初心に返る場所 by 杉本達哉

正月、大阪に帰省して改めて感じたのは、やっぱり『大阪が好きだ』ということと、自由に東京大阪間を行き来するために、一刻も早く『物語を作る』ということで生活を成り立たせなくてはならないということです。

ぶっちゃけ僕の場合、会社員ではないので、全てを自分で判断することができますが、裏を返せば全責任が自分にあるので、このフィールドで食えなきゃ永遠にバイト生活を余儀なくされる可能性もあります。

たまに友達から「てか、アカデミー賞の脚本賞ってどうやって獲るの?」と、きかれることがありますが、「秀逸な脚本を書くしかないんじゃない?」としか答えようがなく、資格を取ってもアカデミー賞は取れませんし、専門学校を卒業しても同じ。
「こうすれば獲れる!」という明確なルートがあるわけではありませんので、己の腕一本で勝負するしかありません。

まれに、「お前はいいよなぁ〜、やりたいことがあって」と言われることもありますが、『やりたいことをやる』というのは、なんの保証もない状況に飛び込めるかを試さますし、僕の場合は約6年間ずっと考え続けてやっと見つけました。

かつて一緒にバカをやった周りの友人たちが、就職して、昇進して、結婚して、家族が出来て……
それを横目に、何も持たない何者でもない自分を受け入れることが出来るか?

手探りの日々が続き、自分がやっていることが正しいかどうかわからなくなったり、精神的にキツイ日が続くこともあります。
それでも自分を信じることができるか?

言葉にすると簡単ですが、これは本当に難しいです。

そんな時に大切なのは、『初心にかえること』だと思っていて、大阪に戻ってくると僕は時間を作って、とある場所に行くようにしています。

かつて通った大学。
友達と、ひたすらタバコを吸いながら夢を熱く、熱く語り続けた場所。

大学を中退してから約10年。
少しばかり変わってしまったけれど、当時この角度からの景色を何度眺めたことか。

物語を作りたい!

ただ、そんなシンプルで真っ直ぐな気持ちだけで、何も知らない世界に、なんの保証もない世界に、「俺ならできる!」という根拠のない自信だけで飛び込む決心をした日。

あのヤケドしそう日々を思い出したくて……

大学を歩くと、当時の僕のような学生が居たりします。
もちろん言葉を交わすことはないけれど……僕は応援しています。

 

【書籍『(仮)ストーリーテラー』】
スマホで、3日間で書き上げた本。
自身初の書籍で、「過去」と、執筆している3日間が交錯するストーリー。
まだ初稿なので、発売日までに書き直しはしますが、お時間がある方は是非、ご一読ください。

ちなみに、「ストーリーテラーに登場人物として出ても良いよ!」って方が居れば、個別に連絡ください。
すでに数名の方から連絡をいただいています(*^^*)

書籍『(仮)ストーリーテラー』の初稿

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