「どうして、友達って大切なの? もちろん、なんとなく大切なのはわかるけど、正直よくわからない、、、」
そんな方に向けて、この記事を書きました。
主に以下の内容を解説します。
- 君が友達を大切にすべき理由とは?
- 友達が大切な理由は、大人になってよりわかる
こんにちは、杉本です。
現在、33歳。
このブログは、タイトルにも書いたように、主に若者のみなさんに向けて書きます。
たとえば、学生さんや子供たち。
もちろん大人の方にも読んでいただける内容ですが、あくまで若者を想定読者として書いた記事であることをご理解ください。
若いときは、時として友達との人間関係に悩んだりするものです。
別に楽しくないわけじゃないけど、でも、だからといって毎日が特別楽しいわけでもない、、、
そんなことを感じながらも、相変わらず、周りには友達がいることでしょう。
友達が多い人、少ない人、好きな人、あまり好きじゃない人、、、おそらく、色んなタイプの人がいると思います。
このブログを読んでくれているあなたより、ほんの少し僕の方が人生の先輩だと仮定して、「友達を大切にすべき理由」についてお伝えします。
先輩風を吹かせてえらそうに語るつもりはなく、僕の人生経験を通して感じた大切なことを共有するので、よければ読んでみてください。
これからの人生において、何かしら参考になればうれしいです。
もくじ
君が友達を大切にすべき理由とは?
今回、伝えたいのは以下の3つです。
- 大人になれば必ず疎遠になる
- いつの日か失うかもしれない
- 損得勘定なしで相手のためをおもえる
1つずつ順番に見ていきます。
大人になれば必ず疎遠になる
まず、大人になれば必ず疎遠になります。
それぞれ、日々の中でやらなくてはいけないことや大切なことがでてくるからです。
たとえば、仕事が忙しくなったり、家庭を持ったり、あるいは自分のやりたいことを追求したり。
今は毎日、君のまわりに友達がいるでしょう?
たぶん明日もいますし、来週もいます。
でも、それは今だけです。
大人になると、基本的には疎遠になります。
仲が悪くなるからではなく、友達と遊ぶことより、優先しなくてはいけないことが変わってくるからです。
仕事なら転勤もあるかもしれないし、子供が出来たら育てなくてはいけません。
仮に、友達との関係が続いても、連絡を取る頻度や会う回数は確実に減ります。
卒業式を迎える日に「これからも頻繁に会おうね!」と約束をするかもしれませんが、多くの場合、それは叶いません。
僕自身、友達との関係は大切にしてきましたが、それが現実でもあります。
大人になれば疎遠になるからこそ、今、友達との時間を大切にしてください。
いつの日か失うかもしれない
友達は、いつの日か失うかもしれません。
さっきの「疎遠」とは別の形で失ってしまう可能性もあります。
要するに、亡くなってしまうことがあるということです。
これから明るい未来が待っているであろうみなさんに伝えるべき内容かどうか迷った部分ではありますが、個人的には大切なことだと思うのでこうして書くことにしました。
今、君の目の前にいる友達がこれから先もずっと当たり前にいるとは限りません。
もちろん、逆もしかりです。
若い頃は、人生は永遠に続くと感じているものですが、残念ながらそんなことはありません。
僕自身もこれまでに別れを経験しましたし、大人になってから出会った人と話していても、やはり過去に大切な友達を失った経験があったりします。
こんな話をすると、「暗くなるし、嫌だなぁ」と感じるかもしれません。
しかし、「生きているのは当たり前じゃない」という事実を忘れないことで、友達にもっと優しくなれたり、一緒に過ごせる今の時間をより大事にしようと思ってもらえればと思い、書くことにしました。
もちろん、お互いにずっとずっと長生きをして友情を育み続けることができれば、そんな幸せなことはありません。
損得勘定なしで相手をおもえる
友達は、損得勘定なしで相手をおもえる純粋な存在です。
僕自身、これは大人になった今も変わりません。
元々、机を並べ、同じ時間を共有した仲間だからでしょう。
社会に出ると、上下関係があったり、損得勘定があったりします。
