孤独と人の温かみ

日曜日、18時42分。今、缶コーヒーを飲みながらコインランドリーで洗濯が終わるのを待ってる。その間にブログを書こうと思い、スマホを取り出し、こうして書き始めた。

昨日、友人宅にお邪魔させてもらい、子供と遊びながら昼間からビールを飲んだ。会う度に成長する子供を見るのは楽しい。一緒に積み木で遊んだり、少しだけ絵本を読んだり。前回会った時は、積み上げた積み木を崩して遊んでいたのに、今回は積み上げて遊んでいた。そんな変化を見ているのが純粋に楽しかった。僕自身、30歳をこえ、周りの友人達はどんどん結婚して子供を産み、家族が出来る。幸せそうな様子を見たり、話を聞いたりするのは好きだし、微笑ましくもある。

正直、僕は子供が苦手だ。もう少し直接的な表現をすれば「好きではない」。ここは矛盾があるが、友達の子供は好きだ。昨日も純粋に楽しかったし、心の底から「可愛いな」と思える。でも「じゃあ子供が欲しいか?」と問われると「欲しくない」と答える。

結局、友達も合流し遅くまで飲んだ。昔の話や、恋愛観、「もし3億円が当たったらどうする?」など、色々な話をした。途中、20代半ばに僕が居候していた頃の話になる。当時、ADの仕事に挫折し、大阪で塞ぎ込んでいた僕を迎えに来てくれて、おまけに家に住まわせてくれた。あれから7年近くが経つ。今、思い出しても感謝しかない。ある意味、「若さ」が前面に溢れた日々だった。翌日仕事だろうが予定があろうが遅くまで飲み歩き、多くの方々に出会い、そしてお世話になった。「孤独」と「人の温かみ」の中、生きていた日々。不安を紛らわせ、何かを確認するかのように、ただただ語り合った日々。

7年という時間経過を経て、当時からは想像も出来ないような色んな出来事が起きた。出会いもあれば別れもあった。自分の中で変わった部分もあれば、全然変わらない部分もある。はっきりしていることは、何ひとつ未来を予想することは出来なかったし、同時に過去の記憶はどんどん消えていくということ。昨夜、飲みながら語り合って、ふとそんなことを思い、感傷的な気分になった。若き日の輝きと記憶。自分に問いかけてみた。「もし、戻れるならあの頃に戻りたいか?」と。答えは「No」だった。あの頃の記憶に手を加えたくない。そう思った。二度と戻れないからこそ「若さ」にはかけがえのない価値がある。