【RooM研究会】見方を変えれば景色が変わり、複数の解釈の存在に気づく。

出口が存在しない部屋『RooM


 

完全なる密室……

 

みなさん、おはようございます。

ストーリーテラーの杉本です。

 

先日、アメブロからWordPressへ変更しました。

今後ともよろしくお願いします。

 

普段、映画のオリジナル脚本を書きながらRooM研究会で日夜、思考実験を繰り返しています。

 

RooM研究会って?


出口が存在しない部屋(RooM)を想像上に作り上げ、その中で出口を見つける、ある意味「究極の矛盾」に挑戦する研究会。

RooM研究会のコンセプト


先入観を疑うことで、あらゆる問題に存在する普遍的かつ抜本的な問題点を特定し、解決不可能だと思われている問題や課題を解決する方法を見つける。

 

……と、それっぽく書いてみましたが、要するに「出口がない部屋で真剣に出口を見つけようともがく中で、突如沸き起こるインスピレーションを深掘りしたり、思考が寄り道する過程(妄想とか過去とか)を楽しもう」ということです。

 

では、早速、本日の思考実験に入ります。

 

RooM研究会 思考実験ノート


場所:RooM(出口が存在しない部屋)

 

【昨日のまとめ】

目撃者が他者の意志(取引者の男たちor新一)で、目撃できる場所まで誘導されたケースを考えることによって、物語に複数の背景が存在している可能性が浮上する。

 

【今日の思考実験】

前回までの考察で次の3つのケースが浮上した。

 

【ケース①】

目撃者が自らの意志でどこかに潜み、新一が殴打される瞬間を目撃した。

【ケース②】

目撃者が取引者の意志に誘導され、結果的に新一が殴打される瞬間を目撃した。

【ケース③】

目撃者が新一の意志に誘導され、結果的に新一が殴打される瞬間を目撃した。

 

結論は「目撃者は新一が殴打される瞬間を目撃した」となり、同じである。

 

この事実が一体何を意味するのか?

実はこの部分こそが、この思考実験を行う本質的な部分であり意義である。

 

例え結論が同じであったとしてもその背景には複数の可能性が存在している。

この事実に目を向けるべきなのである。

 

実を言えば、この3つのケースにおいて、どれが正しいかという議論、考察は現段階ではあまり意味をなさない。

なぜなら、全て正しいと解釈することも出来るし、その逆もまた然りである。

これら複数の解釈が可能なのは不確定要素が多すぎるというのが原因である。

 

じゃあ、そもそも、こんな事を考える意味なんてないんじゃない?

 

そのような意見が出てくるかもしれないがそれは違う。

なぜなら今回、【RooM研究会】で複数回に渡って、このダイジェストシーン(新一が殴打され、薬を飲まされ身体が縮む)を考察したが、これを読んでくださった方の中で、他の解釈が存在するかもしれないと感じていた方が一体どれほどいただろうか?

 

単純に、怪しい取引を目撃した新一が背後から殴打された後、薬を飲まされて身体が縮んだという事実を事実のまま受け取っていたのではないだろうか?

 

物語を楽しむ上では、それで何の問題もない。

しかし、「ほんの少し視点をずらすと複数の解釈が生まれる」という事実は考えようと考えまいと存在するのだ。

ここが何より重要である。

あまりに当然すぎてほとんどの人が気づくことが出来ない。

ある種の灯台下暗しである。

 

もう一度言う。

物事に対してほんの少し視点をずらすと複数の解釈が生まれる

 

なぜ、これほどまでにこの部分を強調するのか。

これには明確な理由がある。

僕はあくまで名探偵コナン研究家ではないしダイジェスト批評家でもない。

 

恐らく、ここ複数回、一切登場していなかったので案外忘れている方もいるかもしれないが、今現在、RooMの中で出口を探している最中なのだ。

 

出口に繋がる糸口を辿り、今回の題材を考察するに至っているわけであり、あらゆる解釈を駆使することでしか出口を見つけることは不可能だと感じているからである。

 

これから先は、出てきた解釈(ケース①〜③)を抽象化しRooMに当てはめるという作業工程があるのだが、そのためには一旦RooMに戻る必要がある。

 

よって次回、再びRooMで語ろうと思う。

 


 

皆さん、いかがでしょう?

出口は見つかりそうですか?

 

では、本日はこの辺で。

 

 

RooM研究会代表/ストーリーテラー

杉本 達哉(Twitter:@Sugimoto_2017)

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