「日記を書き始めたけど、毎日のことだと書くことがない…」
「書くことが思いつかない時、どうすればいいのか知りたい」
そんな方に向けて、この記事を書きました。
本記事では以下の内容を解説します。
- 【悩み】日記に書くことない?【先入観さえ取っ払らえば即解決する】
- 日記に書くことない時の具体的な対処法
こんにちは、杉本です。
日記歴は約4年半で、1500日以上欠かすことなく手書きで日記を書き続けてきました。
この記事を読んでくださっている方の多くは、日記を書き始めてまだ間もない状況ではないでしょうか?
書き始めてすぐの頃は、「書くことがない…」という状態に陥ることがあります。
ここを乗り切れば日記の継続はラクになりますが、下手をするとやめてしまうことに繋がりかない局面です。
なので、「これからも頑張って日記を続けたい」という方に向けて僕自身の日記経験を踏まえて記事にすることにしました。
ちょっとした考え方一つで乗り切れるポイントなので、よければ参考にしてください。
もくじ
【悩み】日記に書くことない?【先入観さえ取っ払らえば即解決する】
サブタイトルにあるように、「先入観」がポイントです。
「日記=〇〇」の先入観を取っ払う
「日記に書くことがない…」と感じてしまう原因の1つとして、「日記=〇〇」という先入観があったりします。
そもそも人は、何かしら先入観に縛られているもの。
例えば、下記です。
- 日記は日々の出来事を書くもの
- 日記は1日1ページ書くもの
- なるべく詳細かつ丁寧に書くもの
など、大まかに言えばこんな感じ。
おそらく皆さんの中にも「日記=〇〇」という先入観があると思います。
簡単に言えばそれぞれのイメージ像があるわけですね!
しかし、この部分を冷静に考えてみると、明確に日記の定義が決まっているわけではありませんし、自由です。
あなたが書いている日記と僕が書いている日記は、見た目、内容など、きっと多くの部分で違うはずですが、とはいえ、片方が「日記じゃない!」なんてことはなく、両方とも日記です。
要するに、皆さんそれぞれの日記像がイメージとしてあって、そこからはみ出ることをよしとしない、、、
そうなると、かなり窮屈になるので行き詰まることになりかねません。
もちろん先入観を取っ払っても、場合によっては書けないこともありますが、多くのケースはこれだけで解決するはず。
「いや、それでも書けないんだ!」という方は、記事の後半で対処法を解説しますので、合わせて確認してみてください。
結論、「日記=〇〇」という先入観を取り払う必要があります。
同じ内容を書いても、同じにはならない
その他に考えられることとしては、「今日も昨日と同じような1日で、特別なことが何もなかった」ということがあります。
1日の中に特に目立った変化がないので、「書くことがない…」と感じてしまうわけですね。
この時は、昨日と同じ内容を書く意識でOKです。
毎日が変化に富んでいればベストかもしれませんが、ほとんどの場合は、大きな変化がないと思います。
「書く内容は、常に変化させなきゃいけないんだ!」と気負いすぎると、ほぼ必ず挫折することになります。
別に、前の日と同じ内容を書いてもいいじゃないですか。
不思議なもので、実際に書き始めてみると、完全に同じ内容にはならないので安心してください。
僕自身、この4年半の間に何度も似たような経験をしましたが、「昨日と今日の日記が完全に一致したぞ!」なんてことは1日たりともありません。
日記は特別な出来事ばかりを書くものではありません。
日常の些細な変化を残しておくのも大切なのです。
大事なポイントなので繰り返します。
仮に同じ内容を書いても、同じにはなりません。
書くことがなければ、「昨日と同じになってもいいや!」と気楽に考えて書けばいいです。
日記に書くことない時の具体的な対処法
今日の日記からすぐに使える、簡単な対処法をお伝えします。
日々の行動だけにこだわらない
日記に書く内容は、なにも日々の行動だけにこだわらなくてもいいです。
先入観のところで触れた通り、日記には明確な定義はなく自由だから。
例えばですが、毎日の天気を記録してもいいでしょうし、起床時間なんかを記録してもいいでしょう。
もし日常的にドラマや映画などを観る人であれば、鑑賞した作品のタイトルとちょっとした感想を添えて記録しても素敵ですね。
僕自身で言えば、気になったパンフレットや思い出に残った映画の半券をノートのページに挟んでおいたりすることもあります。
それ以外にも、目にして印象に残ったものを遊び心を交えて絵で描いたりします。
絵心に関してはお世辞にも褒められたものではありませんが、上手く描くことが重要なわけではないので、なにも問題はありません。
むしろ、普段と違うものを書くことでより印象に残り、後から読み返したときに当時を思い出すキッカケになったりします。
もしあなたが、「日記は、日々の行動を文章だけで書くものだ!!」と強く思っているとすれば、少し柔軟になってもいいかもしれません。
あなたが持つ日記像だけに縛られて書いたとしても、後から読み返した時に何も思い出せないとツマラナイでしょう?
日記に書く内容は、日々の行動だけにこだわらなくてOK。
そのマインドで取り組むことで、継続とともに、変化に富んだ、充実した内容の日記帳へと成長します。
出来事以外のことを書いてもいい
あとは、「出来事以外のことを書いてもいい」と決めておくことで書くのがラクになります。
例えば、日中にぼんやり思いを巡らせていたことなどを書いてもいいです。
要するに、出来事ではなく、「思考」ですね。
直接、その日に関係ない思考であっても、あまりこだわりすぎる必要はないと思います。
僕自身、空想好きなこともあって、日中にボンヤリ考えたこととか、ふと思い出した昔の記憶なんかを忘れないように書いておくこともあります。
もし、それでも書くことが何もなければ、「書くことがない…」と正直に日記帳に書いてもいいでしょう。
そんな手抜きのような内容であっても、後から読み返した時に、「そういえば、そんな日もあったなぁ〜」と思い出に浸れるかもしれません。
基本的には、その日のその日の行動や出来事をメインに記録した方がより日記感は出ると思いますが、とはいえ、こだわりすぎる必要はないでしょう。
日記は長い時間をかけて書き続けて行くものなので、「常に変化させていくんだ」ぐらいの柔軟性があった方が、より楽しく、それでいて負担なく書くことができます。
日記は、出来事以外のことを書いてもいいですよ。
白紙の日記帳と対峙せよ!
それでも書けない場合は、白紙の日記帳と対峙してみるのもいいと思います。
書けない原因は単に集中力がないだけかもしれませんし、時として、日記とゆっくり向き合う姿勢が大切だったりします。
自分で自発的に日記に取り組んでいるにも関わらず、毎日のことで、つい「やっつけ」になっていることがあるからですね。
なかなか毎日は難しいかもしれませんが、どうしても書けない時は、時間を作ってゆっくり日記と向き合ってもいいと思いますよ。
30分間、ガッツリ日記帳に向き合って1文字も書けないなんてことは、たぶんありません。
もしあったとしたら、余程疲れているのでしょう。
そんな日は、「疲れたし、今日は寝るべ!」と日記帳に書いて、布団にもぐり込んでください。
ぐっすり眠って体力が回復すれば、翌日はいつも以上に活動的になって、日記に書ける内容がたくさん生まれるかもしれません。
どうしても書けない場合は、白紙の日記帳と睨めっこもアリです。
僕も1年に1回ぐらいはありますので。
本記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。