日記「緊急事態宣言の前日に寄付について考える」

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月曜日、22時47分。書きかけのブログ記事を中断し、日記を書き始めた。

冒頭の写真は本日午後の新宿。奥に見えるのは東京都庁である。世間の慌ただしさがまるで嘘のように広場には静かな時間が流れていて、時折吹く風に桜の花びらが舞っていた。

今、手元のスマホでニュースを見ているが、いよいよ明日、緊急事態宣言が発令されるらしい。対象地域は、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡、とのこと。「緊急事態」という言葉の響きがある種の恐怖感を煽ってくるが、それによって緊張感が生まれることで国民がより強い危機意識を持ち、自粛を強め、結果的に感染拡大の抑止に繋がればいい。自粛に関しては様々な意見や立場の人がいるので一概に語ることは難しいが、個人的にはやりすぎぐらいでいいと思っている。感染拡大の抑止、患者の回復、医療従事者の安全、これらを優先すべきだ。人命あってこそである。人生はやり直せるが、失った命はどう頑張ってもかえってこない。個人的に今回、ある団体に少額ではあるが寄付もさせていただいた。自分のできる範囲で。

今回のコロナの感染拡大にともない寄付のニュースがいくつも耳に入ってくる。そのため、自分なりに「お金」について考えるようになった。これまでずっと夢を追うという大義名分のもと、「お金」という概念を後回しにしてきた。20代からずっとバイトに依存してきたし、自分の力で稼ごう、という意識が希薄だった。それ自体が悪い生き方だとは思っていないし、そんなことは無いけど、僕の中で、このままじゃ駄目だなぁ、という想いが芽生え始めた。

毎月の生活にいっぱいいっぱいの僕とは対照的に、著名なアーティストや俳優、そして経営者まで様々な人達が寄付をしている。もちろん、一般の方々もたくさんいる。綺麗事ではなく、困っている人のためにお金が使えるその人間性は素晴らしいなぁ、と感銘を受けた。実際に寄付できる金額には天と地ほどの差があるけれど、ほんの少しでも彼らの仲間入りが出来ればと思って今回寄付をした。それによって結果的に誰かを救えたら嬉しい。もっと自分なりに「お金」と向き合って、自立して、いつか多くの人や大切な人達が困っている時に支援できる男になりたいなぁ、と、そう思う。

April 6,2020
Cherry blossoms were falling.