外国人に「英語」で話しかけられた


脚本を書く人間の一人として、「最も難しい挑戦って何だろうな?」と考えた時に、母国語が英語ではない国の人間がアメリカの「アカデミー脚本賞」を獲ることがその一つとして思い浮かんだので、目標をそこに定めました。

勿論、言うまでもなく現在地からメチャクチャ遠くて、実現可能性も限りなく低いですが、「人生を通して追い求める夢」としては申し分ないと思っていて、例え生きている間に叶わなくても近づくことは出来るのではないかと思い、ノロノロと英語の勉強も始めました。

以前から僕のブログを読んでくださっている方ならご存知かもしれませんが、勉強の一つとして、自宅で映画を観る時には日本語の字幕をオフにして、英語だけで観るようにしています。

果たして、これで英語が上達するのか、あるいは正しい勉強法なのかは定かではありませんが、ウダウダと能書きを垂れる前に「まず、やれよ!」と自分の内側から声が聞こえたような気がしたので、ここ最近はずーっとそんな感じです。

あれやこれやと手を付けて結局辞めてしまうのは勿体ない(特に英語の勉強に関しては)ので、今のところ単語帳や文法などはノータッチ。

英語のレベルが上がっているのかは正直なところわかりませんが、なんだか楽しくなってきましたし、「映画の内容を理解したい!」というシンプルな動機があるので、辞めることなく継続出来そうです。

ちなみに、昨日のブログで、深夜の映画館で映画「ジョーカー」を観た旨を書いたのですが、上映後、終電がなくて自宅まで歩いている途中に突如、交差点で外国人の女性に話し掛けられました。

「英語喋れますか?」

と。

勿論、英語でです。

咄嗟に口をついて出た言葉が「Just  a  little  bit」。

僕の解釈が正しければ「少しだけ」という意味だと理解しています。(※間違っていたら誰か教えてください!)

喫煙所の場所を聞かれ、僕はわからなかったので交番のお巡りさんに訊き、片言の英語で「あーだ、こーだ」と伝えた結果、笑顔で御礼を言われ、去っていかれました。

全然スマートなコミュニケーションではなかったと思いますが、英語の勉強を始めたという事実が、ほんの少しの勇気を与えてくれたのだと思います。

「アカデミー脚本賞」なんて、今の英語レベルでは口が裂けても言えないような夢ですが、何も勉強していなかった頃に比べると、ほんの少し近付いたことは確実でしょうし、自己満足かもしれませんが、そんなささやかな積み重ねが人生に彩りを与えてくれるんじゃないかと思っています。

最近では、同世代の熱く熱く語り合った友人達が、次第に夢を語ることが無くなってきて、少しばかりの寂しさを感じるようになりました。

たまには語りましょう。

僕も頑張るので。