こんにちは、Tatsuyaです。
今回は書籍「エフォートレス思考」を紹介します。
著者は、グレッグ・マキューンさん。
アップル、グーグル、ツイッターなど、有名企業のコンサルティングを行なっている方です。
本書は、全米ベストセラーの「エッセンシャル思考」の後に出版されました。
この記事では、「エフォートレス思考」の基礎知識から、要約&レビューまでを行います。
「どんな本か興味あるな〜」と思ってる方は、本記事をサクッと読んでみてください。
もくじ
エフォートレス思考について
まずは基本情報から解説します。
基本情報
下記のとおりです。
- タイトル:エフォートレス思考
- 著者:グレッグ・マキューン
- 定価:本体1,600円+税
- 発行所:かんき出版
どんな本なの?
ひと言で言うと、「何かに挑戦してうまくいかない時は、別の簡単な方法を試そう」という本。
エフォートとは「努力」を意味します。つまり、エフォートレスとは「努力を要しない」という意味になります。
「手を抜け」という意味ではなく、「気楽にやろう」に近いイメージですね。
- 精神
- 行動
- しくみ化
本書は、3つのパートで書かれています。
僕がこの本を購入した理由
この書籍の前に出版された全米ベストセラーの「エッセンシャル思考」を読んで、強く感銘を受けたからです。
読む順番としては、「エッセンシャル思考→エフォートレス思考」が理想。その方が、理解がスムーズだと思います。
エッセンシャル思考については、以前レビュー記事も書いているので、詳しくは以下記事をご覧ください↓
エフォートレス思考の要約&レビュー
ここからは、簡単な要約とレビューを行います。
- 精神
- 行動
- しくみ化
上記3つのパートから、それぞれ印象的だった部分をピックアップして、本書の雰囲気を伝えます。
精神編:簡単なやり方を見つけよう
まず印象的だったのは、「簡単なやり方を見つけよう」という提案です。
頑張るだけでは、突破できないこともありますよね。
要するに、今試している方法が「唯一の道ではない」ということを教えてくれます。エフォートレスな思考を持つことで、先入観を取っ払って、結果を出しにいくわけです。
以下、本文65ページからの引用です。
嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探したほうがいい。
引用元:エフォートレス思考
僕らは無意識のうちに、「簡単な方法を探す=手を抜く=ダメなこと」と思いがちですが、そうではなくて、「よりよい方法を探そうよ」ということです。
僕は、英語の勉強に取り入れている
1つだけ僕の話をすると、英語の勉強にエフォートレス思考を取り入れています。
なぜなら、20代の頃からこれまで、何度も挑戦しては3日坊主を繰り返してきたから。
ストイックにゴリゴリ勉強するのをやめて、楽しむ方法を探しました。
具体的には、「ツイート+自作の絵」で簡単な絵日記を描くようになりました↓
次のブログは、書籍のレビュー記事を書くつもりなので、今夜は読書します。みなさんも素敵な夜を🙂📖🍹
I am going to write a review article about book on my next blog, so I am going to read tonight. Have a wonderful night, everyone. pic.twitter.com/31C3C4EZdS
— Tatsuya @ブログ×英語 (@Sugimoto_2017) June 2, 2022
ちなみに、手に持ってる本は「エフォートレス思考」です📘↑
ただ我慢するのではなく、楽しめる方法を探すこと。
これは、誰しも実践できることだと思います。
行動編:1歩目を踏み出す
続いては、1歩目を踏み出す重要性について。
超シンプルな行動から始めよう、ということが書かれています。
特に、Netflix創業者の話が印象的でした。
今でこそ大量の映画やドラマが観られるNetflixですが、最初は「DVDの郵送レンタルサービス」から始まっているんですね。
郵送するということは、途中でDVDが破損してしまう可能性もあります。加えて、他にも考えるべきことが山ほどあったそうです。
しかし彼がまずやったのは、1枚のCDを自分宛に送ることだった。
引用元:エフォートレス思考
要するに、郵送して破損しないかどうかを確かめたわけです。
まずは、最もシンプルな一歩を踏み出すこと。
この学びも、僕らすべての人が活かせる教訓だと思います。
しくみ化編:原理原則を学ぶ
原理原則を学ぶ重要性についても書かれています。
原理原則。
これ大事なんですよね。
理由はシンプル↓
原理原則は普遍的なので、他のことにも応用ができるから。
ここでは、ニュートンの話が紹介されていました。
誰しも名前ぐらいは聞いたことがありますよね。万有引力の法則を発見した人であり、木から落ちるりんごのエピソードが有名です🌲🍎
本書では、ニュートンがいなければ、自動車、ジェット機、月面着陸などは実現しなかっただろう、と書かれています。
その続きを引用します。
もちろん、ニュートンの著作に自動車やジェット機や宇宙船をつくる手順が書かれているわけではない。そうではなく、自動車工学や航空工学、宇宙飛行に応用可能な原理原則を提供しているのだ。
引用元:エフォートレス思考
原理原則が書かれていたからこそ、他のことに応用できたわけです。
僕らは、ついついラクをしようとして、表面的な解決策やコツのようなものを求めがちです。でもそれは、その場しのぎの解決策であって、応用できないことも多い。
つまり、原理原則を学ぼうよって話です。
まとめ:エフォートレス思考を読もう
今回は「エフォートレス思考」の要約&レビューを行いました。
何かにトライしていて、壁にぶつかっている方に読んでほしい一冊。
頑張ることは大事です。
でも頑張ってもうまくいかない時は、勇気を持って思考を変え、別の方法を試す必要があります。
- ①エッセンシャル思考
- ②エフォートレス思考
上記の順番で読むと、よりスムーズに理解できますよ。
再度、「エッセンシャル思考」のレビューも載せておくので、ぜひ読んでみてください。
もちろん、先にエフォートレス思考を読んでも問題はないです。
Amazonでポチって、早速読んでみましょう↓