雪が降った理由

今朝、昔弟から貰ったノートパソコンを集荷担当の人に回収に来てもらった。区が指定(提携?)している業者にて処分してもらうためだ。一時期、僕のノートパソコンが不具合を起こし、長年使っていたので、もうダメかも、と思っていたタイミングで弟から使っていないパソコンを譲り受けることが出来た。一応、こうして毎日文章を書いているので随分助かった。もちろん、スマホでも書けるが、やっぱりパソコンがあるとなにかと便利で、長めの文章を書くときは結局パソコンにお世話になっているのが実情だ。だが、そんな弟のパソコンもついに壊れた。ボタンを押していないのに永遠と一つの文字が連打される現象が起きる。最初、その光景を見た時は正直ビビった。キーボードを触っていないのに、いきなり「あ」が画面上に現れ、おまけに全然止まらない。状況をつかめない僕はパニックになった。深夜、誰も居ないワンルームでの無限連打現象は完全に反則である。画面の着脱が可能なパソコンだったので、本体と切り離してようやく止まった。冷静に考えれば故障だろうとわかるけど、その瞬間は「…え?」となる。リアルにおばけかと思った。譲り受けたパソコンなので、壊れた後も何だか捨てるのが申し訳なくて保管していたんだけれど、今回引越しに伴って、諸々考えて処分させてもらうことにした。ありがたや、ありがたやである。

午後、コンビニに行こうと外に出ると、雪が降っていた。今年初めての雪だ。菓子パンとホットコーヒーを買った帰り道、河で泳ぐカモが目に止まった。カモは寒くないのだろうか。しばらく観察してみたものの寒そうな素ぶりは全く見せない。きっと身体の仕組み的に寒さを防ぐようになっているのだろう。もちろん僕の身体はカモほど寒さを防ぐ構造にはなっていないので、大急ぎで家に帰った。帰宅した後も、雪が降ってる、としばらく興奮していた。別に雪が好きなわけではないけれど、普段あまり目にしないのでテンションが上がったのだろう。ふと、雪を見て青森へ行った友人を思い出した。元気にしているといいな。僕と違ってきっと彼にとって雪は日常になるんだろう。雪が降ると、2年前、東京の不動産屋に来た日に大雪に見舞われたことと、20代に2日だけ働いた心斎橋のバーで水商売のお姉さん達に絡まれ、その帰り道(確かその日だったはず)、珍しく大阪に雪が積もって足を取られ滑った記憶が蘇る。この文章を書きながら当時を思い出して何だか懐かしくなった。ひょんなきっかけで過去の記憶が蘇る。出来れば今日の記憶もずっと覚えておきたい。

今夜も随分寒い。雪はいつの間にか雨に変わっている。イカスミは大丈夫だろうか? まあ僕より東京歴は長いだろうし、その辺は大丈夫だと思うけれど、僕と違って寒くても暖房も付けられないし、「寒い!」と言えないわけだから心配と言えば心配だ。どこかにあたたかい秘密基地を見つけていればいいけれど。いつもの草むらだと今日は寒いぞ、イカスミよ。よし、今日はもう英語も勉強したし、脚本も書いたので、この後イカスミの様子を見に行くことにする。僕もご飯を食べなきゃいけないし、うん、そうしよう。

January 18,2020
It snowed in the morning when I disposed of the computer from my brother.
It was decided beforehand that snow would fall.
But I want to think it snowed because I disposed of the computer.