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「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の要約レビュー|話せるのに、なぜか書けない方へ

2022年7月4日

今回は、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」をご紹介します。

「文章を書くのが苦手」
「普通に話せるのに、文章を書こうとすると固まってしまう」

あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

こんな文章の悩みを、解決に導いてくれます。

著者は、古賀史健さん。シリーズ世界累計500万部を突破した「嫌われる勇気」をはじめ、多くのヒット作を手がけている方です。

僕自身、有名なブロガーさんがおすすめしてるのを見て、「そんなに凄い本なの?」と興味が湧いて買いました。

小手先の文章テクニックではなく、「なぜ、僕らは話せるのに書けないのか?」を理解できます。

要約とレビューを行うので、ぜひ最後までお付き合いください。

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20歳の自分に受けさせたい文章講義とは?

最初に、基本情報から。

  • タイトル:20歳の自分に受けさせたい文章講義
  • 著者:古賀史健
  • 定価:本体840円+税
  • 発行所:株式会社星海社

構成は、以下のとおり。

  • ガイダンス
  • 第1講 リズム
  • 第2講 構成
  • 第3講 読者
  • 第4講 編集

サクサク進んでいきます。

本書を読むべき人とは?

結論、文章が苦手な方です。

なぜ、文章を書こうとすると手が止まるのか?

この根本的な疑問から説明してくれるので、とにかく理解しやすい。「なるほど、だから書けないのか!」と腑に落ちます。

「普通に話せるのに、文章を書こうとすると固まってしまう……」とお悩みなら、必ず読んでください。

20歳の自分に受けさせたい文章講義の要約&レビュー

特に印象に残った3つのポイントに絞って解説します。

その①:なぜ文章が書けなくなるのか?

よくよく考えると、不思議じゃないですか? 

話せるのに、なぜ文章を書こうとすると固まってしまうのか。

その理由は、「書こうとしている内容が、自分で思ってるより曖昧だから」とのこと。

頭の中には、様々な思いが駆けめぐっていますが、目に見えるとは限らないし、言葉であるとも限りません。

「うーん、なんとなく〇〇な感じ」

みたいに、ぼんやりしていることも多い。僕らは、そんな曖昧なものを文章にしようとしているので、難しくて当然だということ。

本の中では、ぐるぐると表現されています。

ようするに、自分では書きたいことがわかっているつもりでも、実は曖昧な部分が多いわけです。

僕はこの部分を読んだとき、「なるほど、たしかにそうだな」と納得しました。

その②:文章のリズムについて

文章は、リズムが大事です。

なぜならリズムが悪いと、読みにくいから。引っかかるし、違和感も残ります。

ここまでは、異論なしですよね?

では、1つ質問させてください。

文章のリズムとは、具体的に何で決まりますか?

本書では、論理展開によって決まるとあります。

別の言い方をすると、「文章の流れが支離滅裂じゃなければ、リズムが良いと感じる」ということ。

会話であれば、表情や声色、身振り手振りなどが使えます。なので、少しぐらい論理展開がおかしくても伝わります。

しかし、文章だとそうはいきません。

つまり、文章は論理展開が重要であり、辻褄が合わない支離滅裂な文章にならないように気を配る必要がある、と教えてくれます。

その③:読者をイメージして書くことの重要性

文章を書くとき、読者をイメージすることが大切です。

この意見には、あなたも同意していただけるはず。

でも、胸に手を当ててよく考えてみてください。

あなたは文章を書くとき、本当に読者の姿をイメージしていますか?

実はほとんどの場合、ただなんとなく文章を書いているだけだったりします。

正直に告白すると、こうして日頃からブログを書いている僕でさえ、読者のことが頭から抜け落ち、ただ文章を書いている状態になったりします。

本書では、

  • ①10年前の自分
  • ②特定のあの人

この両方に向けて書くパターンが解説されています。

10年前の自分に語りかけるように書く。あるいは、特定のあの人に伝えるように書く。

重要なのは、たった1人に向けて書くこと。

文章を書き慣れていないと、多くの人に向けて書こうとしてしまいます。より多くの人に届いて欲しいので、当然と言えば当然ですよね。この気持ちは、僕にもわかる。

しかし、たくさんの人に向けて書いた文章は、読者像がぼやけるので、誰にも届きません。

結果、誰にも刺さらない文章が完成してしまう。

でも、10年前の自分に向けて書けば、今この瞬間も、過去の自分と同じような人が居るので、その人には届きますよね。

文章を書くのが苦手な方は、このあたりのテクニックを知らなかったりするので、本書を読んでおくと勉強になりますよ。

まとめ

今回は、20歳の自分に受けさせたい文章講義を紹介しました。

いかがでしたか?

小手先のテクニックに頼らず、なぜ書けないのか、どうすれば書けるようになるのか、土台から理解を深めましょう。足元さえ固めれば、安定して文章力を高めていけます。

文章が書けなくて悩んでいるなら、まずは本書を手に取ってください。読み終える頃には、文章への意識が変わり、ワクワクしていますから。

本気で文章力を高めたいなら、迷う必要はありません。いますぐ、以下リンクよりご購入ください。

20歳の自分に受けさせたい文章講義