「ブログは専門性が大事だと聞きました。もし、いろんなジャンルを書きたい場合は、ジャンルごとにブログを分けるべきってことですか?」
あなたは、こんな疑問をもっていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「ブログは、ジャンルごとに分けるべき?」をテーマに解説します。
特にブログ初心者の方は、この疑問をもっている方も多いはず。実は、むかしの僕も同じように「どうなんだろう?」と考えていました。
この記事では、これまで2年半ブログを書き続けてきた経験をもとに、どうすべきかを解説します。
シンプルな話なので、ぜひ最後までお付き合いください。
もくじ
ブログはジャンルごとに分けるべき?
さっそく、本題に入りましょう。
結論:ブログ初心者は、1つに絞ろう
ブログ初心者は、1つのブログに集中しましょう。分けなくてOK。これが、僕の結論です。
なぜなら、最初からブログの数を増やしてしまうと、作業量が増えてしまうから。当然、そのぶん管理が大変だし、時間もかかりますよね。ブログを書くことに慣れていない状態のまま複数のブログを運営すると、高確率で挫折しますよ。
ブログ初心者は、まず1つのブログだけに集中することが大事です。
おそらくこの記事を読んでくれている方は、「ブログは専門性が大事」という情報に触れたのかなと思います。そのうえで、「じゃあ、書きたいジャンルが3つある場合はどうすればいいの?」という話だと思うんですけど、これについて僕の提案は以下の2つです。
- 提案①:1つのジャンルに集中せよ(残り2つは捨てる)
- 提案②:それぞれのジャンルに関連性があれば、1つのブログで書く
提案①は、そのままの意味です。3つの中からベストを選んで書けばOK。残り2つは捨てましょう。
提案②は、3つのジャンルに関連性があれば、1つのブログに書こうという話です。
例えば僕のこのブログを例にすると、
- ブログ運営
- アフィリエイト
- ライティング
こういったジャンルを扱っています。これって、大きなくくりで見ると「文章」という関連性があるんですね。なので、1つのブログで扱っています。
「でも、厳密には別ジャンルだから、専門性がないってことにはならないの?」と思う方がいるかもしれません。たしかに、そういった見方もできますよね。ただ、あなたがおっしゃるその点については、もう少しだけ掘り下げて解説したいので、このあと詳しくお伝えします。
いったん話をまとめると、初心者はブログを分けず、1つだけに集中しましょうということです。
Googleは、ブログの専門性を重視している
検索エンジンを扱うGoogleは、専門性、権威性、信頼性を重視していると言われています。
つまり、ジャンルごとにブログを分けるかどうか迷ってる方は、1つのブログに複数のジャンルが入っていると、専門性に欠けるのではないか。このように心配をしているわけですね。
たしかに、おっしゃることはわかりますし、僕も同じように思っていました。でも少し冷静に考えると、「ジャンルの数=専門性」ではないと思うんです。1つのジャンルしか扱っていないブログでも内容がスカスカなら専門性があるとは言えませんし、逆に複数のジャンルを扱っていても、ブログの目指すべき方向性が定まっていれば、専門性があると言えるでしょう。
なので、複数のジャンルを1つのブログにまとめるからといって、あまり心配しすぎる必要はないのかなと思います。
もちろん、Googleが専門性を重要視していることは間違いないので、「とりあえず、いろいろ適当に書いちゃえ〜」ってのはダメです。あなたが取り組む各ジャンルに関連性があるかどうか、ここを確認しておくことが大切です。
ブログ運営は、計画通りにいかない。この現実を考えておくべき
僕も痛いほど経験しましたが、ブログ運営は計画通りにいきせん。なぜなら、最初は計画を甘く見積もってしまうから。別の言い方をすると、絶対に継続できる前提で考えてしまっているんですよね。
「ブログを3つに分けて、バリバリ書くぜ」って思ってても、モチベーションの波だってあるし、予想外の困難が降りかかってくることもあります。いざスタートすると、「思ってたのと違う。こんなはずじゃなかったのに…」なんてことはザラにあります。
現実は、1つのブログを更新していくのに必死だったりするんですよ。ブログは1つに絞った方がいいって言うのは、こういった理由があるからなんです。
僕も始める時は、「1年後には稼げてるでしょ」なんて余裕をかましていましたが、現実は厳しかった。もちろん、あなたには溢れんばかりの才能があるかもしれません。次々と目標を達成していくかもしれない。なので一概には言えませんが、一般的にブログは計画通りにいかないので、この現実だけは頭の片隅に置いておくと役立ちます。
どうしてもブログを複数個作りたいなら、1つのブログで結果を出した後で考えれば良いと思いますよ。
ブログを分ける選択をやめた方へ。ジャンルをどうすべきかを解説
後半では、「書きたいジャンルは複数あるけど、1つのブログに集中して書く」と決めた方へ伝えたいことを2つご紹介します。
その①:ジャンルの数を限定しよう
ブログジャンルの数、これを限定しましょう。あなたが、本当に取り組みたいもの、集中したいものだけにグッと絞る。
なぜなら、ジャンルを絞ることで深い知識が書けるようになるから。つまり、Googleが重視している「専門性」が生まれるわけですね。最初はあれこれ手を出すより、限定して深く攻める。
具体的なジャンルの数としては、1つ〜最大3つぐらいが良いかなと思います。とはいえ、「どのジャンルにも思い入れがあって、絞れない…」という方もいると思います。そんなときは、自分にこう問いかけてみてください。
「これは、10年後も情熱を持って取り組めるジャンルだろうか?」
この質問で、NO、もしくは迷うようであれば、弾くべきジャンルだと思います。
全米ベストセラーの書籍、エッセンシャル思考に絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである
という言葉があります。まさに、これぐらいの厳しい基準で、あなたもジャンルを絞ってみてください。
一応、参考記事も置いておきますね。
選ぶことが苦手で、さまざまなノイズに悩まされている方は、ぜひ目を通してみてください。以下のリンクより、レビューを読んでいただけます。
【書籍】エッセンシャル思考の要約&レビュー【人生を洗練させる】
その②:各ジャンルの関連性を高める
ジャンルの数を2〜3に絞れた方は、各ジャンルの関連性が高いかどうか確認しておきましょう。関連性が高いジャンルを選べると、あなたのブログを訪れた1人の読者が、全ジャンルの記事を読んでくれる可能性があるから。
ふたたび僕の例で申し訳ないですが、
- ブログ運営
- アフィリエイト
- ライティング
こういった関連性あるジャンルなら、ブログ運営に興味があってやってきた読者は、稼ぎたいのでアフィリエイトジャンルも見るだろうし、文章力をアップさせたいので、ライティングジャンルも読みます。
その一方で、ジャンルに関連性がなくバラバラだと、読者にブログ内を巡回してもらうことが難しくなりますよね。だって、興味ないジャンルは見ないから。だから、各ジャンルの関連性を高めておくことが重要なのです。
なお、複数ジャンルに取り組む方は、メリットとデメリットの両方があるので、「そのあたり、もう少し詳しく知っておきたいかも」という方は、以下の記事をクリックして、内容を確認してみてください。
まとめ:ブログ初心者は、まず1つのブログを集中して育てよう
今回は、ジャンルごとにブログって分けるべき?をテーマに解説しました。
いかがでしたか?
結論、複数ジャンル書くのはOKですが、初心者はまず1つのブログに集中して取り組みましょう。