杉本達哉が友人全員の誕生日にFacebookでメッセージを贈るワケ

今年の11月、家族旅行に行くことになった。

城崎。日本海側である。

実は今回泊まるホテルは約25年前、一度家族で来たことがある。

特にこれといった特技は持ち合わせていないが、当時の記憶は今でもある。比較的、記憶力は良いほうだ。

今日のブログタイトル『杉本達哉が友人全員の誕生日にFacebookでメッセージを贈るワケ』とは全くもって関係ないように感じるかもしれないが、そんなことはない。

今回、25年の時を経て同じ場所に行くということが何を意味するのか、少しだけお付き合いいただきたい。

ちょっとだけ脚本家っぽく真面目に語るが、ここで大切なのは、“確かめることが出来ない数年間も僕と同時並行的にホテルは存在していた”という事実だ。

もう少し噛み砕くと、僕が緊張しながら中学で野球部に入ったその日も、大学の授業をサボって喫茶店でひたすら小説を読みながらタバコを吸っていた日も、ADの仕事に挫折して大阪に逃げ帰ってきた日も、25年前と変わらず、ずっとホテルは城崎に存在していたということ。

勿論、直接確かめたわけではないが、恐らく異論はないだろう。

同時に、これは『友人関係』にも当てはまると思っていて、もう何年も会っていない友人が多いし、時折、SNSなんかで近況を知れるとはいえ、普段あまり利用しない人であれば今、何をしているのかもわからない。

ぶっちゃけた話、「元気にしてるかな?またいつか会いたいな」と思っている友人が生きているとは限らない。

不謹慎に聞こえるかもしれないが、これはたぶん心理…間違えた!

これはたぶん真理で、時間経過とはそういうことだ。

当然ながら僕とて同じで、今はこうしてブログを書いているものの、明日生きているとは限らない。

存在しているとは限らないのだ。

だから、人生のある時期を共有した友達には「元気にしてる?」という意味を込めて、せめて誕生日ぐらいは連絡しようと決めた。

以来、基本的には全員送っている。

稀にFacebookが誕生日を教えてくれないことがあるので、中には「えっ?私、メッセージもらってないけど!」という人も居るかもしれない。そんな方は是非教えていただきたい。全力で誕生日メッセージを送らせていただく。

最初は正直、「メッセージをキッカケにブログを読んでくれたら嬉しいなー」とちょっぴり打算的な気持ちもあった。

でも、日々、脚本に向き合う中で「人生の意味って何なんだろう?」と考えてみたり、Facebookで「誕生日おめでとう!」と伝え続けていると、「誕生日おめでとう」とこれまで何気なく口にしてきた言葉の意味を改めて考えさせられることになった。

それは、「あなたがこの世に生まれたこと、生まれた日をお祝いします」ということ。

「そんなこと、言われなくてもわかってるよ」と思うかもしれないが、良ければ毎日毎日あなたも送り続けてみてほしい。

きっと、数ヶ月も続けると「誕生日おめでとう」という言葉の持つ意味を深く味わえるようになるはずだ。

少なくとも僕はそう。

誰かに向けた言葉で自分が幸せになれるこもある。

何やら格好をつけているが、許していただきたい。完全に昼間から酔っ払っている。

僕は今日は休み、つまり3連休なのだ。

皆さん、お仕事、ご苦労さんです。

素敵な週末を。

【杉本達哉の書斎】
深夜の東京で脚本を書く杉本達哉が、『アカデミー脚本賞』なる、現在地からどんでもなく遠いところにある「夢」を掴む為に奮闘する日々の記録。
興味がある方はコチラ↓

杉本達哉の書斎

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