明治神宮にて初詣

今日は明治神宮に初詣に行ってきた。新年を迎えてから10日以上が経った今でも多くの人が参拝に訪れていた。鳥居をくぐり、長く長く続く道を歩く。地面は舗装された道と砂利道があって、僕はなんだか砂利道を歩きたい気分だったので、ジャカジャカと音を鳴らして歩いた。道の両脇には木々が連なり、午後から覗いた太陽が枝や葉の隙間から地面に差し込んでいる。多くの人々が行き交っているにも関わらず、どこか静謐な空気に包まれている。

途中、氷の彫刻が何体も並んでいる場所があった。去年、明治神宮に来た時は、気候のせいか随分と溶けてしまっていたけれど、今年は多くの彫刻が綺麗な状態のまま残っていた。その姿形を鑑賞して楽しんだり、掘った人々の人生を想像してみたり。また、いつか消えてしまう儚さに想いを馳せてみたりもした。それは氷の彫刻だけではなく僕らも同じだ。いつか皆んなこの世界から消える。だからこそ、なるべく毎日を大切に生きたい。

参拝を終えた頃にはほぼ完全に晴れていていた。おみくじを引いて、元きた道を引き返す。本殿の近く、人の波から外れた場所に一本の道を見つけた。侍が現れそうな、そんな道。

周囲は自然に囲まれ、木漏れ日がさす。身が引き締まるおもいがした。いや、緊張していたのかもしれない。

小腹が空いたので炭焼き団子を買って甘酒を飲む。来年もまた。