「ブログ記事の最適な文字数って、どれくらいだろう」
「やっぱり長文を書いた方が、検索順位は上がるのかな?」
「ブログのアクセスを増やしたいし、ベストな文字数を知りたい」
あなたは、こんなふうに思っていませんか?
こんにちは、Tatsuyaです。
今回は「ブログ記事の文字数」をテーマに解説します。
おそらくブログ書いてる方なら、一度くらいは「ブログ 文字数」と検索したことがあるはず。
タイトルにも書いたので、先に結論を言っておきます。ブログ記事に最適な文字数は、存在しません。
この記事では、そのシンプルな理由を解説しつつ、じゃあどうすればいいのか?をお伝えします。
ブログ初心者の方は、文字数ありきで書くと失敗するので、ぜひこの記事で学んでいってください。では、最後までどうぞ。
もくじ
ブログ記事に最適な文字数は存在しない。そのシンプルな理由
大事なのでもう一度お伝えします。ブログ記事に最適な文字数なんてものは、存在しません。
なぜか?
今から一緒に見ていきましょう。
最適な文字数が存在しない理由とは?
書く内容によって、文字数が変わるから。これが、ブログに最適な文字数が存在しない理由です。
シンプルすぎて見落としがちですが、少し冷静になって考えると、あなたもその通りだと思いませんか?
例えば、
- ①英会話
- ②英会話教室
この2つのテーマで記事を書く場合、書くべき内容が変わりますよね。①の英会話の方は、②にくらべて範囲が広い。つまり、説明に必要な文章量が変わる。よって、文字数も変わります。こういった理由から「ブログ記事=これがベストな文字数」という唯一無二のものはありません。
初心者は、文字数の目安ありきで考えると失敗する
最初から、「1記事3000文字書く」みたいに目安ありきで決めると失敗します。
なぜなら、目的がすり変わってしまうから。本当は、読者に役立つ記事を書くことが大事なはずなのに、とにかく3000文字埋めることに意識が向くわけです。これだと、上手くいきません。
3000文字で終わらせるみたいなクセがつくと、内容にも無理矢理感が出てしまいます。僕自身、ブログを書き始めた最初の頃に、「とりあえず3000文字書く」みたいに目安を決めてスタートしてしまいました。到達すればOK、足りないとNGみたいな。今思うと、完全に不毛でした。おかげで、たくさんの記事を消すことになったし、書き直しにも膨大な時間がかかっています。
ブログ初心者の方は、文字数ありきで考えないことが大事です。あとから後悔しますよ。
文字数ではなく、読者を優先せよ
「じゃあ、どうすればいいの?」という部分ですが、結論は、読者を優先して書きましょう。
なぜなら、あなたのブログ記事を読むのは人だから。ここを忘れてしまうと、小手先のテクニックに走って本質を見失います。
- 読者が抱える悩みを想像する
- その悩みに対する解決策を提示する
基本的には、この2つを意識して記事を書くだけです。そして、仕上がった記事の文字数が正解ってことで問題ありません。というか、それが今のところの最適だと思いませんか?
むしろ、ブログ記事の全てが同じ文字数だと何だか奇妙ですよね。文字数を気にして書くのではなく、読者に向けて、必要な情報を書くこと。これが重要です。
なお、ブログの本質については、別記事でも解説しています。「もう少し詳しく知っておきたいかも」という方は、以下リンクよりご覧ください。
ブログの本質とは?【目的とごっちゃにすると、自分が嫌いになる】
ブログ記事の文字数が、どうしても心配な方へ
前半では、文字数ありきで考えると失敗するので、読者のことを考えて記事を書きましょうと伝えました。
とはいえ、まだ不安を解消しきれていない方もいると思いますので、後半ではそのあたりをクリアにしていければと思っています。
「長文=有利」だと思っていませんか?
あなたは、長文が有利だと思っていませんか?
