「ブログでものを売るにはセールスライティングが必要だと聞いたけど、具体的にどうやって学べばいいんだろう…」
あなたは、こんな疑問を抱えていませんか?
この記事では、全米で30年以上読み継がれている書籍「セールスライティング・ハンドブック」をご紹介します。
ただ闇雲に文章を書いても、ブログで商品は売れません。「全然売れない…」とヘコんだ経験は、きっとあなたにもあるはず。
読者の注意を引きつけ、文章を読んでもらう。ブログでものを売るには、このプロセスが欠かせません。そのために必要な技術が、セールスライティングです。
本書の内容は、今後のあなたにとって大きな価値を持つので、「文章を書いてものを売りたい」とお考えなら、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
もくじ
【書籍レビュー】セールスライティング・ハンドブック
まずは基本情報から。その後で、感想をまとめます。
基本情報
- タイトル:セールスライティング・ハンドブック
- 著者:ロバート・W・ブライ
- 定価:本体2,280円+税
- 発行所:株式会社翔泳社
売ることに特化して書かれた良書
本書は、「売ることに特化した文章術」を学べます。本のそでにも広告の目的はただ1つ。商品を売ること。
との記載。
「文章でものを売るなら、セールスライティングが必要だよ」って言葉、よく聞きますよね?
僕もブログを始めてけっこうすぐに、セールスライティングの存在を知りました。
しかし、具体的にどう書けばいいのかがまるでわからない。で、なんとなく「上手い言い回し」を探してみたり、「オシャレな文章」を書こうとしました。
ですが本書を読んだことで、こういった試みが間違いであることがわかりました。文章でものを売るなら、重視すべきは、上手い言い回しで読者を感心させることでも、オシャレな印象を与えることでもないと。
73ページの一文が僕に刺さったので、以下に引用します。
うまいけれども分かりづらい広告と、シンプルでストレートな広告の二択を迫られたら、後者を選んだ方がいい。広告大賞はとれないだろう。しかし、少なくとも製品は売れる。
引用元:セールスライティング・ハンドブック
売ることの重要性。これが本書を通して、繰り返し何度も出てきます。
最初はどうしても売ることに「抵抗」があったりすると思います。「オシャレな文章を書いて、偶然売れたらいいなぁ」なんてことを考えてしまう。しかし、本書を読むことで、それじゃあダメだと理解できます。
売ることに対する意識が変化しただけでも、僕は読んだ価値がありました。
全米で30年以上読まれている信頼性
本書の初版は、1985年に出版されました。つまり、今日まで30年以上、読み継がれてきたわけです。
「時間経過に耐え、長く読み続けられている書籍」というところに僕は価値を感じました。なぜなら、時代に左右されず「古びない普遍的な知識」が学べることを意味するから。
あと、古びない知識を学べると、表面的な知識だけを漁って、時間を無駄にすることも避けられます。ついつい、「独創的で、魔法のように売れる最高の文章を書きたい」と妄想したりしていませんか?
人間がものを欲しいと感じる理由は昔から変わらなかったりします。なので、古びない普遍的な知識を学んでおくのが良い。
とはいえ、「30年以上前に書かれた本なら、今の時代には役立たないんじゃないの…?」と思うかもしれません。ですが本書は、「大改訂」されているので大丈夫です。DM、ウェブ広告、SNSなどにも対応するよう、書き直されています。
つまり、普遍的な知識に加えて、ウェブサイトやソーシャルメディア用のセールスライティングも学べるということ。
「全米で30年以上読まれている」という事実は、大きな信頼性の1つであり、僕は読むべき価値を強く感じました。
480ページあり、網羅的に学べる
この1冊でOK。
そう思わせてくれるほど、セールスライティングの知識を網羅的に学ぶことができます。
というのも、本書は480ページあり、けっこうボリューミーだから。僕はこれまで3回ほど読み返しましたが、毎回新しい発見があります。「セールスライティングを本気で勉強したい!」という方は、面白いと思いますよ。
でも逆に、「簡単に売れる魔法の言葉を知りたい」「とにかく、ラクして学びたい」という方には、正直あまりおすすめできません。
ページ数のボリュームからもわかるように、知識をつまみ食いしてラクに学べるタイプの書籍ではないからですね。1回読んだだけで、すべてを理解することは不可能だと思います。繰り返し読むことで、少しずつセールスライティングの知識が身につくタイプの1冊。
こう聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、あれこれいろんな本の情報をつまみ食いしてお金を無駄にするより、まずは網羅的に学べるボリュームある1冊に投資するのがスマートな判断だと思います。そういう意味でも、本書はぴったりかなと。
特に印象的だったのは、人がものを買う理由が22個ピックアップされているところ。その理由をもとに、どのように人の注意を引きつけて、ものを買ってもらうか。こういった重要性について、学べます。
あくまで、絶対売れる魔法の言葉が書かれているわけではなく、人間心理の重要性をもとに自分で試行錯誤して文章を書く必要があるわけですね。僕的には、こういった理由がピックアップされているのが勉強になりました。
あなたは、ブログで商品を売るとき、なんとなくの感覚ですすめていませんか?
