脚本のギャラ


先日、約2ヶ月に渡って執筆したショートフィルムの脚本。

そのギャラが入った。

実際にプロデューサーから今年の撮影は難しくなる可能性があると聞いているので、映像化はまだされていないが、脚本自体は決定稿を納品しているのでそのギャラが入ったということ。

思い返せば、これまでテレビドラマの助監督をした時もお給料をいただいたし、舞台の演出を手掛けた時もギャラをいただいたが、『ショートフィルム(映像作品)の脚本』という形では今回が初めて。

正直、結構嬉しい。

それは「お金が入った!ウヒャヒャ」ということではなくて、シンプルに少しばかり前進出来たという事実が嬉しい。

「アカデミー脚本賞を獲る!」とアホみたいに遠くて現実味のない夢を口にしている以上、ペースは非常に遅いかもしれないが、日々の生活や、執筆活動を通して痛感するのは、一歩ずつ前進するしかないということ。

天才的な才能を持ち合わせている人なんかは一気に色んな困難をスッ飛ばせるかもしれないが、残念ながら僕は天才タイプではない。

自分で目標を定め、前進し、達成出来なかったり挫折したりで、人知れず自己嫌悪に陥る。

で、また気を取り直してやる。

この繰り返しである。

決してスマートな人生を歩んでいる訳ではないし、お世辞にも順風満帆とは言えないが、とはいえ「へぇー、コイツもそれなりに頑張ってるんだなぁ」と思ってもらえれば嬉しい。

今回のギャラは、

日頃からお世話になっている数名の方への御礼に使おうと思っている。

初めての映像関連の脚本執筆料。

数年経って思い返した時に「あれ?何に使ったっけ?」となるより、自己満だけど、お世話になっている人達に……という事実が少しばかり自分を支えてくれるんじゃなかろうかと思っている。

全員は無理だ。

破産する。

なもんで、「杉本を応援してるのに、御礼がなーい!」なんて野暮なことは言わないでいただきたい。

間違いなく感謝はしているので。

いつか、

皆んなに恩返しが出来るよう大物脚本家を目指して頑張ることにする。

ただ天才ではないのでね。

一歩ずつ。

今日もバイトが終わったら自宅で脚本に向かうことにする。

締切まであと少し。

さて、頑張るぞ!