「ブログは、ポジション取りが大事だと聞きました。ポジションを取るって、どういうことですか?」
あなたは、こんな疑問を持っていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
最近、気づきました。ブログにおいて「ポジションを取ること」は想像以上に重要です。
この記事では、「ブログでポジションを取るってどういうこと?」から解説します。後半では、具体的なポジションの取り方もご紹介。
ブログ初心者の方向けの内容です。知っておいて損はない内容なので、ぜひ最後までお付き合いください。
僕自身、2年半ほどブログを書いてきましたが、この「ポジション取り」について、もっと早く重要性に気づけばよかったなと後悔しています。
もくじ
ブログでポジションを取るとは? 基礎知識+重要性を解説
まずは、基礎的な部分から進めます。「ブログでポジションを取る」と聞くと、何やら難しい印象を受けるかもしれませんが、簡単な話なので大丈夫です。
ブログでポジションをとるとは?
結論、以下2つのことを指します。
- その①:自分の「立場」を明確にする
- その②:自分の「主張」を明確にする
それぞれ、順番に見ていきましょう。
その①:自分の「立場」を明確にする
ブログを書く上で、自分の立場を明確にするのは大事です。
なぜなら、読者の安心感につながるから。ブログを書いてる人についてわからないと、「この人、どんな人…?」と疑問に思わせてしまう可能性がありますよね。
気にならない人もいますが、気になる人もいるので、ブロガーの「立場」を明確にしておくと、すんなり読んでもらえたりします。ちなみに本記事でも、最初にポジションを明確にしています。
「僕自身、2年半ほどブログを書いてきました」
この一文を記事の最初に入れることで、「なるほど。この書き手は、2年半ぐらいブログ書いてる人ね」とわかりますよね。
その②:自分の「主張」を明確にする
続いて、「主張」も明確にします。言うまでもなく、主張が曖昧だと読者を迷わせてしまうから。
この記事における僕の主張は、「ブログはポジションを取ろう」です。その上で話を進めています。
もしここで、「まぁ、ポジションを取ってもいいし、取らなくてもいいし、あなたが決めてください。どっちでもいいので」と言ったら「え?」ってなりますよね。
どっちがいいんだろうと迷うことになりますし、おそらく僕のブログから離脱して、別のブロガーの主張を探すはず。主張が曖昧だとブログの価値も下がるので、自分の「主張」を明確にすることが不可欠です。
ポジショントークは、問題ない理由
とはいえ、「なんだか、ポジショントークになりそうで嫌だなぁ」と感じている方もいるはず。
僕自身もブログを始めたばかりの頃、トップブロガーの方が「ポジションを取ろう」と発言しているのを聞いて、「絶対にイヤだ」なんて思っていました。なので、気持ちはわかります。
しかし、ブログ経験を積んで思ったのは、やっぱり「ポジションを取った方がいい」ということ。なぜなら、ポジションが曖昧だと、ある意味で何も発言していないことと同じだから。
先程の例で言えば、「ポジションを取ってもいいし、取らなくてもいい」というのは、当たり前なわけです。そんなことは、読者だって薄々わかっています。その上で、どうすべきか知りたいわけであって、「どっちでもいい」というのは、何も言ってないのと同じですよね。
事実を捻じ曲げて、自分の利益のためだけにポジショントークをするのは、僕も反対です。でもそうでないなら、ポジションを取って書くべき。じゃないと、ただ読者を迷わせて終わってしまいますから。
ブログにおけるポジションの取り方
後半では、具体的なポジションの取り方をお伝えします。シンプルな内容なので、サクッと読んでみてください。
ブログに説得力を持たせる
ブログでポジションを取る際は、「説得力」を意識して文章を書きましょう。いくらポジションを取って、あなたの立場、主張を明確にしても、説得力がないことには、読者に響かないから。
初心者の方が、ブログに説得力を持たせる方法は、以下記事で解説しています。詳しくは、ブログに説得力を持たせる方法3つ【実績なき初心者向けの戦略】よりどうぞ。
なお今回は、特に大事だと思うものを1つご紹介します。
主張を断定するクセをつける
あえて、主張を断定するクセをつける。ブログ初心者の方は、これが大事です。なぜなら油断すると、フワッとした文章表現ばかり使いがちだから。自信のなさが現れ、読者は勘づきます。
例えば、
- ブログはポジションを取るべきです。
- ブログはポジションを取るべきだと思います。
この2つを比べると、前者の方がストレートですよね? 歯切れもいい。
もちろん、フワッとさせるのが悪いわけではありません。文章が柔らかくなるので、すんなり入ってくることもあります。ただ、多用すると読みにくくなる。僕自身もやりがちなので偉そうには言えませんが、別に「思います」なんて言わなくても、思ったから書いたことは明らかです。
意識的に断定するクセをつけることで主張がクリアになるので、初心者の方は意識してみてください。たったこれだけのことでも、ポジションが明確になります。
ポジションを取るなら、文章の「論理」を固めること
ポジションを取る際は、論理的な文章を書くこと。
文章の論理がボロボロで、辻褄が合わないと、途端に説得力を失います。場合によっては、読者の反発を招きかねません。
というのも、「ポジションを取る=主張がクリアになる」なので、若干尖りがちなんですよね。発言が鋭くなる。
物理で「作用・反作用」を習った方はイメージできると思いますが、ポジションを取って書くと「作用」が大きくなります。ゆえに、論理が破綻すると、読者側からの反作用をモロに受ける可能性があるわけです。とはいえ、別に誹謗中傷されるとかではなく、「つまんねぇこと書きやがって」と思われてしまうイメージです。
ブログの文章を論理的に書くなら、PREP(プレップ)法という型に沿って書くのがおすすめ。
詳しくは過去記事でまとめているので、「ブログの文章に型があるなんて知らなかったよ」という方は、【初心者必見】ブログの文章の書き方【型を使えば、全てうまくいく】をご覧ください。
まとめ:勇気を持って、ブログのポジションを取ろう
今回は「ブログのポジション」をテーマに解説しました。
結論、勇気を持ってポジションを取りましょう。
特に最初は、どうしても断定するのをためらいます。断定して反発を受けるのが怖いから。でも、基本は大丈夫ですよ。
誰かを誹謗中傷したり、明らかに間違っているとわかっていることに対して悪意を持ってポジションを取るのはNGです。しかし、常識の範囲内なら問題はありません。
ポジションを取り、なおかつ「権威性」を織り交ぜると、さらにあなたのブログの説得力が増します。参考記事を貼っておくので、興味があれば、あわせてどうぞ。
あなたのブログに「権威性」を持たせる方法【実績がなくてもOK】
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