【30分小説】(仮)After the party 執筆15日目 うんざりするほど長い時間と変わらぬ声

30分小説 コンセプト


過去に舞台の戯曲を2度手がけ、普段はオリジナルの映画脚本を執筆する杉本が130分のみを使って、初の「小説」に挑戦する。

目標/書き上げた後の流れ


書き上げた物語を推敲し、最終的に出版する。

 

  • タイトル:(仮)After the party
  • ジャンル:群像劇
  • 内容:未定(書きながら考える)

 

執筆15日目
(執筆日時:201810月12日 06:37~07:07 投稿日:10月12日)

 

滑走路の上、明滅するあかりが霞んで見える。

緊張しているのだろうか。

寒さのせいだと思いたいし、実際にそうだと思っている。

けれど、それだけじゃないということだってしっかりと自覚している。

マリエは携帯を取り出し、しばらくしてからボタンを押した。

うんざりするほど長い時間に感じられる。

呼び出し音を耳元で感じているにも関わらず、鼓動もはっきりと認識できた。

もっと舞い上がるものだと思っていた。

でも、その感覚はちょっと違った。

純粋に緊張していたのだ。

「はい、もしもし?」

突如、聞こえた声によって思考が分断される。

不意を突かれうまく呼吸が出来ない。

「おーい」

「……」

「マリエ?」

かつて何千回と聞いた悠哉の声は当時と何も変わっていない。

「……おはよ」

 

~本日はここまで~

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