ブログの完璧主義は、一歩間違えると迷宮の入口に繋がっている件

2023年1月16日

「いざブログを書こうとすると完璧主義になってしまって、なかなか進まない。適当に書いてもダメだろうし、とはいえ完璧を求めるとツラい…。良きバランスはある?」

こんな疑問を解消する記事です。

前半で、ブログの完璧主義はオススメしない理由を解説しつつ、後半で具体的にどうすれば良いのかをご紹介。

これは僕自身も悩んだ問題なので、きっとお役立ていただけるはず。

ブログの完璧主義は一歩間違えると迷宮に突入してしまうリスクがあるので、ぜひこの機会に学んでおいてください。これまで300本ほどブログを書いてきた経験をもとに解説します。

ブログの完璧主義は、一歩間違えると迷宮の入口に繋がっている件

結論から言うと、ブログで完璧主義になるのは、おすすめしません。一歩間違えると迷宮に入ります。まず前半パートでは、ここを掘り下げます。

ブログにおいて、完璧は存在しない

最初に理解しておくべきは、「ブログに完璧は存在しない」ということ。

もしかすると異論があるかもしれませんが、少し冷静に考えると「完璧って、どういう状態?」となります。

最新の情報を網羅的に書いたブログを「完璧」と呼んでも、日にちが経過すれば新しい情報が出てくるかもしれません。その時点で完璧とは言えなくなりますよね?

仮に、誰もが読みやすい文章を書き、誤字脱字をゼロで仕上げても、それだけで完璧とは言えなさそうです。

つまり、完璧なブログなんてものは存在しません。幻みたいなものです。いったん冷静になってそう考えるだけでも、少し肩の荷がおります。

時間をかけてブログを書いても、読まれるとは限らない

シビアな現実ですが、時間をかけてブログを書いたとて、必ず読まれるとは限りません。

というのも、Googleが決める検索順位によるから。そしてこの検索順位は、どのような仕組みで決まるのかは謎に包まれています。

一生懸命ブログを書けば伸びるかもしれません。しかし、伸びないかもしれない。これがブログの難しいところ。

あなたも、こんな経験はありませんか? 長い時間をかけて書いたブログ記事の検索順位が全然上がらず、逆に、サクッと書いたブログ記事がアクセスを集めるなんて経験が。つまり、ブログはコントロール不能な領域も多いんです。

もちろん、だからと言って、「適当に書いてOKでーす」という意味ではありません。自分なりに出来ることはしなくてはいけません。しかし、時間をかけて完璧を目指したからといって必ず読まれるとは限らないわけですから、あまり肩肘張らずに、淡々と続ける方が大事です。

具体的な対策は、後半パートで解説するので、しばしお待ちください。その前に、もう一つだけお伝えさせてください。特にブログ初心者の方にとって、重要な内容です。

完璧を求めると、継続のハードルが一気に上がる

ブログを伸ばしたいから、なるべく完璧に書こうとする。正直、この気持ちは、僕もわかります。ただ、ブログの執筆に慣れていない状態で「完璧主義」を目指すと、継続のハードルが一気に上がるので注意です。

なぜなら、完璧を目指すイコール、準備に膨大な時間がかかるから。気分がノッテいて、モチベーションがMaxの時は、時間をかけて書けますが、どうしても気分が上がってこない日もあるじゃないですか? 

完璧主義のスタンスだと、その日がマジで大変なんです。ブログの執筆が、一気にダルくなる。前日まで、あれだけ明るい未来を想像しながらスイスイ文章を書いていたのに、今日はウソみたいに進まない…なんてことが普通に起こります。

で、YouTubeを3時間ぐらいダラダラ見て、「俺は、何をやってんだ…」と自己嫌悪に陥る。こんな経験をしてませんか? ぶっちゃけ、僕は数え切れないぐらいしましたよ。

もしあなたがブログ初心者なら、まずは継続することを目指しましょう。完璧主義は、一見カッコいいですが、そこだけにとらわれると継続のハードルが上がりますから。

完璧主義を回避しつつ、ブログを書く方法

後半では、完璧主義を回避しながらブログを書く方法を解説します。

先程も少し触れたように、「肩肘張らずに、淡々と続ける」をテーマにお伝えしますね。まずは僕の提案から入ります。

提案:まずは、たった1つのことだけにフォーカスしよう

まずは、1つのことだけにフォーカスしてブログに取り組むこと。僕は、これをあなたに提案したい。

最初から「あれもやって、これもやって」の状態でスタートすると、大変ですから。前半で解説したように、継続のハードルが一気に上がりますし、最悪の場合、「あーでもない、こうでもない」と迷宮の中をさまよった挙句、「きっと、俺にはブログの才能がないんだ…」と挫折します。これだけは、避けたくないですか? 

では、「具体的に何にフォーカスするの?」ですが、やはり「ブログの内容」です。細かい文章表現や、ブログのデザイン、装飾など、これらは一旦忘れて「内容」だけに集中する。

より具体的に言えば、「読者に役立つ内容」を書くことだけを考えるわけです。

ヒント:過去の自分に向けて書く

完璧な内容を求めてさまようより、「過去の自分に向けて書く」ことで、内容に深く集中できます。

完璧な内容を書こうとすると、情報を詰め込む意識が働いて、読者をイメージできないまま書いてしまったりするんですよね。そうなると、誰にも刺さらないブログになってしまう。

一方で、過去の自分に向けて書く意識を持つことで、少なくとも「自分に似た人」には届きます。「この人、私のことめっちゃわかってくれてるやん」と共感を誘えば、読み進めてもらえる。

「過去の自分に向けて書く」って結構シンプルな方法なので、あれこれ複雑に考えて、完璧を目指して迷宮に突入するリスクも減らせるはず。

ちなみに本記事も、過去の僕に向けて書いています。別の言い方をすれば、「過去の僕が知りたかったこと」を解説しているわけですね。過去の自分に向けて書く。これだけで、ブログの内容にフォーカスできるので、ぜひ試してみてください。

良きバランスは、経験を積むことでしか見えてこない

あなたなりのバランスは、ブログ経験を積むことでしか見えません。つまり、ブログを継続しながら試行錯誤して、少しずつ微調整していくわけです。

なるべく高品質なブログ記事を書きつつ、それでいて無理なく淡々と続けられるペースを見つける。言葉にすると簡単ですが、こればっかりは実際にやってみるしかありません。

そのためにも、まずはブログを継続すること。あなただけのベストなペースを見つける鍵は「継続」にありです。継続こそがスタートラインであり、継続なくして、ブログを高みに押し上げることはできません。

逆に言えば、時間をかけて取り組めば、自ずとあなたにとって最適なバランスがつかめるということ。そのためにも、まずは継続です。もし、ブログの継続が不安な方は、ブログ継続のコツ3つをご紹介。想像より大変と感じてる初心者の方へもご覧ください。

まとめ:ブログにおける完璧主義は、回避すべし

今回は「ブログの完璧主義」をテーマに解説しました。

結論、「完璧」は幻みたいなものなので、そんな曖昧なものに縛られるより、淡々と継続できるペースでブログに取り組みましょう。

ブログを継続すれば自ずと慣れてきて、少しずつ上手く書けるようになるので大丈夫です。きっと、ベストなペースもつかめるはず。