まずは、商品を欲しがる人は、なぜ買うのか。ここを理解することが大事ですよね。言葉にすると当たり前なんですが、つい「おすすめですよ」とゴリ押ししてしまう。これだと、売れません。
こういった人間心理の根底にある「人がものを買う本質的な理由」が学べたりするので、有益な内容です。より詳しい内容は、本書を買ってご覧ください。
メルマガ関連の情報もある
あと、メルマガ関連の情報が載ってるのもありがたいです。
というのも、有名ブロガーは、メルマガを書いてることも多いから。まずは、ブログ用にセールスライティングを学ぶのが優先ですが、将来のことを考えると、メルマガの知識を知っておいて損はありません。
メルマガで結果を出すためのヒントも書かれているので、「将来的にメルマガにも挑戦したいかも」という方は、必ず読んでおきましょう。将来を見越しておくのも大事です。
広告用語集・索引あり
本書のラストには、「広告用語集」と「索引」がありました。
もちろん本書の中には、専門用語も出てきます。わからない用語が出てきたとき、広告用語集が役立ちます。
パソコンやスマホで用語の意味を検索しても良いんですけど、どうしてもいったん本から離れてしまうので集中力が途切れがちなんですよね。
しかし広告用語集があれば、すぐにその場で調べることができます。
あと地味にうれしいのが「索引」です。あとから、「そういえば、あれってどこに書いてたっけ…」と気になることってありませんか? 僕はたまにあって、そのとき、ページが見つからないとストレスだったりします。
何回もページを行ったり来たりして時間を無駄にした経験は、あなたにもあるはず。その点、索引があればスムーズに見つかるので便利ですよ。
セールスライティング・ハンドブックを購入しよう
今回は、書籍「セールスライティング・ハンドブック」のレビューを行いました。
あらためて、本書のポイントをまとめておきます。
- 売ることに特化して書かれている:売ることに対する意識が変化し、ものを売るための文章が書けるようになる。
- 全米で30年以上読まれている:時代に左右されない普遍的な知識が学べる。(大改訂により、いまの時代にも対応済みで安心)
- 480ページのボリューム:この1冊で、セールスライティングの網羅的な知識を学ぶことができる。
- メルマガ関連の情報もある:ブログで結果を出した後、将来的にメルマガに挑戦する際にも役立つ。
- 広告用語集・索引あり:意味がわからない専門用語や、どこに書いてあったか思い出せない内容があるときにスムーズに調べられて便利。
Amazonのページにも購入者のレビューが多数あるので、興味がある方は、あわせてチェックしてみてください。
勘の良いあなたならもうおわかりだと思いますが、セールスライティングは偶然身につく技術ではありません。表面的な知識のつまみ食いでは、太刀打ち不可です。
なぜなら、読者の注意を引きつけて商品の必要性を伝え、行動を起こしてもらうための極めてロジカルな文章術だから。人の心理とロジックを深く学ぶ必要があります。
本書では、こういったセールスライティングの網羅的な知識を学べます。あなたが文章でものを売りたいと考えているなら、迷って貴重な時間を無駄にしないでください。すでに効果が実証された、ものを売る文章術をこれほどお得に学べるのですから。
今すぐ以下のリンクを押して、本書を購入することをおすすめします。