消えゆく記憶をつなぎとめるため、日記を書く by 杉本達哉

ほんの数年前までは、髪の毛を金髪に染めたり、アクセサリーをつけたりと、それなりに「ぱっと見チャラい感じ」で生きていましたが、次第に「シンプルでありたい」と思うようになり、徐々にオシャレをしなくなりました。

現在住んでいる東京のワンルームには、ベットはもちろん、テレビや、冷蔵庫、食器、洗濯機もありませんし、私服も1着しかありません。別に欲しくないわけではありませんし、今後揃える可能性はありますが、現状ではあまり必要性を感じないというのが正直なところです。

日々、執筆作業をしているデスクです。
休日の朝の光が作り出す陰影が美しくて、思わず撮影してしまいました。

今ではほとんど物欲もありませんし、あまり無くなって困るものはありませんが、「記憶」や「思い出」は失いたくないと強く思っています。

記憶喪失にならなくても、人はあらゆることを忘れていきますし、それが悪い記憶や辛い思い出ならまだ良いかもしれませんが、「大切なこと」や「大切な想い」すら簡単に忘れていきます。

本当に簡単にです。

自分で言うのもなんですが、僕は比較的優しい性格なので、女の子のワガママに対しては基本的に「そうだね〜、そうだね〜」とすぐに折れてしまいますが、「記憶(思い出)を忘れる」という状況に対しては、最大限抵抗します。

その抵抗は、日記を書くことによって3年ほど前から開始しました。

2016年3月6日から書き始めた日記は、1日も欠かすことなく今日まで続き、本日、4冊目の日記帳を買いに寒い新宿を歩きました。もちろん書ける量にも限界がありますし、日々の膨大な出来事から見れば断片を記録しているだけかもしれませんが、積み重なるとそれなりの重みを感じます。

残念ながら全ての瞬間を記録することは出来ませんし、「少しでも抵抗する」ということしか、「忘れる」ということに対抗出来る方法はないのかもしれません。

いつか、年老いた時に、全ての日記を引っ張り出して、ソファに座ってゆっくりと過去の全ての日を振り返りたいと思っています。

僕は案外、「過去を振り返る」のが得意なようです。

その日まで書きためた日記は、全部で何冊になっているんだろう……想像するだけでなんだかワクワクしてきます。
その頃には、白髪になっているのかな?

今から楽しみです。

 

【書籍『(仮)ストーリーテラー』】
先日、スマホを使って、3日間で本を書きました。
僕の処女作で、今まで生きてきた「過去」と、執筆している「現在」が交錯するストーリーになっています。
まだ初稿なので、2019年の発売日までに何度か書き直しをしますが、ご興味ある方は是非、一度「初稿」を読んでみてください(*^^*)

書籍『(仮)ストーリーテラー』の初稿

 

 

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