断捨離の本質は、物を捨てることではなく、自分を知ることにある

断捨離という言葉。

皆さんもこれまでに一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?

断捨離の定義は次のようになります。

不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと

引用:Wikipedia

気がつくと、ついつい家の中に物が増えすぎてしまう方や、いざ物を処分しようと思っても上手く捨てられなかったりする方に向けて、この記事を書きました。

本記事では以下の内容を解説します。

  • 断捨離で物を捨てることはそれほど重要じゃない
  • 断捨離の本質は「捨てられないもの」を知ることにある
  • 断捨離は人生のエッセンス

先程、下記のツイートをしました。

僕もこれまでに何度か断捨離を行ってきました。

どちらかと言えば、家の中には物が少ない方ですし、うまく物を捨てられないタイプでもないのですが、これまで断捨離を通して考えてきたことがあって、それ自体、案外本質に近いんじゃないかなぁと思ったので、こうして文章にまとめてみることにしました。

今回のテーマは「断捨離の本質」について。

「本質とかどうでもいいから、断捨離のやり方や、コツを教えてくれ!」という方は、Googleで「断捨離」と検索すれば方法論が書かれた記事はたくさん出てくるので、そちらを参考にしていただいた方がいいと思います。

方法論は、あとからいくらでも学べます。

まずは本質を押さえておくことで、今後、断捨離への理解、落とし込みがよりスムーズに行えると思いますので、あえて「本質」部分について書きます。

何かしら参考になる部分があれば嬉しいです。

断捨離の本質は、物を捨てることではなく、自分を知ることにある

断捨離で物を捨てることはそれほど重要じゃない

断捨離とは、言葉の定義部分でも少し触れましたが、“不要な物を減らすことで生活に調和をもたらすこと”なので、前提として「不要な物を減らす」つまり「物を捨てる」という行為が存在します。

厳密には、それぞれの漢字に以下のような意味があるようです。

断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。

引用:Wikipedia

普段、断捨離という言葉は主に「捨:家にずっとあるいらない物を捨てる」の意味で使っていることが多いような気がしますので、今回は「断捨離=物を捨てる」のニュアンスで解説をしていきます。

その方がわかりやすいと思いますので。

もちろん、物を捨てることが前提にあるので、「物を捨てる」という行為自体は必要不可欠なのですが、僕自身、それほど重要なことではないと思っています。

もう少し丁寧な表現をすれば、断捨離には“捨てることよりも大切なことがある”と書いた方がより正確かもしれません。

断捨離の本質は「捨てられないもの」を知ることにある

さて、ここからが本題。

本質に繋がる部分です。

ズバリ断捨離の本質は、断捨離という行為を通して、自分が「捨てられないもの」を知ることにあると思っています。

あくまで僕の個人的な考えではありますが、物を手に入れる時よりも、手放す時の方がより人間性が出るような気がしていて、今回、手放すという行為を通して考えるべきは、自分自身についてです。

正直、ただ物を処分するだけであれば、迷いを消してしまって、後悔や迷いが入り込まないように思考を完全にシャットアウトし、機械的に全部まとめて捨ててしまえばいいだけ。

ところが、ここでもう一度、言葉の定義に戻りますが、断捨離とは「不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと」とあります。

つまり、不要な物を減らすことで、ある「思想」に到達しようとする試みが断捨離という行為だということ。

今回で言えば、「自分は〇〇な人間なんだなぁ」と気付くときの状態ですね。

パッと思いつく限り、僕には捨てられない物が3つあります。

きっと、この3つは何があっても捨てることは出来ません。

これらに共通しているのは、自分で買った物ではないということ。

つまり、人から贈っていただいたものということです。

ここに僕の人間性のヒントがあるような気がしています。

物を捨てることなんかよりも、このように「自分って、どういうタイプの人間なんだろうか?」と考える方がずっと大切で、それは断捨離という行為を通して知ることができる「捨てられないもの」が教えてくれます。

断捨離は人生のエッセンス

ここまでの話をまとめると、断捨離とは生きてく上でのエッセンスを含んだ行為の一つであることがわかります。

先程、書いたように「捨てられないもの」が自分の一部を投影するからです。

逆に、これまで何度か断捨離をしてきましたが、捨てたものはほとんど覚えていません。

その時には葛藤があったのかもしれませんが、結果的には忘れてしまっています。

捉え方によれば、自分にとって捨てられる物とは、その程度だということなのかもしれません。

もしも万が一、僕にとって捨てられない3つの物の内、どれか一つでも失うことになえば、生涯そのことを忘れることはないと思います。

やはり人は、物を手に入れる時よりも手放す時の方がより人間性が出るようです。

断捨離には、生きる上でのエッセンスが含まれていますし、記事のタイトルにあるように、本質的には物を捨てることではなく、自分を知ることを意味していると思います。