“出す出す詐欺師”の杉本達哉が書籍の「はじめに」を全文無料公開!

昨年の11月辺りに(もはや記憶も曖昧……)3連休を使って「本」の初稿を書いた。

「出す!もう出すよ!」と言いながら一向に出さない。

もはや、杉本達哉という人間は最低としか言いようがない。
要するに、“出す出す詐欺師”なのだ。

加えて執筆中の脚本も未完成だ。
書き始めて1年半が経過している。

糞と呼んでください。

時々、「ブログを書いてないで脚本を書いたら?」や「先に本書けよ!」なんて意見を頂戴することもある。
そんな真正面から正論で殺しにくる意見に対しては、「うるせー!イカブス!」と悪態をついているのだが、内心はこう思っている。

「ごもっとも。おっしゃる通りでございます」と。

詐欺師でありながら実は素直な一面も合わせ持っている。

今現在、23時10分で、出す出す詐欺中の「本」の原稿を修正しているのだが、完全に煮詰まった。
だからブログに逃げてきたというわけ。

実は、正直に言えば、本の原稿は元々、95%ほどは完成していた。
あとは、「ちょちょっと直して完成、よし出版!」という段階ではあったのだが、トラブルにより延期になり、んでもってその時間経過の中で徐々に内容が気に食わなくなり、今現在はまた最初のページから修正をやり直している。

友達からも完全に愛想を尽かされているのだが、そろそろ本腰を入れないと本当に見捨てられそうな気配が漂ってきたので、せめて「ちゃんとやってるよ!」というところだけはお見せしておく。
発売時期に関しては正直まだ見通しは立っていない。
どうやら楽しみに待ってくださっていた人もいるようなので、なるべく守れない約束はしたくないし、時期についてはまだ明言しない。

だが、これだけは約束する。
必ず出す。

随分と前置きが長くなったが、このブログでは、現段階の本の「はじめに」を無料公開する。
まだ修正を加えるので“決定稿”ではない。
その点はご容赦いただきたい。

感想やコメントなどがあれば気軽に送ってください。
参考にさせていただき、「おっ!」というものに関してはそのままパクらせていただく可能性もあります。

ちょっぴり“長め”かもしれないので、お時間ある時に読んでみてください。

では、どうぞ。

はじめに

「3日間で本を書く!」

以前、僕が好きな芸人さんが「本もスマホで書きますね。3日くらいあれば1冊書けます」と発言していたのを目にした。
その瞬間、完全にインスパイアされ、3連休で初稿を書いた。
もちろんスマホを使って。

その時の原稿が、今、あなたが読んでくださっているこの本の原型である。

僕の「自伝」だ。

説明するまでもないだろうが、世間的には僕はまだ無名の男である。
にも関わらず「自伝」を出すことにした。

書き始めた当初、素早く完成させてすぐに出版しようとしたが、紆余曲折あって出版を一旦白紙にすることにした。
時間が経つにつれ、自伝を出版することに対する熱が冷めてしまった。
正直に言えば、「このまま出さなくても良いかな」とさえ思った程だ。
嘘偽りない正直な気持ちである。

初稿はネットで公開たので、もしかすると読んでくれた人も居るかもしれない。
そこから比べると随分、内容が変化した。
ほぼ全てを書き直すことにしたのだ。
初稿を読んでくれた人も改めて楽しんでいただけるように書くつもりだ。

ちなみに、普段は映画のオリジナル脚本を書きながらブログを書いたりしている。かつて舞台の台本も二度書いた。
だが、これまで本は書いたことがない。

地元から東京に出てきて、すでに1年が過ぎた。
感覚的には、もう何年も経ったような気がしている。

生まれは大阪で、とくに反抗期もなく、中学、高校と順調に進んだ。
初めての挫折は、大学に落ちたこと。
浪人して大学に入ったけど、色々あって最後の1年は中退した。
でも、その判断は今でも後悔していない。
あのまま大学に残って普通に就職してれば、こんな風に本を書くこともなかったはずだ。

それから約10年。
現在の住みかは東京だ。
生活費はアルバイトで稼ぎ、んでもって、夜は脚本を書いたり、ブログを書いたり。
睡眠時間は短い方だと思うが、時々寝過ぎて強烈な自己嫌悪に陥る。
もっとストイックな感じを出せればカッコいいんだろうけど、人間だからダラダラすることもしばしばだ。

食事に関してはあまり冒険できない。
栄養バランスを考えると色々ちゃんと食べるほうが良いんだろうけど、気がつけばいつも同じものばかり。
上京したての頃は、ほとんどがやよい軒の唐揚げ定食だった。

ちなみに、最近は「ストーリーテラー」と名乗ることもある。
物語を作る人だ。
元々は映画に強いこだわりがあったけど、今は少し柔軟になった。
色んなことに挑戦してみたい。
小説、ドラマ、舞台。
もちろん、絵本や朗読、ラジオなどもそう。

本来、誰しも『自分だけの物語』を持っている。

でも、今の時代、それが見えなくなっている人が多いんじゃないかな。
繰り返しの日々をただ生きていく。
難しく考えなくても生きていける。
おまけに、その方がラクだ。

でも、それに甘んじれば、自分の物語はどんどん曖昧になる。
些細な違和感にも気づけず、次第に心が乾いて感情のセンサーが壊れる。
考えなければ疑問を持つこともないし、悩んだり、後悔したりすることも少ない。

自分の未熟さに目を向けて傷つかなくてもいい。

それはそれで悪くない人生だ。
幸せの定義は人によって違うし、価値観も異なる。
僕の考えを押し付けるつもりはこれっぽっちもない。
僕も押し付けられるのは嫌だ。

常に前向きに生きる必要なんてない。
悩んで、葛藤して……個人的にはそんな人間っぽい温度のある人が好きだ。
綺麗なだけじゃ息が詰まる。
みっともない姿を誰かに晒してもいい。
もちろん、口では簡単に言える。
僕が今こうして書いているように。
実際、自分がその立場に立ったら勇気が要るハズだ。
でも、きっと誰かが支えてくれる。
僕はそう信じたい。

便利な世の中になって僕らの周りには「情報」と「選択肢」が溢れた。
素晴らしいことだが、同時に迷いも増える。
物事には相反する面が存在する。
極端な意見が注目される世の中だが、僕はフラットな視点を失いたくない。

ふと、一人で考えることがある。

みんな、なんで生きてるの?
いつか死ぬのに。
何のため?

何年もの間、ふとしたタイミングで考え続けているけど、いまだにこの答えは見つかっていない。
だが、一つわかりかけているのは、この答えを探し出すには「過去」に目を向ける必要があるということ。
周囲の雑音をシャットアウトして、心の声と記憶に集中する。
自分の内側への旅だ。

あなたの心の声は何て言ってる?

僕は自分の心の声がうまく聴こえない。

最近、「過去を振り返るな!」という言葉をよく耳にするような気がする。
個人的にはあまり好きじゃない考え方だ。

映画の主人公は葛藤していて、その葛藤を乗り越えるプロセスが物語になる。
僕は僕という人間の物語を作り上げたいんだ。
んでもって、その過程でよく「過去」へ行く。

どうだろう?
よければ、僕と過去へ行ってみない?
少しの間、一緒に旅をしよう。

旅の途中で何かを得るかもしれないし、何も得ないかもしれない。
そんなことはどっちだっていい。
旅の醍醐味は「旅をすることそのもの」だ。

いつの日か、あなたの過去へも行ってみたい。

さて。

そろそろ行こうか。

☆「良いんじゃね?」と思った方は『シェア』していただけると嬉しいです☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。