【30分小説】(仮)After the party 執筆18日目 痛みと孤独と生きている実感

30分小説 コンセプト


過去に舞台の戯曲を2度手がけ、普段はオリジナルの映画脚本を執筆する杉本が130分のみを使って、初の「小説」に挑戦する。

目標/書き上げた後の流れ


書き上げた物語を推敲し、最終的に出版する。

 

  • タイトル:(仮)After the party
  • ジャンル:群像劇
  • 内容:未定(書きながら考える)

 

執筆18日目
(執筆日時:201810月17日06:20~06:50 投稿:10月17日)

 

冷蔵庫からいくつか無造作に野菜を取り出し、冷水でゴシゴシと洗う。

暖房もついていない凍てつくような室内。

手元に感じる痛みに近い冷たさが生きている実感を南沢に与えていた。

しっかりと水を切った野菜に塩をふりかけ豪快に齧る。

決して美味くはない。

耐えられないほどの空腹ではないにせよ、何かしらを腹に入れておく必要がある。

そう感じていた。

 

ここ数年、女とは無縁の生活が続いている。

特にこれといった理由はない。

タイミングがなかった。

言葉にすると、それほど陳腐で手垢まみれの表現がピタリとハマった。

孤独を感じないといえば嘘になる。

ただ、孤独から抜け出したいと考えたことは一度もない。

むしろ居心地が良いとさえ感じる。

自分だけの世界。

だが、そんな事情を知ってか知らずか、田本は初対面の時から絡んできた。

 

~本日はここまで~

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