【30分小説】(仮)After the party 執筆14日目 まるで絵に描いたような幸せ

30分小説 コンセプト


過去に舞台の戯曲を2度手がけ、普段はオリジナルの映画脚本を執筆する杉本が130分のみを使って、初の「小説」に挑戦する。

目標/書き上げた後の流れ


書き上げた物語を推敲し、最終的に出版する。

 

  • タイトル:(仮)After the party
  • ジャンル:群像劇
  • 内容:未定(書きながら考える)

 

執筆14日目
(執筆日時:201810月11日 06:15~06:45 投稿日:10月11日)

 

感傷的になったりする歳なのかも。

そう思うと、どこか可笑しく思わず笑ってしまう。

ふいに幼い子供の声が聞こえた。

両親に手を握られ楽しそうにエスカレーターを登ってくる女の子が見える。

その無邪気で楽しそうな笑顔。

男性の方は細身の体に程よい筋肉が乗っているのがわかる。一見無造作に伸びた髭でさえその色気を際立たせ、隣で微笑む女性の艶やかな髪が白い肌をより一層引き立てている。

まるで絵に描いたような幸せな家族がそこにあった。

あの女の子は気づいているのだろうか?

自分が幸せな家庭に生まれてきているという事実を。

たった一度しかない人生において、それがいかに幸せで、何物にも変えがたい幸運であるかということを。

いつまでもその笑顔を持っていて欲しいと思う反面、どこかでそんなに甘くないと思ってしまう。

そんな自分に嫌気がさし、マリエは席を立った。

 

~本日はここまで~

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