「ブログのターゲットって、どうやって決めればいいの? すでに何本かブログを書いたけど、読者像が曖昧なので、なんだか微妙な気がする…」
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
ターゲット(読者)を決めずに書き始めると、読み返したときに「なんだか、当たり障りないことしか書いてないなぁ…」と感じてしまいます。
書き手であるあなたでさえそう感じるなら、読者はより一層感じますよね。
この記事では、
- ターゲットを決める重要性
- 具体的な決め方
- プラスアルファの情報
この3つを解説します。
ターゲットを決めずにブログを書き始め、合計200記事以上も削除することになった僕の経験から解説するので、反面教師としてお役立てください。
ブログでターゲットを決める重要性とは?
最初に、ターゲットを決める重要性を2つご紹介します。
その①:ブログの「ブランドイメージ」につながる
ターゲットを決めて書くと、時間経過とともにブログの「ブランドイメージ」が定着します。
理由は、ブログに一貫性が生まれるから。
初心者の頃は書くことに必死なので、一貫性の大切さを無視しがちです。でもそれだと、印象に残らないブログになってしまう。
世の中は、大量のブログで溢れています。なので、誰かの印象に残ること、思い出してもらうことが重要です。
そのためには、ブログのブランドイメージを確立させる必要があり、その方法はターゲットを決めて書くことです。
その②:ブログ初心者の方は、ターゲットを決めないとブレる
ターゲットを決めずに書くと、「別に悪くはないけど、よくもない」という微妙な記事が仕上がります。
こうなると、誰の心にも響きません。
僕自身、「とにかくたくさん書こう」と意識するあまり、ターゲットを決めずに記事を量産した時期があります。そこには、信念も方向性もありませんでした。その結果、全然読まれず、200記事以上も消すことに…。
時間の無駄になるので、最初からターゲットを決めて書いてください。
ブログターゲットの決め方3ステップ
ここからは、具体的にターゲットを決める方法をご紹介します。
たったの3ステップなので、順番に見てください。
ステップ①:ジャンルにおける自分の立ち位置を確認する
まずは、あなたがブログジャンルのどの位置にいるのかを確認しましょう。
- 上級者
- 中級者
- 初心者
基本的は、自分と同じか、経験が浅い方をターゲットに書いたほうがいいです。
なぜなら経験談をベースに、役立つ内容が書けるから。
例えば、あなたが英語学習の中級者なら、同じ目線の中級者か、もしくは初心者に向けて書く。言うまでもなく、上級者に向けて書くのは難しいですよね。
まずは、あなた自身の立ち位置を確認しておきましょう。
もし、まだジャンルが決まっていない方は、【初心者向け】ブログジャンルの選び方のコツ3つ【注意点あり】をどうぞ。
ステップ②:どんな読者に興味を持ってもらいたいかを考える
続いて、どんな読者に興味を持ってもらいたいかを考えます。
先程のステップ①で、ターゲットの大枠は決まりました。でも、それだけだとまだ曖昧なので、より具体化します。
あたなは、どんな読者に興味を持ってもらいたいですか?
この問いは、考える価値があります。ここをサボると、あとから時間を無駄にしかねません。じっくり考えてみてください。
ちなみに僕の場合は、「ブログを楽しみながらお金を稼いで、自分の夢を追いたい方」に興味を持ってもらいたい。
単に「ブログ=お金稼ぎ」と考えている方ではなく、ブログ自体も楽しむ。そして、稼いだお金で自由な時間を増やし、夢を叶えるために使う。そんな方です。
もし、これまであまり考えたことがなければ、この機会に考えましょう。言語化することで、ターゲットが見えてきます。
ステップ③:読者像をさらに具体化する
最後のステップで、さらに読者像を具体化します。
- 方法①:ペルソナを作る
- 方法②:3年前の自分に向けて書く
主に2つの方法があり、どちらを選んでもOKです。
方法①:ペルソナを作る
この方法は、読者の性別、年齢、職業などを設定し、その読者に向けて書く方法です。つまり、架空の読者をターゲットにします。
ペルソナの作り方は過去記事でまとめているので、詳しくはブログペルソナの作り方。読者に刺さる記事を書く3ステップをご覧ください。
方法②:3年前の自分に向けて書く
こちらは、3年前の自分(あなた)に向けて書く方法です。
ブログ初心者の方は、この方法を選ぶのがおすすめです。なぜなら過去の記憶を振り返れば、書くべき内容が見えてくるから。
ペルソナで架空の読者像を作るより、3年前の自分をターゲットにする方が、僕は書きやすいです。
- 3年前に知りたかったこと
- 3年前に悩んでいたこと
これなら、具体的に思い出せますよね?
過去の自分に向けて文章を書くのは、書籍「20歳の自分に受けさせたい文章講義」で紹介されていた方法です。
ブログのターゲットを決めたあとにやるべきこと
最後は、ブログのターゲットを決めたあとにやるべきことを解説します。
ターゲットから外れないように書く
やるべきは、決めたターゲットから外れていないかを常に確認すること。
油断するとターゲットを忘れ、目の前の記事を書くことだけに意識が向いてしまいます。
例えば、初心者向けのブログ記事に、上級者向けの情報を盛り込んでいないかなど。
ターゲットから外れないように書く。言葉にすると簡単ですが、やると結構難しいので、普段から意識しておいてください。
補足:「ターゲットを決めると、読む人が少なくならない…?」と不安な方へ
正直、この気持ち、僕もわかります。たしかに、不安を感じますよね。
でも結論から言えば、大丈夫です。
なぜか?
理由は、狭いターゲット層に向けて書いた記事は、具体性が生まれるから。
例えば、恋愛ソングをイメージするとわかりやすいです。個人的な経験を綴った歌詞でも、まるで自分も経験したような気がして、感情移入しませんか?
あるいは、過去の恋愛と照らし合わせて聴いたりします。つまり、心に響いている。実際にはあなたが経験したことがないような瞬間でも、内容が具体的なら自分と重ね合わせることができますよね。
これと同じで、狭いターゲット層に向けて書いても、他の人に届くので心配いりません。大丈夫です。
まとめ
今回は、ブログのターゲットについて解説しました。
ターゲットを決めることでブログの方向性が明確になるので、まだ決めていない方は、この機会に考えましょう。
「いつか、落ち着くところに落ち着くさ」のスタンスだと、僕みたいに時間を無駄にするので、ご注意ください。
ターゲットが決まったら、記事を書いていきましょう。具体的な記事の書き方は、ブログアフィリエイト記事の書き方【最初の1円を稼ぐ3つの手順】をご覧ください。