たとえば、上司と部下の関係などがイメージしやすいでしょう。相手に気をつかったりする機会も増えます。
しかし、友達は違います。
時々、昔の友人と集まったりすると、みんなそれぞれ立場が違っていたりしますが、その会話ややりとりに損得勘定はありませんしフェアです。
たとえば大きな会社の社長であっても、学生時代の友達の輪に入れば昔のようにイジられていたりするかもしれません。
そこがまた友達のいいところです。
1つ僕の話をさせてください。
数年前、東京での仕事で心が折れたことがありました。
当時、精神的に限界を感じた僕は、新幹線に飛び乗って、東京から地元大阪へと逃げ帰ってきたのです。
誰とも会いたくなくて、塞ぎ込むような毎日。
そんなある日、東京に住む友達が連絡をくれて、わざわざ新幹線に乗って会いにきてくれたのです。
仕事がとても忙しいのにも関わらず、休日の貴重な時間を使って、高い交通費を払い、わざわざ500キロ以上離れた場所までやってきてくれました。
正直、このときほど友達の存在に救われたことはありません。
今思い返しても感謝の念でいっぱいです。
損得勘定なしで相手のためをおもえる純粋な存在。
あくまで人にもよりますが、社会に出ると、昔ほど、そんな大切な友達に会える機会は減ると思います。
どうしてもスタート地点が仕事絡みだったりするからです。
だからこそ、今一緒に過ごしている友達を大切にしてください。
いつもふざけていて、君をイジってきていたとしても、いつかあなたのピンチを救ってくれる大切な大切な友達かもしれません。
友達が大切な理由は、大人になってよりわかる
実際、僕が大人になってから気づいたことを2つ共有します。
人生において会える回数が無意識にわかる
年齢を重ねるにつれて、「あと何回会えるか」が無意識にわかるようになります。
大人になってからの会う頻度と、自分の年齢から、なんとなく未来を計算できるようになるからですね。
少し前、約10年ぶりぐらいに学生時代の友達と再会したのですが、もしこのままのペースを維持して会うとすると、人生においてあと何回ぐらい会えそうかがわかります。
僕の場合、今33歳なので、仮に100歳まで長生きできたとして、あと7回です。
もちろん、正確な回数ではありません。
しかし、なんとなく未来を計算することには役立ちます。
若い頃は、「あと何回会えるか」なんて考えもしませんでしたが、大人になると考えたりするものです。
1日1日が、実はとても大切な時間であるという事実を、大人になってから改めて気づきました。
昔の友達と会う人は楽しそう
時々、周りの大人が、「今日、仕事終わりに昔の友達に会うんだ!」なんていう瞬間に出くわしますが、得てしてみんな嬉しそうな顔をしています。
仕事のストレスが溜まっているのも原因かもしれませんが、やっぱり友達と会うのは楽しいんだと思います。
僕自身、普段からなるべく友達と連絡を取るようにしているので、たまに懐かしい友達と会ったりしますが、楽しい時間になることがほとんど。
今のところ例外はありません。
もちろん、全ての人が僕と同じように感じるわけではないでしょうが、実際に会ってみたら楽しかったりするもの。
昔の友達と会う大人は何だか楽しそうです。
君たちは、そんな楽しい時間を毎日過ごしている。
本当に羨ましいかぎりです。
友達がいない?
ここまで、友達の大切さについて語ってきましたが、もしかすると、「自分には友達がいない、、、」という人もいるかもしれません。
そんな方に伝えたいのは、「あせらなくていい」ということ。
正確な未来は誰にもわかりません。
もしかすると、明日、友達ができるかもしれないでしょう?
「でも、できないかもしれないじゃないか!」と思うかもしれません。
たしかに。
でも、それを言えば、できるかもしれないでしょう?
繰り返しますが、未来は誰にもわかりません。
だから、焦らなくていい。
「友達なんていらないんだ!」と斜に構え、塞ぎこまなくても大丈夫。
もちろん、「友達が全てだ!」ということではありませんよ。
近い将来、一生付き合っていけるような素敵な友達が君にできること、それを願ってます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。