長文を書けば、Google検索に上位表示されて、じゃんじゃんアクセスが獲れると。なので、何文字まで書けば長文と認識されるのか知りたい。だから文字数にこだわる。
たしかに、こういった気持ちもわからなくないです。なぜなら、Google検索の上位に出てくるブログ記事って、それなりに文字数のボリュームがある印象がありますもんね。
しかし、Googleのジョン・ミュラー氏は、過去に以下のようなツイートをしています。
I agree with you & Mihai :). Word count is not indicative of quality. Some pages have a lot of words that say nothing. Some pages have very few words that are very important & relevant to queries. You know your content best (hopefully) and can decide whether it needs the details.
— ⛰ johnmu is not a cat ⛰ (@JohnMu) July 24, 2018
ツイート文のなかに、「文字数が品質の指標ではない」とあります。言い換えると、「文字数そのものは、重要ではない」ということ。つまり、長文を書きさえすれば有利になるということはない。そういう意味ではないでしょうか?
ここで矛盾を感じた方へ、もう一歩踏み込みます
たぶん、ここで矛盾を感じている方も多いはず。なぜなら、Google検索の上位に出てくる記事は、ある程度の文字数があるから。文字数は重要ではないと言いつつ、結局のところ文字数が優先されている。そんな印象を受けるかもしれません。
実はGoogleは、「情報の網羅性」を見ていると言われています。読者に役立つ情報がしっかりと書かれているか、ということですね。つまり、こういうことなんです。文字数が多いから上位表示されているわけではなく、読者に役立つ情報が網羅されているから上位表示されており、結果的に長文になっていると。
いかがでしょう?
これなら、腑に落ちませんか?
結論、あなたは読者のことを考えて記事を書くべきだと思います。前半でもお伝えしたとおり、文字数ありきだと本質から外れるので、失敗する確率が高いです。
Googleと終わりなき戦いを続けますか?
最後にもう1つだけ。もし仮に、ブログにおいて「絶対的に正解な文字数」があれば、もうネット上で情報共有されてる可能性が高いのかなと思うんです。
ただ、調べてみるとわかりますが、実際は「諸説」あります。この記事を書くにあたっても「ブログ 記事 文字数」と検索して調べたのですが、みなさんいろんな意見、考察がありました。つまり、絶対的な正解は誰にもわからないということ。
もしも、「ブログ記事は、3000文字が正解」なんてことがあれば、同じ文字数のブログであふれることになりますよね。誰もかれも3000文字で書く。全ての記事が3000文字。正直、これはちょっと考えにくい。それに、あまり健全なことではないような気がします。
加えて、Googleの検索エンジンのアルゴリズムは、変化します。なぜなら、検索するユーザーにとって最適な情報を提供すべく、定期的に改善されているから。俗に言う「コアアップデート」というやつ。これにより、検索順位が入れかわる。
もし仮に、僕らが唯一無二の絶対的な正解を見つけ出したとしても、そのルールは突如として変更になります。あなたは、常にルールチェンジするGoogleとの終わりなき戦いを続けますか? それとも、読者のことに集中して、本質を追求しますか? 僕は、後者の選択肢が良い。そう思います。
まとめ:ブログ記事の文字数は、自然に仕上がるものでOK
今回は、ブログ記事の文字数をテーマに解説しました。
いかがでしたか?
結論、ブログ記事の文字数に、唯一無二の正解はありません。
あなたがやるべきは、絶対的な文字数を探すべくGoogleに戦いを挑むのではなく、読者の悩みを解決する記事を書くこと。これだけです。その結果として、自然に仕上がった文字数で何も問題ありません。
もちろん、記事をリライトすることもあるでしょう。そしたら、自然と文字数も変わります。大事なのは、本質を見ること。細かいことに気を取られるあまり、読者を置き去りにして、本質を見失ってはいけません。
ラストに参考記事を1つ置いておきます。文字数への理解を深めた方は、アクセスアップを目指して記事を書いていきましょう。「記事の書き方がわからない」という方は、ブログアフィリエイト記事の書き方【最初の1円を稼ぐ3つの手順】を確認してみてください。