに生きよう
焦りを感じても、そんな自分を許して、ラクに生きましょう。
当たり前ですが、人生にはいい時もあれば、何事も上手くいかないときもあります。
もし今のあなたが焦りばかりを感じて悪い状況だとしても、今後よくなるかもしれません。
このままずっと同じ状況が続く、なんてことはたぶんないでしょう。
仮に、これまで説明してきた対処法を使って焦りを解消したとしても、生きていれば、また必ず焦りを感じる瞬間は訪れます。
1度、焦りが解消したからといって2度と来ない、なんてことは現実的にあり得ません。
なので、その都度、深刻に悩みすぎていたら疲弊します。
毎回、上手く対処していくしかないのです。
なんでもかんでも自分を許せというわけではなく、自分がやるべきことさえきちんとやっていればOKだということ。
自分の影響力が及ばない範囲をあれこれと思い悩んでも、どうにもなりません。
ほんの少し肩の力を抜くだけでも、世界の見え方が変わったりするものですよ!
自分を許して、ラクに生きてください。
本記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。