「質と量、結局はどっちが大事なの?」
これは新しく何かを始める時なんかに、よくある質問の一つですね。
今日まで生きてきた中で、おそらく何度かこの問いを耳にしたことがあると思います。
ちなみに、僕は何度もあります。
なんなら昔、僕自身ブログで触れた記憶が・・・
つまり、よく議論されてきた内容ということ。
これまで延々と「質と量」について話されてきて、また今日僕がこうして記事にしているということは、一体、何を意味しているのか?
サクッと、この2つです。
1、この二択は、みんなにとっても大事らしい。
2、でも、たぶん答えが出てない。(だって議論が続いてるから)
今日はこのあたりを紐解きながら、「質と量、どっちが大事なの?」を知りたい方に向けてこの記事を書くことにします。
本記事では以下の内容を解説します。
《「質」と「量」、結局はどっちが大事なのか?》
- 実は「質」と「量」よりも大事なことがある!
- 二択で選ぶなら間違いなく「量」
- 「質」を選びたいという方へのアドバイス
先程、下記のツイートをしました。
僕自身、2018年からこのブログを書き始めていて、途中、noteなども書いたりしながら、それなりに「文章を書く」ということに関しては「量」を重ね、「質」について考えてきました。
よりイメージが伝わりやすいように、この記事で具体例を出すときには「文章を書く」という行為を通して、書きます。
読者の皆さんも、それぞれご自身の対象と置き換えて考えてみてください。
「質」と「量」、結局はどっちが大事なのか?

結論、その二択の前に、大事なことがあります。
実は「質」と「量」よりも大事なことがある!
まず、やること。
これが大事です。
「・・・えっ?」と思った方もいるかもしれませんが、かなり大真面目で、実は「質or量」の質問が来る段階においては、質問者がまだ何もやっていないことが多いように思われます。(もちろん、全員ではないですが)
つまり、やり始める前に「質or量」のどちらが大事かを知りたがっているということですね。
僕自身そうだったのでよくわかるのですが、そもそもなぜこの質問が出るかと言えば、失敗したくないわけです。
効率的にやりたいのです。
中には、ラクをしたいという思いも少なからずあります。
ですが、あくまでこの段階で「質or量」どちらが大事かをきいたとしても、結局は、まずやらなきゃ意味がないので、もしまだ何もトライしていない状態であれば、まずは一歩目を踏み出しましょう。
「質or量」を考えるのはその後です。
二択で選ぶなら間違いなく「量」
一歩目を踏み出した前提で言えば、まずは「質」より「量」が大切です。
ここまではよく聞くパターンですね。
だいたいこの二択で語られることといえば、「質は後からついてくるので、まずは圧倒的な量をこなそう」的な意見。
たしかに、その通りだと思います。
ですが、ここはもう少し踏み込んで本質的な部分を考えたくて、ではなぜ、量をこなす必要があるのか?
少し考えてみてください。
これまで僕が思っていたのは、量をこなすことで「慣れ」が生まれ、それによって、より効率的に物事を進めることができるから、というものでした。
でも、実はそれだと本質から少しズレているような気がしてきて、本当は、量をこなすことで、自分の向き不向きを感じる回数が増え、それによって、自分の方法論を最適化できるから、というもの。
量をこなすのは、ただ慣れるためではなくて、自分にとってベストな方法を探すため。
僕の例で言えば、このように毎日ブログを書いてきて、最初は雑記ブログから始めたものが、途中から日記も書くようになり、最近では記事も書くようになり・・・つまり、常に変化してきたわけです。
言い換えると、自分がベストを感じる状態を模索してきたということ。
それをもたらしたのは日々の執筆、つまり、ある程度の「量」ということです。
ちなみに、最初から「質」を意識すると、時間がかかりすぎるので、その分、最適化するための時間がより多くかかってしまうという事態が起こります。
ただ、ここで一つ注意点があって、「量」を意識するときも最低限の「質」は確保すること。
くれぐれも、「質」を完全に無視してオッケーということではありません。
結論、最低限の「質」が担保された上での「量」が大事です。
「質」を選びたいという方へのアドバイス
それでも、「質」を選びたいという方へ。
全ての職種を網羅して語ることは出来ませんので、文章を書く人を対象に据えて言えば、「質」を優先して意識するのであれば、一回あたりの時間がかからないものを選んで質の向上を目指してください。
一回あたりの時間がかかるもので質を上げようとすると、当然、多くの時間がかかり、最適化までの道が遠くなります。
具体例を一つ。
もしも、文章がうまく書けるようになりたい、と思っている人であれば、ブログの一回分を長い時間を使い質を高めるのではなく、例えばTwitterなどの短い時間で一回分が終わるツールを使って質を高めるトライをしてみてください。
そうすれば、繰り返し何度も何度もトライできますし、途中で質をあげるための方法論が間違っていると気づいても、一回あたりの時間が短いので、それほど時間をロスしなくて済みます。
もしもブログなど、ある程度の長文を時間をかけて書き、最終的に質の意味をはき違えてたと気づいた時なんてのはまさに地獄です。
結論。
まずは「量」が大事ですが、どうしても「質」から攻めたいのであれば、短時間で確認できること利用しながら確かめましょう。
普段からこのような感じで、「書くこと」に関する諸々についてブログで書いたり、Twitterで発信したりしていますので、よければTwitterをフォローしていただけると嬉しいです。
Twitter→@Sugimoto_2017