誹謗中傷は限りなく悪だと思う

人々の感情や意見が片側に極端に振れる時、それは危険な状態だと思う。

100%の白が完全なる善で、100%の黒が完全なる悪だとした時、人はグレーのグラデーションの中を生きている。

だが、悲しいことが起きた時、あたかも自分が完全なる白であるかのように振る舞う人達が増える。

誹謗中傷は限りなく悪だと思う。

しかし、自分が白であることを信じて疑わず、極端な正義を振りかざす行為には違和感も覚える。

日本では毎年自ら命を絶つ方が数万人いる。

その人達の数だけ理由があり、おそらく、その理由の数以上の人達が、意識的にしろ無意識的にしろ、そこに関係している。

毎年、数万人である。

自分が白だと信じて疑わず、極端な正義を振りかざす人達が、そこに含まれていない保証はどこにもない。

主張は自由だ。

それに、もう一度言うが、誹謗中傷は限りなく悪だと思う。

でも、だからといって常に自分の正義が正しいとは限らないし、その正義自体が他の誰かを追い詰める可能性もある。

どうか、それだけは。