ブログの内容が思いつかない。この状況に潜む3つの問題点とは?

2022年11月29日

「ブログの内容が思いつかない。いつも最初に時間がかかりすぎて、疲れる…。この問題って、どうすれば解決できる?」

あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「ブログの内容が思いつかない」をテーマに書きます。

この状況に困っているブログ初心者の方は、そもそもアプローチが間違っている可能性があり、主に3つの問題点をはらんでいます。

この記事では、一体何が問題なのか、ここを掘り下げて解説します。

後半では、解決策もご紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。

ブログの内容が思いつかない。この状況に潜む3つの問題点とは?

最初から「間違ってる可能性がある」とお伝えして申し訳ないですが、この状況は、ブログ初心者の方が陥りやすいので注意が必要です。言うまでもなく、かつての僕も同じでした。

まずは、3つの問題点から解説しますね。

問題点①:書きたいことを書こうとしている

もしかして、書きたいことをブログに書こうとしていませんか?

「え、当たり前じゃない?」と思った方は、要注意です。なぜなら、書きたいことをベースに内容を考えると、内容が枯渇しやすいから。

意気揚々とパソコンの前に座り、真っ白なワード上で点滅するカーソルを眺めながら、「さて、今日は何を書こうか」といった具合。

これだと、調子良い時は問題ないんですが、微妙な日は内容が思いつかず頭がフリーズします。あなたも経験ありませんか。昨日、あれだけスラスラ書けたのにも関わらず、今日はなぜか最初の一行が書けないこと。こんな嘘みたいな話が、ブログでは普通に起こります。

「書きたいことを書かずして、何を書く?」と思った方は、しばしお待ちください。この答えは、次の次。問題点③にてお伝えします。

いったん話を戻すと、書きたいことを書くのスタンスは、「ヤベー、思いつかねぇ…」という状況を誘発します。

問題点②:面白い切り口を考えるのは、難易度が高い

なかには、読者を魅了する興味深い内容を書こうとしている方もいるはず。ゆえにハードルが上がり、思いつかない日もある。こんなふうに自分を納得させているかもしれません。

しかし毎回、面白い切り口でブログの内容を考えるのは難易度が高いです。というのも、ブログって1本書いたら終わりじゃないですから。1つのブログに数百本単位の記事があることなんてザラです。これら全てを面白くするのは難易度が高すぎです。

ユーチューバーを見ていたらわかりますよね。毎回、毎回、読者を楽しませる企画、つまり内容を考えなくてはいけない。ブログにおいてこの戦略をとると、間違いなく挫折しますよ。

副業ブログは、また別の戦略が必要です。具体的には、このあと解説していきます。

問題点③:人は誰しも、自分に興味がある

ブログが思いつかない。この状況は、自分主体に考えると起こります。先程から書いているように、自分の書きたいことを書こうとしている状態。

ここで1つ残念なお知らせですが、読者は僕ら書き手には興味がありません。自分に興味を持っています。

つまりあなたは、読者が求めること、読者が知りたいことを書く必要があります。

大事なのでもう一度書くと、読者は誰しも自分自身に興味を持っています。僕ら書き手に興味を持っているわけではありません。これは、紛れもない事実です。

いかがでしょう。「読者が知りたい内容は何だろう?」と考え、そこにフォーカスを当てれば「思いつかない…」と悩むことは少なくなるのではないでしょうか。

「問題点①:書きたいことを書こうとしている」のところで、「書きたいことを書かずして、何を書く?」と思った方は、しばしお待ちくださいとお伝えしました。覚えていますか?

その答えは、「読者が求めること、知りたいことを書く」です。

ブログの内容が思いつかなくて悩んでいる方は、この視点が欠けている可能性が高い。人は誰しも、自分に興味があります。あなたが自分の書きたいことを書こうとしたように、読者も知りたいことしか読んでくれません。この事実は覚えておいて損はないです。

ブログの内容が思いつかない時の解決策

後半では、具体的な解決策をご紹介します。

内容はシンプルなので、リラックスして読んでください。基本的なことから書くので、「この話は知ってるよ」という部分は、飛ばしてもらって大丈夫です。

全部で4つ、順番にサクサク解説します。

ジャンルを絞ろう

まずは、書くべきジャンルを絞りましょう。なぜなら、制約があった方が考えやすいから。

あなたは、ブログジャンルを絞っていますか?

「実はまだ決めてない…」という方は、【初心者向け】ブログジャンルの選び方のコツ3つ【注意点あり】を参考にして絞ってみましょう。

ジャンルを絞ることが、出発点です。

キーワードの存在を理解せよ

続いて、キーワードについて理解しましょう。

「キーワードって何?」と思った方は、必ずSEOキーワード選定の重要性とは?【初心者向け/基礎入門編】に目を通しておいてください。

キーワードを無視して記事を書いてしまうと、Googleの検索結果で引っかかる可能性が下がるので、読んでもらえる確率が極端に下がります。

数万人単位のフォロワーを抱える著名人ならSNSでシェアすれば届きますが、一般人はGoogle検索を利用しないときつい。

ブログを書き始める前に、まずはキーワードを選びましょう。すでに決まってる方は、先に進んでください。

キーワードの存在は知ってるけど、どうやって選べばいいかわからない方は、ブログのキーワード選定のやり方【キーワードプランナー&別案あり】をどうぞ。

読者の検索意図を考える

ブログのキーワードが決まったら、そのキーワードを検索した読者が何を考えていたのか、検索意図を考えましょう。

ちなみに、本記事のキーワードは「ブログ 思いつかない」です。この言葉でGoogle検索する読者になりきって、想像を膨らませるわけですね。

Google検索窓に「ブログ 思いつかない」が入力中

その結果、僕が考えた読者の検索意図は、以下のとおり。

「ブログの内容が思いつかない。いつも最初に時間がかかりすぎて、疲れる…。この問題って、どうすれば解決できる?」

お気づきかもしれませんが、この記事の冒頭の一文です。

慣れていないと検索意図を考えるのは難しかったりするので、もし苦戦するようであれば、SEOにおける検索意図の大切さとは? 具体的にブログに活かす方法もお役立ててください。

あとは、解決策を書くだけ

最後は、読者の検索意図をベースにして解決策を書くだけ。これが、ブログの内容になります。

再び本記事を例にすれば、「ブログ 思いつかない」で検索する人は、ブログの内容が思いつかなくて困っている方ですよね。なので、原因を解説しつつ、解決策を書いているわけです。

何を書いてもOKという条件なら迷うかもしれませんが、読者の悩みを考えて、その解決策を書くという縛りがあるので、「思いつかない…」と悩まなくて済んでいます。

読者の悩みを明確にして解決策を書く。これが、ブログの基本です。

まとめ:ブログが思いつかないのは、アプローチが間違っているサイン

今回は、ブログの内容が思いつかないをテーマに解説しました。

結論、思いつかない場合は、アプローチが間違っている可能性が高いです。

書きたいことを書くのではなく、まずは読者が知りたいことを考えて、それに沿って書くこと。自分のエゴを捨て去って、読者に寄り添う意識を持つことで、「思いつかない…」と悩むことはなくなりますよ。

ブログが思いつかない問題が解決したら、「記事構成」についても学んでおきましょう。適切な記事構成でブログを書くことで、読者が理解しやすくなるので、あなたのブログのリピーターになってもらえる確率もアップすると思いますよ。【必読】ブログ記事構成の作り方を3ステップ解説をどうぞ。