日記「時短勤務の主夫になる」

マスクをしていると次第に肩が凝ってきて、肩が凝ると次に頭痛がやってくる。仕事中もマスク着用の指示が出ているので結構辛い。でもコロナウイルスを封じるためだ。仕方ない。会社を出た後はマスクを外し、人気のない道を歩きながら夜風に当たって駅へと向かう。冷たい風が心地いい。駅に着くとまたマスク着用が必要なのでしばしのオアシスタイム。ちなみに今はまたマスクを付けて電車の中でこうして日記(ブログ)を書き始めた。昨夜も遅くまで映画を観ていたのでちょっぴり寝不足気味で、仮眠でもしようかな、とお思ったけれど、どうせならやることを先にやって夜早めに休むことにする。

今朝、会社に向かう途中に地元の友達からLINEが届いた。時短勤務の主夫になったよ、と。時短勤務の主夫? なんだか楽しそうではないか! 時短勤務とは何時間勤務することを言うのか、なんて満員電車に揺られながら考えてみる。最近、料理にハマり始めたこともあって、主夫ってのもいいなぁ、と思った。毎日家事に追われる主婦の方には「そんな甘いもんじゃない!」と怒られるかもしれないけれど、別にラクだとも思っていないしシンプルに、家で多くの時間を過ごす人生も素敵だと思う。個人的には働くのは嫌いじゃないし、なんだかんだ仕事も気合いで乗り切る体育会系タイプ。一応、昭和の終わりに生まれので、男たるものウンタラカンタラ、という考え方も待ち合わせているし、どちらかと言えば古いタイプの人間だ。でも、時代は変化してきた。多様性が叫ばれることが当たり前になって、男女問わず様々なタイプの人々が現れ始めた。それでいい、それでいいと思う。男が家で家事をこなして奥さんが会社で働くのも家族の形の一つ。これが正しい形だ、という唯一無二の形態は存在しない。そんなことよりもお互いがお互いを支え合い、よりよい関係性を築きながら人生が豊かになればいい。勿論、金銭的な豊かさだけではなくて精神的な豊かさも含めて。

もしかして不安があるのかな、と思った。時短勤務になること、そして主夫になることに対して。だから僕に伝えてきたのかもしれないと。まあ、勿論、これは完全に推測の域を出ないし、単なる報告だったのかもしれないけれど、個人的には、メチャクチャいいじゃん! と思っている。羨ましい、羨ましいぞ! 自分と向き合う時間も沢山取れるし、人生を見つめ直すいい機会になるかもしれない。世間ではよく、レールから外れる、という表現をすることがあるし、僕自身これまで何度もそのような表現をしてきたけれど、でも、どうだろう。果たしてレールなんてそもそも存在するのだろうか。レールってなんなんだ? 皆んな、それぞれ違う人生を歩んでいる。一見、同じように見えても紐解いていけば全然違う。だから生きることは辛く、そして楽しいのだ。時短勤務を楽しめばいい。人生を楽しめばいい。誰かが作った価値観の上で生きるのではなく、自分だけの人生を歩めばいい。家族との時間も増える。年数を重ねた時、どれだけ幸せな時間だったかに気付くはずだ。時短勤務バンザイ、主夫バンザイ! 働きたい人は働け、バンザイ! レールなき世界にバンザイ!